こんばんは。
本日はT社を訪問しました。
テーマは、現場改善です。
5S、生産性向上等、様々な課題に取組んでいます。
今日は月末の会議があり、活動の進捗を確認しました。
私からの最後の質問として「現在の改善活動の達成度合いは何%くらいか自己評価して下さい」という、ちょっと厳しい投げかけをしました。
するとその回答は「現在80%です。」と間髪射れずでした。
驚きました。
私の経験上、このような質問には60点台くらいの回答が多いものです。
当たり障りの無い程度の回答が多いのです。
ところが自信を持って80%ですと、製造リーダーは発言されました。
そう、自信があるのです。
嬉しく思いました。
実際に工場を見学させていただくと、現場事務所などは窓ガラスがピカピカに磨かれていていました。
間違いなく、さらにレベルアップをされることと思います。
勢いが付いてきました!
ここまで来れば本物です。
さらなる成長を期待したいと思います。
2009年6月30日火曜日
2009年6月29日月曜日
さくらんぼ
こんばんは。
昨日、山形の知人からさくらんぼが届きました。
毎年、送っていただき、もう十年以上になります。
我が家では家族でこの時期、そろそろかなと密かな楽しみになっています。
ところでこの知人、以前私がお伺いしていたクライアントの工場の課長だった方です。
当時、深夜まで一緒に改善活動をしていた関係でした。
仕事が終われば、いつも深夜に開いているラーメン屋や焼肉屋さんに行って飲んだものです。
気がつけば、コンサルタントとクライアント以上の関係になっていて、
私が別のコンサルティング会社へ転職をした後も1年に一回以上は会う関係が続いてきました。
最近はお会いする機会も間隔が空き気味ですが、このさくらんぼと秋のラフランスが当時の思い出を蘇らせてくれます。
また、どこかで一緒に仕事ができればと心から思います。
仕事を通して得た絆です。
これからも大切にしていきます。
昨日、山形の知人からさくらんぼが届きました。
毎年、送っていただき、もう十年以上になります。
我が家では家族でこの時期、そろそろかなと密かな楽しみになっています。
ところでこの知人、以前私がお伺いしていたクライアントの工場の課長だった方です。
当時、深夜まで一緒に改善活動をしていた関係でした。
仕事が終われば、いつも深夜に開いているラーメン屋や焼肉屋さんに行って飲んだものです。
気がつけば、コンサルタントとクライアント以上の関係になっていて、
私が別のコンサルティング会社へ転職をした後も1年に一回以上は会う関係が続いてきました。
最近はお会いする機会も間隔が空き気味ですが、このさくらんぼと秋のラフランスが当時の思い出を蘇らせてくれます。
また、どこかで一緒に仕事ができればと心から思います。
仕事を通して得た絆です。
これからも大切にしていきます。
2009年6月28日日曜日
働きは労働にあらず
こんにちは。
今日は「働きは労働にあらず」ということについて考えてみます。
この言葉は、私の愛読書のひとつである倫理経営原典(丸山敏秋編著 新世書房)にある内容です。
要約すると、労働には疲れ・苦しみ・骨折りといった意味が含まれていて、それは本当の働きという意味ではない。本当の働きとは、進んで喜んで求めることがなく働くことであり、その時には、疲労や悪い結果というものが起こりにくいという考えが書かれています。
理想というか、これからの時代にまさに必要な考え方であると改めて思いました。
仕事を労働や単なる作業と捉えてしまうと、そこには仕事量という考え方が出てきて、さらに仕事量とは時間というものに比例して計測することができるという考え方になってしまいます。
最近はこの考え方がだんだんと当てはまらない仕事が増えてきていると思います。
典型的なのは、サービス業です。
サービス業は、本来、お客様にご提供したサービスの質で決まってくるものです。
私がよく例に挙げる音楽の話を、ここでも使って説明します。
音楽は演奏時間がたとえ5分程度であったとしても、多くの人を感動させることができます。
しかし、聴衆が好む音楽でなければ、同じ5分であっても、さらに1時間という時間を使ったとしても、
結果的には聴衆を満足させることはないでしょう。
この場合、時間とお客様に提供できた価値の大きさは比例していません。
この音楽の例のような仕事が増えてきています。
今求められる仕事とは、限られた時間の範囲で如何にお客様に喜んでいただける価値を生み出すことができるかというものです。
それを実現するには、時間というスケールはあまり意味が無く、
お客様のために心から喜んで仕事に打ち込んだかどうかで、結果が決まってくると思います。
その瞬間、打算的な考えや見返りを期待するようなことはありません。
倫理経営原典では続きます。
人の喜びをわが喜びとし懸命に働くとき、最高至上の歓喜を得ることができる。
これからは、労働という言葉が持つ意味から離れ、
働くということに対する新たな価値観をどう持つかで、
人生が違ってくるのかもしれません。
今日は「働きは労働にあらず」ということについて考えてみます。
この言葉は、私の愛読書のひとつである倫理経営原典(丸山敏秋編著 新世書房)にある内容です。
要約すると、労働には疲れ・苦しみ・骨折りといった意味が含まれていて、それは本当の働きという意味ではない。本当の働きとは、進んで喜んで求めることがなく働くことであり、その時には、疲労や悪い結果というものが起こりにくいという考えが書かれています。
理想というか、これからの時代にまさに必要な考え方であると改めて思いました。
仕事を労働や単なる作業と捉えてしまうと、そこには仕事量という考え方が出てきて、さらに仕事量とは時間というものに比例して計測することができるという考え方になってしまいます。
最近はこの考え方がだんだんと当てはまらない仕事が増えてきていると思います。
典型的なのは、サービス業です。
サービス業は、本来、お客様にご提供したサービスの質で決まってくるものです。
私がよく例に挙げる音楽の話を、ここでも使って説明します。
音楽は演奏時間がたとえ5分程度であったとしても、多くの人を感動させることができます。
しかし、聴衆が好む音楽でなければ、同じ5分であっても、さらに1時間という時間を使ったとしても、
結果的には聴衆を満足させることはないでしょう。
この場合、時間とお客様に提供できた価値の大きさは比例していません。
この音楽の例のような仕事が増えてきています。
今求められる仕事とは、限られた時間の範囲で如何にお客様に喜んでいただける価値を生み出すことができるかというものです。
それを実現するには、時間というスケールはあまり意味が無く、
お客様のために心から喜んで仕事に打ち込んだかどうかで、結果が決まってくると思います。
その瞬間、打算的な考えや見返りを期待するようなことはありません。
倫理経営原典では続きます。
人の喜びをわが喜びとし懸命に働くとき、最高至上の歓喜を得ることができる。
これからは、労働という言葉が持つ意味から離れ、
働くということに対する新たな価値観をどう持つかで、
人生が違ってくるのかもしれません。
2009年6月27日土曜日
人間力がある人は天分を活かしている
おはようございます。
今朝は、人と情報の研究所代表の北村三郎先生のお話を伺ってきました。
横浜市北倫理法人会の600回記念モーニングセミナーです。
人間力を体得するには、というテーマでした。
北村先生はこのテーマに関連した研究を長年続けられていて、お話しには現場でのご経験と深い思索が織り込まれ、大変含蓄のある内容でした。
印象に残った数々の内容から、一つだけここに記載させていただきます。
「人間力がある人は天分を活かしている面がある。天分を活かしているとは、好きなこと・やりたいこと・得意なことを見つけて、努力して、上手になって、人を喜ばせることに取組んている状態である。」
この言葉は、ストンと腹に落ちました。
ここには、人はなぜ働くのか、ということに対する答えも含まれていると思います。
そして、社会人として、いや人間として生きていく上での目的まで、言い切っているのではないかと思いました。
以下、私の勝手な解釈です。
好きなこと・やりたいこと・得意なことを見つける。
これは誰もが必ずしも直接的にその職業に就くということではありませんね。
例えば芸能界に入ってスターになるということは簡単に出来ることではありません。
しかし、今携わっている職業において仕事の内容を細かく区切って捉えていけば、パソコンが得意であるとか接客が得意であるとか宴会なら任せてほしい等、何か他人とは違う自分が好きで得意なことを見つけることができると思います。
また、好きだからといって最初から上手ではありませんね。
楽器の演奏なんか、好きであっても上手になるためには練習が必要です。
好きであれば、それが苦痛ではなく継続して取組めることでしょう。
そうやって上手くなって、それでもって他者に喜んでもらうことができれば、それは立派な利他の実現、社会貢献になっていくと思うのです。
