2011年12月18日日曜日

改善の浸透にはやってみせて

当社は社員の経営者感覚を育成することが事業メインのコンサルです。

経営者感覚のための取っ掛かりとして、改善活動を活性化するところから始めています。

改善活動を採算意識へ結び付けて、さらには経営理念へ結び付けて、適正な人事制度でまとめるといった取組みをしています。

しかし、入り口であるこの改善活動、対象となる職場の従業員の方々の意識が変わらない限り上手くいきません。

どうやって意識を変えていくか。

これは地道な説得と行動しかありません。

コンサルタントの説明を受けて素直に直ぐに実行してもらえるようなことは、まずありません。

ほとんどの場合、目先の仕事が忙しいので改善は二の次となってしまいます。

そこで有効なのは、「改善を実際にやって見せる」ということです。

製造工場であれば、生産ラインの所に一緒にいって、今から何か一つ問題を見つけて改善してみましょう、とやるわけです。

山本五十六の有名な言葉があります。

やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

まさにこれです。

先週もあるクライアントにお伺いした時、女性リーダーの方から、

「二人作業を一人で出来ないかレイアウトを工夫してやってみたら、出来てしまいました」と報告を受けました。

改善の必要性に気付き、やり方を学び、実際にやってみる、この姿勢。

今は部下の人たちに一生懸命説明をされています。頼もしい限りです。

因みにこの改善案、お金は一円もかかっていません。

まだまだ改善ネタは沢山あります。

お金をかけず知恵と工夫での改善。


先週は商店街のお店の集客改善にも取り組みました。

社長を筆頭に店員全員が如何に本気になるか、そのためのシンプルな仕組みを作りました。

これからの売上の変化が楽しみです。


従業員の意識を改善へ繋げていく。

まず、そこに持っていけさえすれば、利益の変化も期待できます。

2011年12月5日月曜日

改善コンサルへのニーズが増加

最近増えています。

利益に直結して直ぐに成果が出る改善活動です。

現場で一緒になって改善に取り組むことは当社の特長の一つですが、一番目指したいことは経営者感覚を持った社員を増やすこと。

経営者感覚を持った社員とは、会社の目的意義を理解して、採算を意識しながら積極的に改善を行い、その結果お客様のニーズを満たして会社の利益に貢献できる社員です。

改善ニーズがあるお客様に対しても改善活動への取組みを皮切りに、経営者感覚にまでレベルを高めていくことを目指したいと思います。

2011年12月2日金曜日

あっという間の週末、ふと思うこと

平日は毎日お客様の所でコンサルティング。

事務所へ行くことはまずありません。

週末の土日は仕事場でまとめと今後の進め方の検討といった日々です。

案外気に入ったワークスタイルです。

なぜか課題が複雑ほど、その紐解きのために俄然やる気が出てきます。

明らかにサラリーマンの時よりも数倍考え行動していますね。

それが結構楽しいことでもあります。

振り返ればサラリーマンのときも頑張っていたつもりですが、知らないうちに逃げの姿勢があったのでしょう。

不退転で走っている今と、逃げれる安心感がどこかにあった過去とで比較すれば、出せるアウトプットのレベルが違うと思います。

この週末も、お客様に満足いただけるアウトプットをご提供すべく楽しみながら知恵を絞ります。

2011年11月20日日曜日

甘いみかんをゲットする方法

家族で伊勢原までみかん狩りに出かけました。

沢山のみかんの木々を前にして職業柄、課題設定モードになってしまいました。

この中から甘いみかんを確実に見つけ出す方法はないか?

実地調査を重ねて、要件を4つに絞りこみました。

それを家族に伝えて皆で仮説検証。

どうやらほぼ100%間違いなく甘いみかんをゲットすることが出来ました。

今日は天気が良く達成感も気持のよい状況でした。

息子も楽しみながら問題解決に興味を持ってくれたらなあと思います。

因みに4つの要件は内緒です。

2011年11月14日月曜日

10万キロ突破

仕事で使っている車の走行距離が10万キロを突破しました。

電車よりも移動効率が良いので、片道200キロくらいのところまでは車を活用しています。

単に移動手段というだけでなく、時には移動事務所にもなります。

また仮設宿泊所にも。

創業以来ずっと苦楽を共にしてきた相棒です。

今日はミッションやエンジンのオイル交換をしました。

近々タイヤ交換もして、おめかししてあげようと思います。

これからも宜しく!

