昨夜の経営者が集う勉強会でディスカッションしました。
社員に毎月安定して定額の給与を支給すること。
これは、私自身もかつては当たり前のことと思っていました。
しかし、経営者の立場からすると大変難しいことなのです。
給与原資は売上の中から捻出されます。
しかし、売上額を一定かそれ以上に高めることには大変な努力が必要です。
通常、売上額は変動します。一方で、安定した給与支給のためには安定した一定の売上が必要です。
もし売上が下がれば、金融機関から借り入れるなどして資金調達をしなければなりません。
経営者は命がけなのです。
この感覚は、おそらく経験した経営者にしか理解出来ないでしょう。
社員に安定して給与支給することは、立派な利他行です。