2009年9月17日木曜日

渋沢栄一

今朝、渋沢栄一のお話をお伺いしました。

何が凄いのか、500社近くの企業設立や600もの社会事業に関係したという結果が目立ちますが、

独占を嫌い、得られた利益は必要なところへ分配していったというところです。

フランスへ渡り西洋文化に刺激を受けながら、東洋の精神を忘れてはならないという考えを持ち、

そのような時代にしっかりと経済の本質的なポイントを押さえていたということには、驚きです。

所謂、道徳経済合一説ですね。

財閥を作ろうと思えば出来たにも関わらず、作らず、自分の名前が付いた会社は皆無であることから、

まさに道徳経済合一を実践された方なんですね。


今、景気回復とともに経済発展を考えるのであれば、必要な考え方であると思いました。

2009年9月16日水曜日

これからはオンリーワン

先日、仲間に誘われてあるうどん屋さんに行きました。

美味しいうどん屋さんがある、とのことでした。

私は、うどんに関してはどこも大きくは差は無いと考えていました。

そのお店で勧められたのは、かき揚げうどん。

お膳が運ばれてきてびっくりしました。

かき揚げが、見たこともない大きさなのと、衣がひじょうに細かく見えました。

食べると、これが絶品でした。

今度は家族を連れて行きたいと思います。

これですね。

オンリーワン!


お客様を感動させて、それがオンリーワンであること。

今、重要な価値観であると思いました。

2009年9月14日月曜日

改めてECRS

ECRSって、ご存知ですか?

製造現場で改善活動に携わっている方にとっては、今さらという感じだと思います。

でも最近、改めて有効な概念であると再注目しています。

IE(インダストリアル・エンジニアリング)は日本の高度成長を支えた重要な技術の一つただと思いますが、

その中でECRSの考え方は、直ぐに使えます。

無くせないか?組み合わせることができないか?入替えができないか?単純化できないか?

です。

それぞれ英語の頭文字ですが、詳細はネット上で調べていただければと思います。

2009年9月11日金曜日

西郷さんと初対面

西郷さんと初対面しました!

といっても上野公園にある西郷さんの像のことですが、

東京に来て十年以上になりますが、上野公園自体初めてでした。

これから毎月一回は行くことになりそうです。

最近、南洲翁遺訓を読んでいたこともあり、

感慨深いものがありました。

ところで西郷さんが連れている犬の名前、ご存知ですか?

ツンというそうです。

先日、ある方に教えていただきました。

維新の立役者に思いを馳せながら、自分も頑張っていきたいと思います。

2009年9月10日木曜日

倫理法人会に入会して一年が経ちました

私は東京都町田市倫理法人会の会員です。

入会して約1年が経ちました。

今まで多くの方々とのご縁をいただき、また毎週モーニングセミナーでは元気をいただいてきました。

東京都だけでも60箇所以上の単会があり、毎日どこかでモーニングセミナーが開催されています。

私もいくつか他の会にも参加してきました。

どこの会でも事前連絡無しで、突然行っても暖かく迎えていただけることは、大変気持ちが良いです。

神を崇め奉ったり、怪しい場ではありません。

経営者を中心とした方々があつまる真面目な場です。

ご興味の有る方は、朝早いですが参加されることをお勧めします。

2009年9月9日水曜日

未知なことは自分磨きのチャンス

最近、意識していることがあります。

今まで知らなかったことがあれば、それを体験するようにしています。


新たな人の集まりの場があれば、必ず参加するようにします。

自分が期待する出会いがほとんど無いのでは、と思われる場でも出て行きます。

すると自分が考えてもいなかった、しかし、私にとって大変価値のある情報が得られる出会いがあります。

むしろ何もないことのほうが、経験上少ない気がします。


書店で本を見ているとき、買うかどうか悩んだときは必ず購入するようにしています。

じっくり読むと、思わぬ刺激を得ることができます。

必ず何かあります。


先日、ラジオで果物の「無花果(いちじく)」の話題がありました。

たまたま聴いていただけなのですが、

無花果とは、その名前の通り、花が無いように見えるのですが、実は中のプツプツが花なのだそうです。

また見た目は良くないのですが、かなり美味しいとのお話しでした。

ということで、早速購入し食してみました。

実は今まで一度も食べたことがありませんでした。

いやあ、感動しました。

上品な甘さと食感です。

私の中で刺激されたことのない神経が、活性化されたことでしょう。


自分が考えられる範囲、意識している範囲の出来事は、既に自分の価値観の延長上のことでしかありません。

もっと世界を広げるためには、自分が今及んでいない領域へ何とか出て行くことが大切だと考えています。

ハプニングや降りかかる難題は、まさに有り難い機会だと捉えることができます。

2009年9月8日火曜日

改善活動における第一の障害

第一の障害は何といっても、自分たちは既に精一杯取組んでいるという現場の方々の思い込みです。

この気持ちを打ち崩すには、相当なエネルギーが必要です。

良い方法としては、もう改善の余地が無いと思っている職場で、実際に改善ポイントを見つけ出して実施例を示すことです。

しかし、この時点で皆が活動を進めることに対して納得するかどうかは、確実ではありません。

外部コンサルタントの立場で指摘をする場合、心から納得しない方々がいる場合が多々あります。

でもこのような方々は、仕事に対する思いの強い人が多く、後で結果を出していかれることがよくあります。

このような方々の気持ちをどう動かすか?