2011年11月13日日曜日

お客様の作業着を着て

新しく始まったお客様のところで社員と同じ制服(工場では作業着)をいただきました。

私の名前を刺しゅう入りで作っていただきました。

私はお客様にお伺いする時、いつも皆さんと同じ制服や作業着を準備していただきます。

気合いが入るとともに、心地よい緊張感があります。

経営改善への期待に何としても応えなければなりません。

活動の結果が利益に繋がりました、という報告を聞く瞬間が最高の喜びです。

その時を目指して、これからも現場に入り込んでいきます。

2011年9月12日月曜日

足にデキモノが。。。

先週の金曜日の夜から足に違和感がありました。

土曜の朝に病院へ行くと、化膿していたので切られてしまいました。

昨日の日曜日まで、足を引きずるような状況に。。。

でも、土日に客先訪問が無くてホッとしました。

都内のオフィスへ行く予定を自宅作業へ切り替えるだけで済みました。

今日は無事に客先へ。

足も順調に回復しています。

よしよし。

2011年9月10日土曜日

雇用は利他行

昨夜の経営者が集う勉強会でディスカッションしました。

社員に毎月安定して定額の給与を支給すること。

これは、私自身もかつては当たり前のことと思っていました。

しかし、経営者の立場からすると大変難しいことなのです。

給与原資は売上の中から捻出されます。

しかし、売上額を一定かそれ以上に高めることには大変な努力が必要です。

通常、売上額は変動します。一方で、安定した給与支給のためには安定した一定の売上が必要です。

もし売上が下がれば、金融機関から借り入れるなどして資金調達をしなければなりません。

経営者は命がけなのです。

この感覚は、おそらく経験した経営者にしか理解出来ないでしょう。

社員に安定して給与支給することは、立派な利他行です。

2011年8月17日水曜日

息子のサッカー練習を通して

小学生の息子がリフティングに取り組んでいます。

回数を増やすべく、毎日の目標を明確にして、出来るまで帰宅しない執念で頑張っています。


なんと稲盛経営十二カ条の1から4を実践していることに気付きました。

因みに、
1:事業の目的・意義を明確にする
 ⇒上手くなりたい

2:具体的な目標を立てる
 ⇒今日は○○回のリフティングが出来るようにする

3:強烈な願望を心に抱く
4:誰にも負けない努力をする
 ⇒必ずやり遂げる 

ただサッカーが上手くなるだけでなく、
将来社会人として活躍できる素養まで身につけてくれたらなあと思います。

2011年8月14日日曜日

盛和塾新潟例会の余韻

先週8日の月曜日に新潟の朱鷺メッセにて、稲盛塾長の経営問答がありました。

そして、翌日から塾長はじめ有志の塾生とともに佐渡に渡りました。

経営の極意を少しでも感じ取るために、塾長がお話になることや行動を三日間お近くで見てきました。

また道中やコンパにて、塾生(全員経営者)の方々との交流からもアドバイスや気づきを沢山いただきました。

新潟より戻ってからは、気付いたことをお客様にお伝えしながら自分自身確認しています。


「問題に出くわしたとき、稲盛塾長ならどう対処するか」と考え行動することは、大変重要なことだと考えています。

経営の現場で瞬時にそのような発想が出来るようになるために、今回の新潟での体験を活かしていきたいと思います。


最後に盛和塾の新潟塾生の方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

2011年7月30日土曜日

なでしこ力、読みました

今日は午後から3冊の本を読むことにしました。

1冊目は佐々木監督の「なでしこ力(ぢから)」。

出版は2011年1月となっていますから、まだワールドカップ前ですね。

そこに、世界一になろう!って思いが綴られています。

結果を出されたので説得力がありますね。

一番学んだことは、

いかにメンバーの積極性を引き出すか、

というリーダーの責任の果し方について、です。

当然、常に同じ方法論が適用できるわけではありません。

対象とするチームにどう対峙するか、考えさせられました。

2011年7月27日水曜日

経営理念の浸透に唱和は必要か?