その結果、自分には充実感が得られ、またさらに誰かのために頑張ろうと思うことでしょう。
このような仕事が出来ると幸せですね。
自分の考え方一つですね。
気が付けば人間力が付いてくるのでしょう。
今朝は、人と情報の研究所代表の北村三郎先生のお話を伺ってきました。
横浜市北倫理法人会の600回記念モーニングセミナーです。
人間力を体得するには、というテーマでした。
北村先生はこのテーマに関連した研究を長年続けられていて、お話しには現場でのご経験と深い思索が織り込まれ、大変含蓄のある内容でした。
印象に残った数々の内容から、一つだけここに記載させていただきます。
「人間力がある人は天分を活かしている面がある。天分を活かしているとは、好きなこと・やりたいこと・得意なことを見つけて、努力して、上手になって、人を喜ばせることに取組んている状態である。」
この言葉は、ストンと腹に落ちました。
ここには、人はなぜ働くのか、ということに対する答えも含まれていると思います。
そして、社会人として、いや人間として生きていく上での目的まで、言い切っているのではないかと思いました。
以下、私の勝手な解釈です。
好きなこと・やりたいこと・得意なことを見つける。
これは誰もが必ずしも直接的にその職業に就くということではありませんね。
例えば芸能界に入ってスターになるということは簡単に出来ることではありません。
しかし、今携わっている職業において仕事の内容を細かく区切って捉えていけば、パソコンが得意であるとか接客が得意であるとか宴会なら任せてほしい等、何か他人とは違う自分が好きで得意なことを見つけることができると思います。
また、好きだからといって最初から上手ではありませんね。
楽器の演奏なんか、好きであっても上手になるためには練習が必要です。
好きであれば、それが苦痛ではなく継続して取組めることでしょう。
そうやって上手くなって、それでもって他者に喜んでもらうことができれば、それは立派な利他の実現、社会貢献になっていくと思うのです。
その結果、自分には充実感が得られ、またさらに誰かのために頑張ろうと思うことでしょう。
このような仕事が出来ると幸せですね。
自分の考え方一つですね。
気が付けば人間力が付いてくるのでしょう。
影響力の大きさ
おはようございます。
昨日の衝撃的なニュースは、マイケル・ジャクソンさんです。
朝のラジオのニュースで病院に運ばれたという速報を聞いて、びっくりしました。
まだ50歳で、復活コンサートの計画もあったとのことで、ひじょうに残念です。
思い返せば20年以上前、私も当時の大阪球場でのコンサートに行きました。
チケットがなかなか取れず、入手できた友人のおこぼれに預かって行った記憶があります。
当時流行ったムーンウォークを生で見れたときには感動しました。
スリラーは全世界で一億枚も売れたそうです。
不動のスーパースターです。
ところでなぜこれほどまでに世界に影響力を与えることができたのか。
悲しい話題の中で、ふと考えてしまいました。
マスコミなどの企画宣伝力もあるのでしょうが、でも自分から聴きたいと思う音楽であることは間違いありません。
音楽の中に、共感を得る何かが潜んでいるのでしょうね。
以前、このブログの場で相手の魂を揺さぶる共振現象について書きました。
ミュージシャンが発する思いが音楽に乗って聴衆の魂を揺さぶることによって共振現象が起こり、聴衆はそのミュージシャンのファンになっていくという話しです。
ビジネスの場に当てはめると、同様に共振現象を起こしていくことがお客様を感動させることになり、お客様を増やすことになるということです。
マイケル・ジャクソンさんの音楽には、共振現象を起こす何か強力な力があるのでしょう。
また、これからもずっと影響力は続いていくはずです。
凄いことですね。
大小はともかく、他人や周りに対して、さらには社会に対して何か良い影響力を及ぼすことができ、その結果が良くなることであれば、それは生き甲斐そのものですね。
そのような実感を得ることができるような人生を歩んでいきたいものです。
最後に、心よりご冥福をお祈りいたします。
昨日の衝撃的なニュースは、マイケル・ジャクソンさんです。
朝のラジオのニュースで病院に運ばれたという速報を聞いて、びっくりしました。
まだ50歳で、復活コンサートの計画もあったとのことで、ひじょうに残念です。
思い返せば20年以上前、私も当時の大阪球場でのコンサートに行きました。
チケットがなかなか取れず、入手できた友人のおこぼれに預かって行った記憶があります。
当時流行ったムーンウォークを生で見れたときには感動しました。
スリラーは全世界で一億枚も売れたそうです。
不動のスーパースターです。
ところでなぜこれほどまでに世界に影響力を与えることができたのか。
悲しい話題の中で、ふと考えてしまいました。
マスコミなどの企画宣伝力もあるのでしょうが、でも自分から聴きたいと思う音楽であることは間違いありません。
音楽の中に、共感を得る何かが潜んでいるのでしょうね。
以前、このブログの場で相手の魂を揺さぶる共振現象について書きました。
ミュージシャンが発する思いが音楽に乗って聴衆の魂を揺さぶることによって共振現象が起こり、聴衆はそのミュージシャンのファンになっていくという話しです。
ビジネスの場に当てはめると、同様に共振現象を起こしていくことがお客様を感動させることになり、お客様を増やすことになるということです。
マイケル・ジャクソンさんの音楽には、共振現象を起こす何か強力な力があるのでしょう。
また、これからもずっと影響力は続いていくはずです。
凄いことですね。
大小はともかく、他人や周りに対して、さらには社会に対して何か良い影響力を及ぼすことができ、その結果が良くなることであれば、それは生き甲斐そのものですね。
そのような実感を得ることができるような人生を歩んでいきたいものです。
最後に、心よりご冥福をお祈りいたします。
2009年6月25日木曜日
感謝の気持ちの大切さ
こんにちは。
今朝は、感謝の気持ちを持つことの大切さを教えていただきました。
困難な状況になった時、「ありがとうございます」と思うことや、「父母をはじめとした他人の幸せを願う」気持ちを持つと、大きな力が発揮できるようになるということでした。
凍てつく滝での禊においても、頑張る気持ちだけでは突破できない苦難に対して、感謝の気持ちを持って臨むと突破できる、という講師の方の実体験を交えてお伺いしました。
脳科学的な観点からの説明もあり、感謝の気持ちを通した感動体験は脳内のドーパミン分泌を促すということです。
また、脳幹のセロトニンが鍛えられ、これはどんな時でも平常心を保つということに関係しているそうです。
いつも感謝と他人の幸せを願う気持ちは、自信と自分自身の尊さを認識し、平常心を維持することで判断を誤りにくくできるということを学ばせていただきました。
ところで、感謝の気持ちの大切さについては様々なところで取り上げられていますが、実践をするには難しいことです。
どうしても人は、「自利」を優先させてしまいがちです。
これから感謝の気持ちを大切にしていこうと心に決めても、
心の中では、「自利の感情が発生」⇒「いや、感謝が大切だ」⇒「ありがとうございますと思うことにしよう」という順序で感情がわきあがってくることと思います。
どうしても理性で制御をするということをやっていく必要があります。
しかし、これも継続していればだんだんと自然に自利の感情が小さくなってきて、最初から感謝の気持ちが湧き出るようになるのでしょう。
そうなれるように、してきたいと思います。
本日の講師の方から感謝の気持ちを訓練する良い方法を教えていただきました。
朝の洗顔時、水へ感謝をすることです。
水は命の源であり、自分自身の体も大半は水から出来ているのです。
毎朝の感謝。
続けていこうと思います。
ありがとうございました。
今朝は、感謝の気持ちを持つことの大切さを教えていただきました。
困難な状況になった時、「ありがとうございます」と思うことや、「父母をはじめとした他人の幸せを願う」気持ちを持つと、大きな力が発揮できるようになるということでした。
凍てつく滝での禊においても、頑張る気持ちだけでは突破できない苦難に対して、感謝の気持ちを持って臨むと突破できる、という講師の方の実体験を交えてお伺いしました。
脳科学的な観点からの説明もあり、感謝の気持ちを通した感動体験は脳内のドーパミン分泌を促すということです。
また、脳幹のセロトニンが鍛えられ、これはどんな時でも平常心を保つということに関係しているそうです。
いつも感謝と他人の幸せを願う気持ちは、自信と自分自身の尊さを認識し、平常心を維持することで判断を誤りにくくできるということを学ばせていただきました。
ところで、感謝の気持ちの大切さについては様々なところで取り上げられていますが、実践をするには難しいことです。
どうしても人は、「自利」を優先させてしまいがちです。
これから感謝の気持ちを大切にしていこうと心に決めても、
