2009年9月17日木曜日

渋沢栄一

今朝、渋沢栄一のお話をお伺いしました。

何が凄いのか、500社近くの企業設立や600もの社会事業に関係したという結果が目立ちますが、

独占を嫌い、得られた利益は必要なところへ分配していったというところです。

フランスへ渡り西洋文化に刺激を受けながら、東洋の精神を忘れてはならないという考えを持ち、

そのような時代にしっかりと経済の本質的なポイントを押さえていたということには、驚きです。

所謂、道徳経済合一説ですね。

財閥を作ろうと思えば出来たにも関わらず、作らず、自分の名前が付いた会社は皆無であることから、

まさに道徳経済合一を実践された方なんですね。


今、景気回復とともに経済発展を考えるのであれば、必要な考え方であると思いました。