相手に対して、本当に良くなってもらいたい、という気持ちが伝われば、動いていただけます。

商売でコンサルに来ているとか、先生として指導する、といった姿勢を飛び越えて、純粋な気持ちで対象となる職場に良くなってほしいという思いが必要です。

相手の強い思いを変化させるためには、働きかける側の思いも本気でなければなりません。

そして、お互いの良くしたいという思いを何とかして共鳴させる、といったような感じです。

コンサルタントとして、客先へ訪問する時間に制約がある中で、どうやって人の気持ちを変化させていくかは、目に見える手法以上に重要な技術です。

2009年9月6日日曜日

改善の仕方が分からない時は

改善の考え方・進め方について、まだまだ教えて欲しいといったニーズがありますね。

製造業ではもう常識なのでは、と思うところもあるのですが、

まだまだ分からないという企業さんが沢山いらっしゃいます。


改善には様々な考え方・進め方がありますが、短時間でポイントを伝える必要がある時には以下の説明をしています。

例えば仕事の時間効率を高めるためには、時間を「価値を生んでいる瞬間」と「それ以外の時間」に分けて捉えること。

このことを理解して実践できれば、結構大きな成果を得ることができます。

IE(インダストリアル・エンジニアリング)では基本的な知識ですが。

しかし、自分たちの職場に対してそのような目で仕事を捉えていくためには、少し努力して慣れていく必要があります。

利益創出に結びつく方法のひとつとして、有効な取組みです。

2009年9月5日土曜日

起床時刻を一定にする

私の起床時刻は毎日4:15です。

遠方への出張があるとき、無いときにかかわらずです。

この時刻だと、スケジュールの変動にかかわらず起床時刻を変更する必要がありません。

よって一日のリズムが作りやすいと感じています。

一定の決まった時刻に起きるという習慣は、始めて何年にもなります。


また、朝は生産性がよいことは間違いありません。

創造力が必要な仕事は出来るだけ早朝にこなすことがよいと思います。


ところで、そうは言っても崩れそうなときがあります。

どうしても仕事が夜遅くなってしまう時などです。

でも経験上、起床時刻を決めておくことは一時的に睡眠時間が少なくなったとしても、

有効だと考えています。

ここに改めて有言実行で継続していきたいと思います。

2009年9月3日木曜日

心をわしづかみにする

本日は元祖便利屋さんのお話をお伺いしました。

ご活躍は映画に取り上げられるくらい有名な方です。

その方が最初に、事業はお客様の心をわしづかみにすることが重要と話されました。

そうすることが出来れば、営業営業と動き回る必要も無いし、収入も増えていくとのことです。

もう何十年もその姿勢で仕事をされてきて大きな実績を残されてきた方のお言葉です。

そのまま信じることが出来ると思いました。


自分自身の事業に対する姿勢、考えさせられました。

2009年9月2日水曜日

南洲翁遺訓

昨日に引き続き、西郷隆盛の話題です。

今、改めて南洲翁遺訓を読んでます。

解釈が難しいので、PHPから出ている松浦光修さん編訳の新訳版で読んでいます。

これはなかなか面白いです。

外交に関する内容で、一部、引用します。

「正しい道を進んで、それを真っ直ぐに貫いて、その結果、国ごと斃れてもよい、というほどの覚悟で臨まなければ、外交を立派に成し遂げることはできないね。相手の国が強いから、大きいから、などと言って、小さくなって、ことを荒立てまいということばかりを考えて、主張すべきことを主張せず、相手の言うことに「ごもっとも」と従っているばかりでは、だんだん相手から舐められる予ようになるよ。
舐めている相手はカサにかかって、こちらに要求してくるよね。けれども、こちらにも限度があるから、それで結局のところ、わが国の国民には不満感が高まっていき、かえってその国との友好関係が、いろいろな局面で実質的に破綻していくんだよ。
それでも相手の言うことに「ごもっとも」と従っているばかりなら、どうなる? 最後には相手の支配下でいきていかなければならないような、そんな国になりはててしまうだろうね。」

150年もの前の内容です。

今回の衆議院選挙で民主党がアメリカとの外交をどう進めるか、考えさせられます。

そして、全ての責任を民主党任せにしては駄目ですね。

国民一人ひとりが考え発言することが重要ですね。

そのような考えでいたいと思います。

ちょっと政治の話題になってしまいましたが、企業における部門のあり方、リーダーの心構えにも通じるところがあるなと思いました。

いずれにしろ、こんな考え方をして、背中が格好いいリーダーであれば、皆、付いていこうと思ってしまいますね。

日本人なので。

2009年9月1日火曜日

敬天愛人

言わずと知れた西郷隆盛の考え方です。

天を敬い人を愛する、天の下では皆平等である。


私は今、歴史作家の先生のご指導を受けています。

昨夜も勉強会があり、西郷隆盛について学びました。

特に考え方の部分をかなり深く教えていただいています。

その中で、至誠に集約される様々な考え方、生き方に圧倒されました。

誠を貫け。

天が全て見ている。

また、このことに基づいて文明というものを西郷さんは以下のように見ています。

文明には道が必要であり、華やかにすることではない。

本当にそれが必要なのか、根本を見極める必要がある。

維新後の行動、荘内(庄内)藩への対応等、あらゆるところに他の大将にはあまり見れない姿勢が貫かれています。


素晴らしい生き方です。

これからの時代を生きていくための大変重要なことを得たと思います。