心の中では、「自利の感情が発生」⇒「いや、感謝が大切だ」⇒「ありがとうございますと思うことにしよう」という順序で感情がわきあがってくることと思います。
どうしても理性で制御をするということをやっていく必要があります。
しかし、これも継続していればだんだんと自然に自利の感情が小さくなってきて、最初から感謝の気持ちが湧き出るようになるのでしょう。
そうなれるように、してきたいと思います。
本日の講師の方から感謝の気持ちを訓練する良い方法を教えていただきました。
朝の洗顔時、水へ感謝をすることです。
水は命の源であり、自分自身の体も大半は水から出来ているのです。
毎朝の感謝。
続けていこうと思います。
ありがとうございました。
2009年6月24日水曜日
アントレプレナー
こんにちは。
今朝は、インターネット不動産のT社長のお話をお聞きしました。
インターネットの活用方法と共に、事業に取組む姿勢や考え方について参考になるお話をお伺いしました。
例えば、自分のやりたいことの方向と同じ先輩を見つけてはファンになってお話を伺うようにすることや、
素直に人の話を聞くということが大変重要であることをおっしゃっていました。
第一歩は、まず自分の思いをもとに情報収集のために行動しなければならないということだと理解しました。
そして、それが「知る」、「分かる」、「行う」、「出来る」というステップを追って自分のものになっていき、自分を成長させていくとのことです。
さらに最後の段階では、「分かち合う」というステップがあるそうですが、これは世の中に貢献するというところへ繋がっていく考え方なのだと思います。
今日、重要なことだなあと感じたのは、「出来るようになるために、まずはお話を聞くという行動を起こさなければならない」ということだと思いました。
私自身の行動姿勢に、取り入れていきます。
T社長の最後のお話に、アントレプレナーセンター代表の福島正伸さんの言葉の紹介がありました。
大変素晴らしい内容ですので、ここに引用させていただきます。
動く人は
今できる小さなことからやっている
動かない人は
名案を探している
アントレプレナーセンターさんのHPを拝見させていただきました。
そこには他にも素晴らしい言葉が掲載されています。
その中で、アントレプレナーとは、という内容にも感動しました。
引用は遠慮させていただきますが、本日お会いしたT社長、昨夜お会いした若手経営者の方々は、まさにアントレプレナーであると思いました。
今朝は、インターネット不動産のT社長のお話をお聞きしました。
インターネットの活用方法と共に、事業に取組む姿勢や考え方について参考になるお話をお伺いしました。
例えば、自分のやりたいことの方向と同じ先輩を見つけてはファンになってお話を伺うようにすることや、
素直に人の話を聞くということが大変重要であることをおっしゃっていました。
第一歩は、まず自分の思いをもとに情報収集のために行動しなければならないということだと理解しました。
そして、それが「知る」、「分かる」、「行う」、「出来る」というステップを追って自分のものになっていき、自分を成長させていくとのことです。
さらに最後の段階では、「分かち合う」というステップがあるそうですが、これは世の中に貢献するというところへ繋がっていく考え方なのだと思います。
今日、重要なことだなあと感じたのは、「出来るようになるために、まずはお話を聞くという行動を起こさなければならない」ということだと思いました。
私自身の行動姿勢に、取り入れていきます。
T社長の最後のお話に、アントレプレナーセンター代表の福島正伸さんの言葉の紹介がありました。
大変素晴らしい内容ですので、ここに引用させていただきます。
動く人は
今できる小さなことからやっている
動かない人は
名案を探している
アントレプレナーセンターさんのHPを拝見させていただきました。
そこには他にも素晴らしい言葉が掲載されています。
その中で、アントレプレナーとは、という内容にも感動しました。
引用は遠慮させていただきますが、本日お会いしたT社長、昨夜お会いした若手経営者の方々は、まさにアントレプレナーであると思いました。
若手の経営者たち
こんばんは。
昨夜は遅くまで、若手の経営者を中心とした交流会に参加してきました。
(昨日中の発信ができませんでした。。。)
私が言うのも変かもしれませんが、若手の経営者たちは頑張っていますね。
その前向きな姿勢、自分の仕事に対する信念をお聞きするに連れて、
お若いのに、よくそこまでしっかりと考えることができるなと感心してしまいました。
何か自分を行動に駆り立てるものがあるのでしょうね。
皆さん、落ち着いておられて謙虚で、お話をしていて人当たりの良さを感じました。
一方でお話しされる内容には、自分はこうしたいという強い思いがあります。
初めてお会いした状況かもしれませんが、
景気が良くないから大変だといったマイナスな話しはありませんでした。
これから自分はこうしたい、という積極的かつ具体的な話しばかりでした。
皆さんから良いエネルギーをいただいたような気がしています。
私も改めて明日から頑張ろうと、思わせていただきました。
また、周りにプラスエネルギーを与えることができる人間を目指していきたいと思います。
昨夜は遅くまで、若手の経営者を中心とした交流会に参加してきました。
(昨日中の発信ができませんでした。。。)
私が言うのも変かもしれませんが、若手の経営者たちは頑張っていますね。
その前向きな姿勢、自分の仕事に対する信念をお聞きするに連れて、
お若いのに、よくそこまでしっかりと考えることができるなと感心してしまいました。
何か自分を行動に駆り立てるものがあるのでしょうね。
皆さん、落ち着いておられて謙虚で、お話をしていて人当たりの良さを感じました。
一方でお話しされる内容には、自分はこうしたいという強い思いがあります。
初めてお会いした状況かもしれませんが、
景気が良くないから大変だといったマイナスな話しはありませんでした。
これから自分はこうしたい、という積極的かつ具体的な話しばかりでした。
皆さんから良いエネルギーをいただいたような気がしています。
私も改めて明日から頑張ろうと、思わせていただきました。
また、周りにプラスエネルギーを与えることができる人間を目指していきたいと思います。
2009年6月22日月曜日
数値目標を追いかけることが得策か
こんばんは。
本日は、R社長をお訪ねしました。
いろいろとお話しさせていただく中で、
「数値目標を明確に設定することが本当に得策なのか」という話題がありました。
これは結構難しい課題です。
成功哲学者のポール・J・マイヤー氏は、考えを鮮明に結晶化させるべきと言っておられます。
目標を明確に設定し、そのイメージを鮮明にしなさいということです。
私もそう思いますし、オフィスの壁に5つの成功法則を掲げて、いつも見ています。
一方で、明確な目標設定をしていないにもかかわらず、大きな成果を挙げている企業があるのも事実です。
私が知っている、ある販売会社は数ある国内のお店の中で10年以上も売上トップを続けておられます。
凄いですね。
一番驚くのは、社員に対して特にノルマを課していないということです。
どうすればこんなことが実現できるのか。
じっくり研究してみたいと思っています。
(回答が無くて、すみません。)
その販売会社のトップの方にお会いしたことがありますが、「俺にもわからない」とおっしゃっていました。
でも、お人柄が周りの人をひきつける魅力を持っておられたことは事実です。
この販売会社さんには、改めてお伺いしたいと思います。
ところで、本日のテーマに戻りますが結論は、
社風、もしくはそこに集う人々の考え方・雰囲気による、ということだと考えています。
絶対的な方法は、やはり無いでしょう。
その企業、もしくはその組織には、どのような仕事のやり方が合っているのか、業種の特長を鑑みながら作り上げていくということです。
そういう意味では、パターンごとに方法を分類することも困難なことかもしれません。
引き続き、研究テーマとして取組んでいきたいと思います。
また、新たな見解が出来れば、この場でお伝えしていきます。
本日は、R社長をお訪ねしました。
いろいろとお話しさせていただく中で、
「数値目標を明確に設定することが本当に得策なのか」という話題がありました。
これは結構難しい課題です。
成功哲学者のポール・J・マイヤー氏は、考えを鮮明に結晶化させるべきと言っておられます。
目標を明確に設定し、そのイメージを鮮明にしなさいということです。
私もそう思いますし、オフィスの壁に5つの成功法則を掲げて、いつも見ています。
一方で、明確な目標設定をしていないにもかかわらず、大きな成果を挙げている企業があるのも事実です。
私が知っている、ある販売会社は数ある国内のお店の中で10年以上も売上トップを続けておられます。
凄いですね。
一番驚くのは、社員に対して特にノルマを課していないということです。
どうすればこんなことが実現できるのか。
じっくり研究してみたいと思っています。