答は、必ずしも必要ありません。

さらに手帳も必要ありません。

あるお客様企業で実証が出来ました。

経営理念を構築してから、一度も朝礼等での唱和は行っていません。

でもしっかりと浸透が図られてきました。

外部の方々からの社風評価も上々です。

何のための経営理念なのか、

浸透させるとはどういうことなのか、

考え続け、議論し続けてきました。

経営理念の浸透策には様々な方法が検討できます。

唱和が効果的な場合もあれば、唱和をしないほうが効果的な場合もあります。

逆説的な方法が以外と功を奏することがあります。

2011年7月25日月曜日

伝説のスピーチ

ご存知の方も多いと思います。

先日、ある上場企業の社長さんに教えていただきました。

アップル創業者のスティーブ・ジョブスの伝説のスピーチです。

体験に基づく人の生き方、経営者の姿勢が短い中に凝縮されていて、

迫力、説得力がありました。

特に若い方にとって、勇気をもらえ、前向きな姿勢になれると思います。

YouTubeに字幕付きのものがあるので、お勧めです。

2011年7月9日土曜日

盛和塾横浜の勉強会でディスカッション

盛和塾横浜の勉強会がありました。

先日開催された盛和塾世界大会の感想を全員が発表し、

経営に対するそれぞれの考え方をぶつけ合いました。

ほぼ全員が経営者という集まりなので、経営の現場における社長の課題に対して、

思い思いの意見が出され、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

世間には経営者が集まる勉強会は多々ありますが、

盛和塾は大変有意義で面白く、別格だと思います。

2011年7月7日木曜日

盛和塾、参加してきました

昨日、一昨日と横浜で盛和塾世界大会参加してきました。

今、経営者の考え方・姿勢はどうあるべきなのか、考えさせられました。

誰にも負けない努力をしているか?

燃える闘魂で頑張っているか?

創意工夫をしているか?

絶対にあきらめないことと、強く思って努力すること、

先輩経営者の方々の実体験から、改めて認識させていただきました。

宗教的だとか、精神論的だとか、批判もありますが、どうでもいいです。

経営は、まず考え方です。テクニックではありません。

本当に重要な考え方です。

本当に幸せになるために、必要です。

これでいこうと思います。

2011年6月27日月曜日

改善依頼が増えています

本日も新規依頼の連絡をいただきました。

今の時代を反映してか、利益に直結する改善依頼が増えていますね。

弊社の売りは、現場での直接アプローチ。

こちらで答を出してしまう取組みもあれば、

お客様の社員に気付いてもらって改善感覚を高めてもらいながら進める取組みもあります。

ニーズとしては直ぐに成果が欲しいというご要望が多いのですが、

社員のパワーでしっかり成果を出していく方をお勧めしたいのが、実は本音です。

2011年6月25日土曜日

現場に張り付く日々です

今週は久しぶりに連続して現場に張り付きました。

製造工場のラインに1日当たり約10時間。

年齢のせいか、立ちっぱなしがちょっときつく感じる今日この頃ですが、

誰が何と言おうと現場では本当の問題を直に確認することが出来ます。

一時、会議室での指導スタイルも多くなりましたが、

現場で問題を把握して、現場で話し合って、現場で改善する、がコンサルの基本だと再認識しています。

泥臭いですが、利益の源泉は現場です。

2011年6月23日木曜日

ご無沙汰していました

昨日、ある方からブログが3・11以来更新されていないというご指摘をいただきました。

意識が離れていました。

その方のお勧めもいただき、今朝は倫理のモーニングセミナーにも半年ぶりに出席しました。

この数カ月、本業へかなり集中しており、本業以外のことを二の次にしていました。

自分の考えとは別に、私のことをいろいろと心配してくださっていた方が多いことに今朝気付きました。

振り返ればかなり利己に傾いていたと思います。

今朝お話をいただいたN社長とは、どん底の時にご相談を受けた方です。

今は復活され事業も順調とのこと。

ん~、なんか上手く表現できませんが、

ご縁とか、大きな流れの中での自分の立ち位置というか、

もっと謙虚に素直に受け止めて、

その上で全力で頑張る、が必要だと感じました。

久しぶりに今日の気づきは大きいです。

で、これからどうするんだ、と。

出張先の海沿いのホテルからの発信でした。

2011年3月11日金曜日

講演

昨日は埼玉県下にて経営者の勉強会の場で講演させていただきました。

いつもと違い、私の実体験から感じたことをお話しました。

気がつけば社会に出てから20年以上。

様々なことがありましたが、全ての出来事が現在の仕事の糧になっています。

全て無駄なく必然だと改めて思いました。

それにしても経営者の皆さんは明るくて元気のいい方ばかりでした。

ありがとうございました。

2011年3月9日水曜日

アメリカンドッグと缶コーヒー

客先訪問後の自分自身へのご褒美の定番です。

行った先のコンビニで合計203円のささやかな楽しみです。

アメリカンドッグを頬張りながら、

今日は満足していただけるアウトプットが出せただろうかと振り返ります。

明日も頑張ります。

2011年3月4日金曜日

今時の大学生

先日、大学生ボランティアを募って小学生を対象にイベントを開催しました。

驚いたのは大学生の積極性です。

ボランティアに応募してきた大学生の多さ、

また子供たちに対する思い入れ、温かさ、

彼らの能力の高さ、思いの強さに感動した次第です。


中には4年生にもかかわらず、就職先が決まっていない学生もいました。

企業の採用担当者は見る目が無いのではないか!?

