2009年7月3日金曜日

心打たれる創業期のお話

おはようございます。

昨日は町田市倫理法人会で株式会社オーディオテクニカの松下社長のお話をお伺いしました。

オーディオテクニカさんと言えば、誰もが知っている有名企業ですね。
オリンピックでは数千本のマイクが採用されている世界的企業です。

創業期のお話から、時代の急激な変化に対する事業転換への取組みや、会社の風土作りまで貴重なお話をお聞きできました。

ここでは創業期のお話に関連して書きます。


どんな有名企業でも最初は小さく大変な努力をされた歴史があるというのは、当たり前のことかもしれません。
でも、その企業のトップの方から直接お話しいただく逸話には、毎度のことながら引き込まれてしまいます。

最初に事業を始めようと思った出発点の話では、いつも思います。
創業者の強い思いが前提ですが、その時期に同じようなことを考える人は他にもいたかもしれません。
しかし、創業者は一歩踏み出して実際に行動に出ます。
この「行動する」という衝動の部分に、私は大変関心があります。

他の人と何が違うのか?
どんな思いが強いのか?

本日のご講話の中でドラッカーさんの引用がありました。

「将来に関して知りうることは、今とは異なるということである。」
「将来を予測する最善の方法は、我々が将来を創造することである。」

この将来を創るという思いが強く、鮮明にイメージができるのかもしれません。
そして、創業直後の大変な苦難の時期を乗り越えていくことができるのでしょう。