(回答が無くて、すみません。)
その販売会社のトップの方にお会いしたことがありますが、「俺にもわからない」とおっしゃっていました。
でも、お人柄が周りの人をひきつける魅力を持っておられたことは事実です。
この販売会社さんには、改めてお伺いしたいと思います。
ところで、本日のテーマに戻りますが結論は、
社風、もしくはそこに集う人々の考え方・雰囲気による、ということだと考えています。
絶対的な方法は、やはり無いでしょう。
その企業、もしくはその組織には、どのような仕事のやり方が合っているのか、業種の特長を鑑みながら作り上げていくということです。
そういう意味では、パターンごとに方法を分類することも困難なことかもしれません。
引き続き、研究テーマとして取組んでいきたいと思います。
また、新たな見解が出来れば、この場でお伝えしていきます。
2009年6月21日日曜日
仕事の糧
こんばんは。
先日、ある若手の経営者がおっしゃっていました。
子供がいるからこそ、仕事へ真剣になれるのであり、もし子供がいなければ今のように頑張れないかもしれない。
私も正直そのように思います。
子供の存在は、仕事そのもののやりがい以上に働くことへの糧になりますね。
ところで今日は父の日です。
私事ですが、息子の通う幼稚園で父の日参観がありました。
余談ですが、現在受けている研修を欠席して参観を優先させました。
(研修メンバーの方々にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。)
でも、今日しかない、代替日がない、変われる人がいないとなると、優先せざるを得ません。
というよりも、何のために生きているのかと考えると、この選択しかないと考えております。
今日の父の日参観での息子の無邪気な姿を見ていると、改めて頑張らなければと思いました。
幼稚園から帰ってきて、午後からはオフィスにて課題の検討です。
いつも以上の集中力で、良いアウトプットを出すことができました。
明日からまた新たな一週間が始まります。
頑張ります!!
先日、ある若手の経営者がおっしゃっていました。
子供がいるからこそ、仕事へ真剣になれるのであり、もし子供がいなければ今のように頑張れないかもしれない。
私も正直そのように思います。
子供の存在は、仕事そのもののやりがい以上に働くことへの糧になりますね。
ところで今日は父の日です。
私事ですが、息子の通う幼稚園で父の日参観がありました。
余談ですが、現在受けている研修を欠席して参観を優先させました。
(研修メンバーの方々にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。)
でも、今日しかない、代替日がない、変われる人がいないとなると、優先せざるを得ません。
というよりも、何のために生きているのかと考えると、この選択しかないと考えております。
今日の父の日参観での息子の無邪気な姿を見ていると、改めて頑張らなければと思いました。
幼稚園から帰ってきて、午後からはオフィスにて課題の検討です。
いつも以上の集中力で、良いアウトプットを出すことができました。
明日からまた新たな一週間が始まります。
頑張ります!!
2009年6月20日土曜日
会社のお金に対する感覚
こんばんは。
今日はオフィスにて、様々な課題の検討を行っていました。
今回は、会社のお金に対する感覚について考えてみたいと思います。
私は利益創出のため、課題の一つとして経費削減に関してコンサルティングを行います。
経費削減を検討するとき、どのような経費削減対象があるのかを考えることも大切ですが、
いつも目に付いている電灯や水道といったものを、使わないときには止めるという行為が実は大変効果的です。
簡単なことですが、意識してできるだけ無駄が無いようにすることが、重要なのです。
もう少し掘り下げると、「意識して」というところが特に重要なポイントです。
水道光熱費に注力して経費削減の意識を高めることができれば、他の経費に対しても同じ意識で対処することができ、結果的には多くの経費削減が実現されていることになります。
これは経験則です。
目先の金額としては大きくない対象であっても、そこで意識付けが出来れば、他の対象に応用が利きます。
ところで、水道光熱費への意識付けは、一見すると簡単なように思いますが、実は大変エネルギーのかかる活動になることが多いです。
何回も話し合いをしても、行動が伴ってこない状況が、実は一般的とも言えます。
なぜなのでしょうか。
自宅では、皆、水道光熱費の削減を意識して、こまめに止めることを行っているはずです。
無駄なお金を払いたくないですから。
何とか手元に残るお金を一円でも多くしようと必死になっていますね。
ところが、このような考えの人でも、会社に来るとある意味豹変したように態度が変わってしまいます。
おそらく、このように考えていると思います。
会社の水道光熱費を削減しようがしまいが、自分の給料には影響はない。
また、自分の給料と会社の水道光熱費とは、全く関連性が無い。
これは私自身が勤め人のときに、そう考えていました。
自分の利害と関連が薄いところには、出来るだけ労力を割きたくないということです。
このような状況で問題になることは、自分と関連性が無いと思っていることは、実は大いに関連性があるということです。
また、一般的に皆、錯覚を起こしています。
この会社はこの先もずっと存在し続けるだろう。
将来的な存在が保証されていないことは、理屈として分かっているようで、実感としてほとんど理解されていません。
話しを戻しますが、
水道光熱費の削減一つとっても、その意識レベルを高めていくには、
なぜその取組みが必要なのかを、説明し理解してもらうことです。
意識さえ変えることができれば、多きな成果が期待できます。
原価低減活動も、細かい計算をしたり分析することよりも、
その原価を使用している人たちがいかに削減しようとする意識になってくれるかが、
本当の原価低減、経費削減、さらには利益創出に繋がることになります。
今日はオフィスにて、様々な課題の検討を行っていました。
今回は、会社のお金に対する感覚について考えてみたいと思います。
私は利益創出のため、課題の一つとして経費削減に関してコンサルティングを行います。
経費削減を検討するとき、どのような経費削減対象があるのかを考えることも大切ですが、
いつも目に付いている電灯や水道といったものを、使わないときには止めるという行為が実は大変効果的です。
簡単なことですが、意識してできるだけ無駄が無いようにすることが、重要なのです。
もう少し掘り下げると、「意識して」というところが特に重要なポイントです。
水道光熱費に注力して経費削減の意識を高めることができれば、他の経費に対しても同じ意識で対処することができ、結果的には多くの経費削減が実現されていることになります。
これは経験則です。
目先の金額としては大きくない対象であっても、そこで意識付けが出来れば、他の対象に応用が利きます。
ところで、水道光熱費への意識付けは、一見すると簡単なように思いますが、実は大変エネルギーのかかる活動になることが多いです。
何回も話し合いをしても、行動が伴ってこない状況が、実は一般的とも言えます。
なぜなのでしょうか。
自宅では、皆、水道光熱費の削減を意識して、こまめに止めることを行っているはずです。
無駄なお金を払いたくないですから。
何とか手元に残るお金を一円でも多くしようと必死になっていますね。
ところが、このような考えの人でも、会社に来るとある意味豹変したように態度が変わってしまいます。
おそらく、このように考えていると思います。
会社の水道光熱費を削減しようがしまいが、自分の給料には影響はない。
また、自分の給料と会社の水道光熱費とは、全く関連性が無い。
これは私自身が勤め人のときに、そう考えていました。
自分の利害と関連が薄いところには、出来るだけ労力を割きたくないということです。
このような状況で問題になることは、自分と関連性が無いと思っていることは、実は大いに関連性があるということです。
また、一般的に皆、錯覚を起こしています。
この会社はこの先もずっと存在し続けるだろう。
将来的な存在が保証されていないことは、理屈として分かっているようで、実感としてほとんど理解されていません。
話しを戻しますが、
水道光熱費の削減一つとっても、その意識レベルを高めていくには、
なぜその取組みが必要なのかを、説明し理解してもらうことです。
意識さえ変えることができれば、多きな成果が期待できます。
原価低減活動も、細かい計算をしたり分析することよりも、
その原価を使用している人たちがいかに削減しようとする意識になってくれるかが、
本当の原価低減、経費削減、さらには利益創出に繋がることになります。
2009年6月19日金曜日
経営理念の浸透策
こんばんは。
本日はD社を訪問しました。
今日は経営理念の浸透に関する取り組みを行いました。
皆さんは経営理念の浸透というと、どんな方策をイメージされますか?