当社ももう少し大きくなれば、彼らを採用したいと思いました。

2011年2月26日土曜日

桑田さん

昨夜テレビで桑田啓祐さんの歌を聴きました。

嘘偽りなく魂から本心を表現されているように、私は感じました。

いい歌だなあと大好きになりました。

一方で、売れていてもどうしても好きになれない歌手がいます。

本当はどうか分かりませんが、

何となく色々な意味で違うんじゃないの?と思えてしまう芸能人です。


まあさておき、相手の魂を揺さぶる表現や行動は経営者にとって学ぶべきことが多くあります。

2011年2月24日木曜日

教育の最重要課題は師匠の信念と忍耐力

丁稚で注目の秋山社長のお話を伺いました。

丁稚というプロセスを通して人間力の高い職人を育てることが表面の部分での目的です。

もっと深いところでは、社長が自分が身につけてきた技術・人間性等々の全てを伝えること。

さらにその裏側には先祖代々の頑張ってこられた遺伝子が自分の中にあり、それを未来の子孫へ永遠に繋いでいくこと。自分はその途中の繋ぎの役割と責任があること。それを実行することが重要とのことでした。

丁稚制度では、厳しさに耐えうる若者の忍耐力以上に、信念をもって若者を育てようと思い行動する師匠の忍耐力が重要だと思いました。

私自身も後輩に対して、師匠となるべき要件を満たしていかなければなりません。

2011年2月22日火曜日

まだまだ気付けてない思わぬニーズ

必死になってニーズを探す努力を続けているつもりでも、

まだまだ気付けていないですね。

今日は思わぬニーズが2件ありました。

1件は自分が主催する小学生を対象にしたイベントについて。

なかなか参加者が集まらなくて苦心していたのですが、

思わぬ方向からのニーズがあり問い合わせがありました。

ちょっと詳細は書けませんが、

その方向からのニーズの想定は全くありませんでした。

でもその方向へアプローチしていたならば、

大きなニーズに応えることが出来たことは間違いないです。


2件目は新たなコンサル案件の引き合いがありました。

それも思わぬ方向から。


まだまだ気付けていない自分を少し反省した次第です。

2011年2月21日月曜日

経営理念が浸透し始めた

あるお客様で経営理念が浸透し始めました。

何もって浸透し始めたかを確認することは、以外と難しいです。

内部の社員からみて、その実感が無かったりします。

簡単な方法は、外部の人からどう見えているかが参考になります。

訪問された方から「皆さん気持のよい挨拶をされますね」とか、

「問い合わせに対する対応がいいですね」といった声が聞こえてくる場合、間違いなく浸透が進んでいます。

先日もお客様のお客様からそのようなお褒めの言葉をいただいたとのことでした。

私も外部の人間としてお客様の雰囲気が変わってきたことを実感していたので、

それが現実として評価されたことに嬉しくなりました。

2011年1月15日土曜日

強烈な願望を持つ

信じて疑わない強い思いを持てれば、人生は思った通りになる。

あれこれもではなくて、本業一筋に打ち込む。

僅かな疑念や恐怖心があってはダメ。

潜在意識が行動を促していくくらいまで、思い込むこと。


昨日の勉強会で稲盛塾長のお話を改めて確認しました。

既に何度も確認してきたはずのことですが、初めてのごとく身に沁み入ります。

稲盛塾長ですら何度もフィロソフィを反芻して体に植え付けようとされているとのこと。

繰り返し繰り返し、皮膚感覚になるくらいの継続が課題です。

2011年1月11日火曜日

会いたい人に会えてしまう

昨日、仕事の関係で電話で話したい方がいたのですが、祭日ということもあり遠慮していました。

今日は、遠方出張で朝4:30に車で出発しました。

いつもなら5:00に出るのですが、なぜか早く目が覚めました。

車で走っていると、まだ夜が明けないのに一台のバイクが走っていました。

一旦追い抜いたのですが、信号待ちの時に横に付かれました。

その人は、なんと昨日会いたいと思ったその人だったのです。

何という偶然なのか、びっくりしました。

実は昨年の暮れから、この例と似たようなことが数回ありました。

思った人に会えたり、

思わぬ人から連絡が来たり、

驚きの連続です。


この状況を次のように分析しました。

潜在意識でリモートビューイングをしているのでは?(怪しい)

今朝の例でいくと、彼に会うために早めに出発したのかも。

今年は運が良さそうです。