最近、経営理念に改めて注目する経営者が増えている感じがします。
中小企業で経営理念を掲げている企業は統計的に6~7割と言われています。
しかし、このことがどれだけ活用・浸透できているかとみると、
1割にも満たないと感じます。
形だけ額に入れられて、過去の栄光を表す賞状のようにしか見られていません。
一方、経営理念を浸透させようと努力されている企業の経営者には共通点があります。
それは大きく2つです。
「社員への関心の度合が高い」、「お客様に喜んでいただきたい」
と強く思っています。
もういたる所で当たり前のように言われてきたこれらの課題が、
まだまだ出来ていない企業が多くあります。
なぜか?
それは、経営者自身の志が弱いからではないかと思います。
志があって、それを見える形にしたものが経営理念ととらえることができます。
また、事業はお客様に認められ喜んでいただいてなりたつもの。
これら経営者の志・理念とお客様の間に位置づけれるのが同志である社員です。
志からお客様までの一本の筋が通った柱を、自企業内にどう通すか。
経営理念にこだわる経営者は、日々、考えています。