2009年7月1日水曜日

D社も改善に勢いが出てきました

こんばんは。

本日はD社を訪問しました。

今取組んでいるテーマは、ある製品事業部の生産性向上です。
非常に厳しい採算状況なので、知恵と工夫で生産性を向上させることで採算を高めていこうという取組みを行っています。

活動を始めた当初は、もう十分に努力しているので改善できるところは無いといった思いが強かったのですが、活動を進めていくにつれて、無駄を見つけることができる新たな視点が出来上がってきました。

今日は取組んできたテーマの中でひとつ解決できたとのご報告をいただきました。
この改善案により月間で数十時間の時間短縮が図れる見込みです。
数十時間も改善できれば、新たな受注案件に取組むことができ、売上・利益の向上が期待できます。

ところで改善案を作り実行していく過程は大変苦しいものです。
当初は、現状のやり方が最善であり改善の余地はほとんど無いと思い込んでしまっている場合が多いです。
しかし、現場で調べていくと改善のきっかけが少しずつ増えてきて、途中からは上手くいくかもしれないという自信が出てきます。

このような過程を経るものですから、結果が出たときの喜びは大変大きいものとなります。
そして次の改善テーマへの積極性が出てきて、良い循環が生まれてきます。

私にとっては改善活動をサポートさせていただいている立場として、担当者の方々と一緒に喜びを分かち合う時、この仕事をしていてほんとうに良かったと思う瞬間でもあります。

さらに改善案と成果を積上げていきたいと思います。