経営理念の浸透は難易度の高い課題です。
よく朝礼で唱和する企業がありますが、社員の中にはその行為が宗教的だとか、軍隊的だという言い方をして、受け付けない態度を示す人がいたりします。
経営理念とは、その企業の企業目的や事業の取り組み方等を簡潔明瞭に表現したものです。
また、創業者の思いが描かれ、今後の会社の発展にとって大変重要な意味を持っているものです。
これをどうやって浸透させるか、です。
経営理念が浸透している状態とは、社員が仕事上で様々な問題に出くわした時、会社の価値観に合った判断基準で解決が図られている状態だと考えます。
そのことが自社の存在意義の表出であり、ブランド価値でもあります。
また、お客様からはこの価値観が評価されている状態が望まれます。
これらの状態を築きあげるためにはどうするか。
経営理念を構築した後、ただ唱和する、教育するというレベルでは物足りません。
経営理念が腹に落ちている状態を作る必要があります。
経営理念に表現されている本質的な思いの解釈と日々の仕事を結合することです。
具体策はここでは割愛させていただきますが、
腹に落とし込むには、「教える」、「指示する」といった能動的な方策はほとんど有効ではありません。
自分自身で「気づく」。
それも本質的なレベルで気づきを得るという過程を経ていく必要があります。
本物の経営理念の浸透策。
現状の会社の風土、社員の考え方・価値観、社長の思いなどのバランスを考慮して、細心の注意を払いながら、取り組んでいくことが重要です。
本日はD社を訪問しました。
今日は経営理念の浸透に関する取り組みを行いました。
皆さんは経営理念の浸透というと、どんな方策をイメージされますか?
経営理念の浸透は難易度の高い課題です。
よく朝礼で唱和する企業がありますが、社員の中にはその行為が宗教的だとか、軍隊的だという言い方をして、受け付けない態度を示す人がいたりします。
経営理念とは、その企業の企業目的や事業の取り組み方等を簡潔明瞭に表現したものです。
また、創業者の思いが描かれ、今後の会社の発展にとって大変重要な意味を持っているものです。
これをどうやって浸透させるか、です。
経営理念が浸透している状態とは、社員が仕事上で様々な問題に出くわした時、会社の価値観に合った判断基準で解決が図られている状態だと考えます。
そのことが自社の存在意義の表出であり、ブランド価値でもあります。
また、お客様からはこの価値観が評価されている状態が望まれます。
これらの状態を築きあげるためにはどうするか。
経営理念を構築した後、ただ唱和する、教育するというレベルでは物足りません。
経営理念が腹に落ちている状態を作る必要があります。
経営理念に表現されている本質的な思いの解釈と日々の仕事を結合することです。
具体策はここでは割愛させていただきますが、
腹に落とし込むには、「教える」、「指示する」といった能動的な方策はほとんど有効ではありません。
自分自身で「気づく」。
それも本質的なレベルで気づきを得るという過程を経ていく必要があります。
本物の経営理念の浸透策。
現状の会社の風土、社員の考え方・価値観、社長の思いなどのバランスを考慮して、細心の注意を払いながら、取り組んでいくことが重要です。
2009年6月18日木曜日
売ることの難しさ
こんばんは。
本日はK社を訪問しました。
現在、いかに売るかということを検討しています。
競合の存在、顧客の投資抑制など制約条件が以前よりも段々と増えてきています。
その中でいかに売るか。
現在、重要視していることは、お客様に価値を認めてもらうためにはどうすればよいかです。
自分たちが気づいていない価値があるのではないか、また、自社のサービスを求めるお客様のニーズには思いもつかない形があるのではないか、ということを探っています。
思わぬお客様が思わぬニーズを携えて、お問合せをされてくることがあります。
サービスを提供する側である自分たちが理解できていない価値を、お客様のほうが認識している場合があります。
そのような状況に対して的確にお応えするとは、自分たちの存在をアピールするというよりは、困っているお客様を助けてあげるということのほうが使命なのかもしれません。
私たちのサービスが持っている価値とは何か。
それをちゃんと説明できるように整理をしておくことが大切です。
本日はK社を訪問しました。
現在、いかに売るかということを検討しています。
競合の存在、顧客の投資抑制など制約条件が以前よりも段々と増えてきています。
その中でいかに売るか。
現在、重要視していることは、お客様に価値を認めてもらうためにはどうすればよいかです。
自分たちが気づいていない価値があるのではないか、また、自社のサービスを求めるお客様のニーズには思いもつかない形があるのではないか、ということを探っています。
思わぬお客様が思わぬニーズを携えて、お問合せをされてくることがあります。
サービスを提供する側である自分たちが理解できていない価値を、お客様のほうが認識している場合があります。
そのような状況に対して的確にお応えするとは、自分たちの存在をアピールするというよりは、困っているお客様を助けてあげるということのほうが使命なのかもしれません。
私たちのサービスが持っている価値とは何か。
それをちゃんと説明できるように整理をしておくことが大切です。
2009年6月17日水曜日
改善に勢いがついたT社
こんばんは。
本日、T社を訪問しました。
現在、5Sの改善テーマに取組んでいます。
半月ぶりにお伺いしたのですが、工場に入った瞬間に驚きました。
床が輝いていました。
また、作業台や材料関連を置く容器等が綺麗に整列していました。
以前はモノが斜めに置かれていることもありましたが、今日は整然としていて気持ち良さを感じました。
製造部長や製造課長たちとお話をすると、以前にも増してやる気満々というエネルギーを感じます。
かつて、目先の仕事が忙しくて改善に手が回らないと言っていたこともある方々が、
今の気合の入り方は大変なものです。
90点ではなく100点を目指します、と堂々と発言される製造部長の姿には感心しました。
意識が変わりつつあります。
おそらく、半月後にお伺いすると、さらに進化していることは間違いありません。
次回の工場の姿を確認するのが、今から楽しみです。
ところで、なぜここまで意識が変化したのか。
以前の部課長たちは、今日の出荷納期を守るということだけに意識が集中し、それ以外のことは二の次という状態にありました。
一応、改善に取組まなければならないという考えは理解できていたものの、結果的に行動が伴って来ない状況がありました。
しかし部課長が話し合いを重ねる中で、段々と気づいていったようです。
とにかく行動しなければ、いつまでたっても変えることができない、ということに。
変えなければ将来がない、ということに。
本物の風土改革が実現できそうです。
部課長たちの強い管理職チームは、これからどんな難しい問題に直面しても果敢に取組んでいこうとする姿勢になりそうです。
本日、T社を訪問しました。
現在、5Sの改善テーマに取組んでいます。
半月ぶりにお伺いしたのですが、工場に入った瞬間に驚きました。
床が輝いていました。
また、作業台や材料関連を置く容器等が綺麗に整列していました。
以前はモノが斜めに置かれていることもありましたが、今日は整然としていて気持ち良さを感じました。
製造部長や製造課長たちとお話をすると、以前にも増してやる気満々というエネルギーを感じます。
かつて、目先の仕事が忙しくて改善に手が回らないと言っていたこともある方々が、
今の気合の入り方は大変なものです。
90点ではなく100点を目指します、と堂々と発言される製造部長の姿には感心しました。
意識が変わりつつあります。
おそらく、半月後にお伺いすると、さらに進化していることは間違いありません。
次回の工場の姿を確認するのが、今から楽しみです。
ところで、なぜここまで意識が変化したのか。
以前の部課長たちは、今日の出荷納期を守るということだけに意識が集中し、それ以外のことは二の次という状態にありました。
一応、改善に取組まなければならないという考えは理解できていたものの、結果的に行動が伴って来ない状況がありました。
しかし部課長が話し合いを重ねる中で、段々と気づいていったようです。
とにかく行動しなければ、いつまでたっても変えることができない、ということに。
変えなければ将来がない、ということに。
