こんばんは。
本日も、ある企業にて製造部門の改善活動のサポートを行いました。
最近はある種の改善活動へのニーズが目立ちます。
製造業では、出来るだけお金をかけず知恵と工夫で生産効率を高め、製造原価率を下げることができないかという内容です。
このニーズには、IE(インダストリアル・エンジニアリング)手法が有効です。
かつての高度成長期には、大手の製造業が競って導入した方法です。
今更IE? と思われる方もいるかもしれません。
私は今こそIEであると考えています。
投資が困難な環境においては、知恵と工夫でいかに成果を出すかが重要な課題です。
もう何年も改善努力をしてきた大手企業では、さらに雑巾を絞る余地はほとんどないといったところがあるかもしれません。
しかし、特に中小企業の中にはまだIEによって改善できる余地が多くあるところがあります。
今まで、IEによる改善に取り組んでいないといった企業には、チャンスです。
IEに取り組まれるときの重要なポイントです。
教科書的な勉強だけでは対応できません。実際の現場で培われた無駄を見つける視点が必要です。
経験のある方にご相談をされるとよいかと思います。
また、現場にて改善に取り組む時には、直接作業される方が理解納得されていることが重要です。
現場を離れた活動は空論となる恐れがありますので、必ず現場を巻き込んでいくことです。
知恵と工夫で厳しい状況を乗り切っていきましょう!