本物の風土改革が実現できそうです。
部課長たちの強い管理職チームは、これからどんな難しい問題に直面しても果敢に取組んでいこうとする姿勢になりそうです。
2009年6月16日火曜日
私のコックピット
こんばんは。
今日は、改めて私のオフィスの本棚を見回してみました。
今までよく読んだなあ、また、これらの知識はちゃんと身についているだろうか、自問自答しました。
私のデスクを囲むようにして、両方の壁に沿って天井までの高さの本棚があります。
椅子を回せば、蔵書の全ての背表紙を確認することができます。
今のスタイルは、私の夢でもありました。
ざっと数えると、数千冊はあるビジネス関連の書籍です。
一般的なビジネス書、心理学、哲学、宗教関連等、ビジネスを基本として様々な分野の本を集めてきました。
しかし、正直言いまして、かなり以前に読んだ本の内容は、ほとんど忘れていると思います。
でも一旦は読んだことがある本の情報は、かならず自分の頭の中に蓄積されているはずで、
いかにスムーズにそれを思い返すことができるかが重要な課題です。
私が考えたのは、今まで読んだ本の背表紙が全て自分の方へ向いている物理的な環境を作ることでした。
背表紙さえ見れば、おぼろげながらその書籍の内容を思い返すことができます。
自信がなければ、本棚から取り出してパラパラと流し読みをすれば、さらに具体的に思い返すことができます。
自分の記憶だけに頼らず、本の背表紙を自分の方向へ向けた本棚は、自分の脳の一部のような気がしています。
余談ですが、近所の本屋さんの背表紙も私を助けてくれる役割を果たしています。(笑)
何か新しいことを思いつきたいとき、何か抱えている問題の解決の糸口を見つけたい時など、私はこのオフィスで気分的ににはリラックスしながら本の背表紙を眺めることを重要視しています。
書籍に囲まれた私のオフィス、ここは航空機のコックピットに相当する大変重要な価値創造の場です。
ところで、私には夢があります。
将来は、自分の図書館を作ることです。
これは、他人に見てもらうということではなくて、自分自身が増える蔵書をいつでも閲覧できる環境です。
そう、立花隆さんのネコビルのような環境が目標です。
今日は、改めて私のオフィスの本棚を見回してみました。
今までよく読んだなあ、また、これらの知識はちゃんと身についているだろうか、自問自答しました。
私のデスクを囲むようにして、両方の壁に沿って天井までの高さの本棚があります。
椅子を回せば、蔵書の全ての背表紙を確認することができます。
今のスタイルは、私の夢でもありました。
ざっと数えると、数千冊はあるビジネス関連の書籍です。
一般的なビジネス書、心理学、哲学、宗教関連等、ビジネスを基本として様々な分野の本を集めてきました。
しかし、正直言いまして、かなり以前に読んだ本の内容は、ほとんど忘れていると思います。
でも一旦は読んだことがある本の情報は、かならず自分の頭の中に蓄積されているはずで、
いかにスムーズにそれを思い返すことができるかが重要な課題です。
私が考えたのは、今まで読んだ本の背表紙が全て自分の方へ向いている物理的な環境を作ることでした。
背表紙さえ見れば、おぼろげながらその書籍の内容を思い返すことができます。
自信がなければ、本棚から取り出してパラパラと流し読みをすれば、さらに具体的に思い返すことができます。
自分の記憶だけに頼らず、本の背表紙を自分の方向へ向けた本棚は、自分の脳の一部のような気がしています。
余談ですが、近所の本屋さんの背表紙も私を助けてくれる役割を果たしています。(笑)
何か新しいことを思いつきたいとき、何か抱えている問題の解決の糸口を見つけたい時など、私はこのオフィスで気分的ににはリラックスしながら本の背表紙を眺めることを重要視しています。
書籍に囲まれた私のオフィス、ここは航空機のコックピットに相当する大変重要な価値創造の場です。
ところで、私には夢があります。
将来は、自分の図書館を作ることです。
これは、他人に見てもらうということではなくて、自分自身が増える蔵書をいつでも閲覧できる環境です。
そう、立花隆さんのネコビルのような環境が目標です。
2009年6月15日月曜日
部下とのコミュニケーションについて
こんばんは。
本日はお伺いした企業のあるリーダーの方と、部下とのコミュニケーションについて話しました。
その方は元々リーダーシップがある方ですが、これから部下をどう育てていけばよいのかということに関心を持っておられました。
本音で話しをするためには、社内ではなく外部で話す環境を作っていかなければならないという考えをお持ちでした。
以前は、仕事が終われば部下と食事に行ったり、休日にはバーベーキューをしたそうですが、最近は仕事が忙しくなり、メンバーとスケジュールを合わせていくことが困難になってきたとのことです。
それでも、改めて社外でのコミュニケーション環境を作っていきたいという思いでした。
このようなコミュニケーションができている状態のときは、他部門とのコミュニケーションも円滑なため、気軽に応援しあうことが可能だったそうです。
しかし、現状では他部門への頼みごとがお互いしにくくなっているとのこと。
以下、私の意見です。
どこの企業でもそうですが、以前に比較すると仕事が複雑になってきています。
製造業を例に挙げると、作る製品品種は増える一方で、一つひとつの注文数量は逆に少なくなっていく傾向があります。
いわゆる多品種少量です。
こうなると製造側としては一個当りの販売価格を上げて欲しくなる訳ですが、お客様は簡単には価格を上げてくれません。
仕事が複雑になるために人件費をはじめとするコストは増えます。
しかし、売上は高くなるわけではありませんから、結果として利幅が小さくなっていきます。
悪循環です。
これらの課題を解決する方法は多々あると思いますが、一番有効な方法は、社員のコミュニケーションの中から新たな知恵を生み出すということです。
新しい理屈を生み出す前に、人間系エンジンの構築です。
仲間で助け合おうとする関係から生まれる人間の持つパワーは、ひじょうに大きなものです。
また、他者と気軽に話しができる環境があれば、そこからは新しいアイデアが多く生み出される可能性があります。
複雑化する問題を前にしてチャレンジしようと思う気持ちが出てくることが必要です。
その気持ちを生み出す原動力は、同じ職場に集う仲間の信頼感から出てくると、私は考えています。
現代のコストダウンなどの改善活動の特色は、既に改善し尽くされた部分にさらに努力をすることを強いられることが多くなります。
取組まなければならないと頭で分かってはいるものの、気持ちの上では苦痛を伴ってしまうことがあります。
そのような時、仲間のために頑張ろう、一緒に頑張ろう、といった気持ちが支えになります。
そして、目的に到達したときの達成感は大きなものになります。
最初の課題に戻りますが、
忙しくて時間が無いと思われる状況においても、なんとか時間を作り出して部下とのコミュニケーションの場を作っていくことは、職場環境を良くすることのみならず、企業の利益創出にも密接に連動した重要な課題であると言えます。
本日はお伺いした企業のあるリーダーの方と、部下とのコミュニケーションについて話しました。
その方は元々リーダーシップがある方ですが、これから部下をどう育てていけばよいのかということに関心を持っておられました。
本音で話しをするためには、社内ではなく外部で話す環境を作っていかなければならないという考えをお持ちでした。
以前は、仕事が終われば部下と食事に行ったり、休日にはバーベーキューをしたそうですが、最近は仕事が忙しくなり、メンバーとスケジュールを合わせていくことが困難になってきたとのことです。
それでも、改めて社外でのコミュニケーション環境を作っていきたいという思いでした。
このようなコミュニケーションができている状態のときは、他部門とのコミュニケーションも円滑なため、気軽に応援しあうことが可能だったそうです。
しかし、現状では他部門への頼みごとがお互いしにくくなっているとのこと。
以下、私の意見です。
どこの企業でもそうですが、以前に比較すると仕事が複雑になってきています。
製造業を例に挙げると、作る製品品種は増える一方で、一つひとつの注文数量は逆に少なくなっていく傾向があります。
いわゆる多品種少量です。
こうなると製造側としては一個当りの販売価格を上げて欲しくなる訳ですが、お客様は簡単には価格を上げてくれません。
仕事が複雑になるために人件費をはじめとするコストは増えます。
しかし、売上は高くなるわけではありませんから、結果として利幅が小さくなっていきます。
悪循環です。
これらの課題を解決する方法は多々あると思いますが、一番有効な方法は、社員のコミュニケーションの中から新たな知恵を生み出すということです。
新しい理屈を生み出す前に、人間系エンジンの構築です。
仲間で助け合おうとする関係から生まれる人間の持つパワーは、ひじょうに大きなものです。
また、他者と気軽に話しができる環境があれば、そこからは新しいアイデアが多く生み出される可能性があります。
複雑化する問題を前にしてチャレンジしようと思う気持ちが出てくることが必要です。
その気持ちを生み出す原動力は、同じ職場に集う仲間の信頼感から出てくると、私は考えています。
現代のコストダウンなどの改善活動の特色は、既に改善し尽くされた部分にさらに努力をすることを強いられることが多くなります。
取組まなければならないと頭で分かってはいるものの、気持ちの上では苦痛を伴ってしまうことがあります。
そのような時、仲間のために頑張ろう、一緒に頑張ろう、といった気持ちが支えになります。
そして、目的に到達したときの達成感は大きなものになります。
最初の課題に戻りますが、
忙しくて時間が無いと思われる状況においても、なんとか時間を作り出して部下とのコミュニケーションの場を作っていくことは、職場環境を良くすることのみならず、企業の利益創出にも密接に連動した重要な課題であると言えます。
2009年6月14日日曜日
道徳を忘れた経済は罪悪である。しかし経済を忘れた道徳は寝言である。
こんにちは。
今日は、いきなり意味深なタイトルを掲げました。
皆さん、誰が言ったのか、ご存知ですか?
よく学校などにある、背中に薪を背負って本を読んでいる像の方です。
二宮尊徳(二宮金次郎)さんです。
先日、二宮尊徳さんを研究されている方のお話しをお聞きして、新たに学びを得ました。
まず、私にとって衝撃を受けたのは、タイトルの内容です。
道徳と経済は、車の両輪のごとく機能していなければならないということです。
今のアメリカの金融危機に始まる世界不況は、まさにこの教えに逸脱した状況であると言えます。
百年以上も前に、日本には凄い考えの方がおられたんですね。
愛国心などあまり考えたことが無い私でも、自分が日本人であることに誇りを覚えます。
ところで道徳と経済のバランスをとることは、一企業の中にも当てはまる重要な課題です。
何のために存在している企業なのか、どんな方法で企業活動を推し進めるのか、です。
この観点は道徳側の見方になります。
この点がしっかりと確立できていない企業は、多々あります。
一方で、考え方ばかりがしっかりしているだけでも駄目なんですね。
両立、バランス、です。
私は、今こそ、バランスの取れた企業経営を再構築できる絶好の機会のような気がしています。
経営者のみならず、社員も危機感を持っている時期ですから。
道徳と経済の両立。
皆さん、頑張りましょう!
今日は、いきなり意味深なタイトルを掲げました。
皆さん、誰が言ったのか、ご存知ですか?
よく学校などにある、背中に薪を背負って本を読んでいる像の方です。
二宮尊徳(二宮金次郎)さんです。
先日、二宮尊徳さんを研究されている方のお話しをお聞きして、新たに学びを得ました。
まず、私にとって衝撃を受けたのは、タイトルの内容です。
道徳と経済は、車の両輪のごとく機能していなければならないということです。
今のアメリカの金融危機に始まる世界不況は、まさにこの教えに逸脱した状況であると言えます。
百年以上も前に、日本には凄い考えの方がおられたんですね。
愛国心などあまり考えたことが無い私でも、自分が日本人であることに誇りを覚えます。
ところで道徳と経済のバランスをとることは、一企業の中にも当てはまる重要な課題です。
何のために存在している企業なのか、どんな方法で企業活動を推し進めるのか、です。
この観点は道徳側の見方になります。
この点がしっかりと確立できていない企業は、多々あります。
一方で、考え方ばかりがしっかりしているだけでも駄目なんですね。
両立、バランス、です。
私は、今こそ、バランスの取れた企業経営を再構築できる絶好の機会のような気がしています。
経営者のみならず、社員も危機感を持っている時期ですから。
道徳と経済の両立。
皆さん、頑張りましょう!
2009年6月13日土曜日
知らない怖さPART2
こんばんは。
昨日は「知らない怖さ」について書きましたが、本日はその続きです。
昨日は、生活面における観点でしたが、今日は会社における「知らない」について考えてみたいと思います。
私は自分自身の経験を踏まえて、以前から疑問に思っていたことがあります。
新入社員は、社会人としてスタートするに当たり、知らないことが多すぎるということです。
私は現在、社会人歴20年以上になりました。
自分自身が転職をしたり、営業マンや経営コンサルタントという立場で多くの企業に伺った経験から、社会人として必要な知識・技術といったことが見えてきました。
社会人として必要な知識・技術は、大学に例えると一般教養と専門過程に分けて考えることができます。
以下、私が考える必要な知識・技術です。
社会人の一般教養的なものとは、会社の仕組みと働き方を理解することです。
専門課程とは、会社ごとの固有技術であり、製造部門だと製品の作り方や、経理部門だと伝票処理方法といったようなことを指します。
専門課程については、会社に入ってから学ぶことでよいかもしれません。
しかし、一般教養の領域については、事前に知っておくことが重要だと思います。
ところで、
小学校では、国語・算数・理科・社会を学びました。
中学校では、そこに英語が追加されました。
高等学校では、それらがさらに細かく分化しました。
大学では、私の場合、工学部で土木技術を勉強しました。
さて、以下のことは、どこで学ぶ機会があったのでしょうか?
会社は、営業やサービス提供部門、管理部門等から構成されて仕事が分担されていること。
自社のサービスの原価や経費、利益はどのように捉えていけばよいのか。
そもそも会社とは、何のために存在するのか。
これらのことは知っておくべき項目のごく一部のことですが、私自身は働く過程でなんとなく時間とともに知るようになったという状況です。30代になってからです。
振り返れば20代の頃は、自分の与えられた仕事の意味などよく分からなくて気持ちがモヤモヤしていました。会社の中の仕組みもよく分からず、自分自身の仕事の範囲しか見えていませんでした。
できれば学生のうちにちゃんとした教育システムがあった上で基礎を勉強できれば、より充実した社会人生活がスタートできると思います。
未だに、会社への入社後に先輩との徒弟関係の中から学び取るというスタイルでは、固有技術についてはよいかもしれませんが、一般教養的な部分では時間のロスが大きいと思います。
しかし、現状は企業努力でカバーをしていくしかありません。
昨日は「知らない怖さ」について書きましたが、本日はその続きです。
昨日は、生活面における観点でしたが、今日は会社における「知らない」について考えてみたいと思います。
私は自分自身の経験を踏まえて、以前から疑問に思っていたことがあります。
新入社員は、社会人としてスタートするに当たり、知らないことが多すぎるということです。
私は現在、社会人歴20年以上になりました。
自分自身が転職をしたり、営業マンや経営コンサルタントという立場で多くの企業に伺った経験から、社会人として必要な知識・技術といったことが見えてきました。
社会人として必要な知識・技術は、大学に例えると一般教養と専門過程に分けて考えることができます。
以下、私が考える必要な知識・技術です。
社会人の一般教養的なものとは、会社の仕組みと働き方を理解することです。
専門課程とは、会社ごとの固有技術であり、製造部門だと製品の作り方や、経理部門だと伝票処理方法といったようなことを指します。
専門課程については、会社に入ってから学ぶことでよいかもしれません。
しかし、一般教養の領域については、事前に知っておくことが重要だと思います。
ところで、
小学校では、国語・算数・理科・社会を学びました。
中学校では、そこに英語が追加されました。
高等学校では、それらがさらに細かく分化しました。
大学では、私の場合、工学部で土木技術を勉強しました。
さて、以下のことは、どこで学ぶ機会があったのでしょうか?
会社は、営業やサービス提供部門、管理部門等から構成されて仕事が分担されていること。
自社のサービスの原価や経費、利益はどのように捉えていけばよいのか。
そもそも会社とは、何のために存在するのか。
これらのことは知っておくべき項目のごく一部のことですが、私自身は働く過程でなんとなく時間とともに知るようになったという状況です。30代になってからです。
振り返れば20代の頃は、自分の与えられた仕事の意味などよく分からなくて気持ちがモヤモヤしていました。会社の中の仕組みもよく分からず、自分自身の仕事の範囲しか見えていませんでした。
できれば学生のうちにちゃんとした教育システムがあった上で基礎を勉強できれば、より充実した社会人生活がスタートできると思います。
未だに、会社への入社後に先輩との徒弟関係の中から学び取るというスタイルでは、固有技術についてはよいかもしれませんが、一般教養的な部分では時間のロスが大きいと思います。
しかし、現状は企業努力でカバーをしていくしかありません。
2009年6月12日金曜日
知らない怖さ
こんばんは。
知らない、ということがいかに怖いか、例を挙げて考えたいと思います。
今朝のラジオでの話題です。
最近は静かになりましたが、BSE(狂牛病)についてです。
アメリカからの牛肉輸入禁止が長らく続いていた頃があります。
まずは、その時の我々の気持ちを思い返してみましょう。
「アメリカの牛肉は怖い。日本国内産ならば安心だ。」だったと思います。ほんとんどの方々がです。
しかし、今日のラジオではびっくりすることが話題として取り上げられていました。
牛の屠場において、アメリカではピッシングという作業は禁止されていたが、日本では未だに継続されている現状があるということでした。(いよいよ日本でも全面禁止になるそうです。)
このピッシング、聞いたことがある方はどれくらいいるのでしょうか。
ピッシングとは、解体前の牛が跳ねないようにするため、脳や脊髄にワイヤーを通して神経系を破壊する作業だそうです。一番の目的は作業者の安全確保です。
目的を考えれば大変重要な作業なのですが、BSE感染の観点からすると、枝肉へ悪影響が及ぶ可能性がある行為ということです。
私もまったく知りませんでした。
国内産だから安心だという保証は、当時はあったわけではないのですね。
我々はマスコミをはじめニュースや新聞の情報源を信用できるものとしていますが、意外と完全ではない危険性があることに気づかされます。
もっと自己責任において、何が正しいのかを考える必要があるということです。
しかし、一個人の力で、正しい情報の選択をすることは現代ではひじょうに困難である感じがします。
どうすればよいのでしょうか。
情報発信側であるマスコミや一般人にとって有益な情報を持っている人が、積極的に情報発信をするしかないと思います。
また、情報発信側がどれくらいの正義感、正しい倫理観を持っているかが重要です。
情報過多の現代、正しい情報を得るためには、受けての情報収集力以上に情報発信側の価値観が問われています。
知らない、ということがいかに怖いか、例を挙げて考えたいと思います。
今朝のラジオでの話題です。
最近は静かになりましたが、BSE(狂牛病)についてです。
アメリカからの牛肉輸入禁止が長らく続いていた頃があります。
まずは、その時の我々の気持ちを思い返してみましょう。
「アメリカの牛肉は怖い。日本国内産ならば安心だ。」だったと思います。ほんとんどの方々がです。
しかし、今日のラジオではびっくりすることが話題として取り上げられていました。
牛の屠場において、アメリカではピッシングという作業は禁止されていたが、日本では未だに継続されている現状があるということでした。(いよいよ日本でも全面禁止になるそうです。)
このピッシング、聞いたことがある方はどれくらいいるのでしょうか。
ピッシングとは、解体前の牛が跳ねないようにするため、脳や脊髄にワイヤーを通して神経系を破壊する作業だそうです。一番の目的は作業者の安全確保です。
目的を考えれば大変重要な作業なのですが、BSE感染の観点からすると、枝肉へ悪影響が及ぶ可能性がある行為ということです。
私もまったく知りませんでした。
国内産だから安心だという保証は、当時はあったわけではないのですね。
我々はマスコミをはじめニュースや新聞の情報源を信用できるものとしていますが、意外と完全ではない危険性があることに気づかされます。
もっと自己責任において、何が正しいのかを考える必要があるということです。
しかし、一個人の力で、正しい情報の選択をすることは現代ではひじょうに困難である感じがします。
どうすればよいのでしょうか。
情報発信側であるマスコミや一般人にとって有益な情報を持っている人が、積極的に情報発信をするしかないと思います。
また、情報発信側がどれくらいの正義感、正しい倫理観を持っているかが重要です。
情報過多の現代、正しい情報を得るためには、受けての情報収集力以上に情報発信側の価値観が問われています。
2009年6月11日木曜日
経営者モーニングセミナーにて
こんばんは。
木曜日の早朝は、私の所属する東京都町田市倫理法人会の経営者モーニングセミナーが開催されます。
本日はM社のF社長のご講話がありました。
私が感じた今日の重要キーワードは、「即行即止」です。
因みに、7アクトというものがあって、その中には「即行即止、間髪入れずに実行を」という内容があります。
毎週、唱和している自分ですが、改めて気づかされました。
経営者モーニングセミナーでは、経営者をはじめ多くの方々が体験に基づく示唆に富んだ貴重なお話をしていただきます。
その中で、良いと思ったことは自分自身でもやってみるということです。
以前、本で読んだことがあります。
始めるか始めないか、悩むことがある。結果が付いてくるかどうか、始める前には分からない。
しかし、始めていない段階では、上手くいく確率も失敗する確率も、いずれも50%である。
半分は成功する可能性がある。
よって、始めることが重要である。
始めてみて、もし状況が芳しくないことがあれば、その都度方向性を修正すればいい。
そんな進み方をしていれば、結果的には何事も上手くいくはずである。
まず、やってみる。
改めて、大切なことだと認識しました。
ところで、私の経営者モーニングセミナー用のノートが2冊目になりました。
大切な宝物です。
見返し、思い返しながら、良いところは実行していきたいと思います。
木曜日の早朝は、私の所属する東京都町田市倫理法人会の経営者モーニングセミナーが開催されます。
本日はM社のF社長のご講話がありました。
私が感じた今日の重要キーワードは、「即行即止」です。
因みに、7アクトというものがあって、その中には「即行即止、間髪入れずに実行を」という内容があります。
毎週、唱和している自分ですが、改めて気づかされました。
経営者モーニングセミナーでは、経営者をはじめ多くの方々が体験に基づく示唆に富んだ貴重なお話をしていただきます。
その中で、良いと思ったことは自分自身でもやってみるということです。
以前、本で読んだことがあります。
始めるか始めないか、悩むことがある。結果が付いてくるかどうか、始める前には分からない。
しかし、始めていない段階では、上手くいく確率も失敗する確率も、いずれも50%である。
半分は成功する可能性がある。
よって、始めることが重要である。
始めてみて、もし状況が芳しくないことがあれば、その都度方向性を修正すればいい。
そんな進み方をしていれば、結果的には何事も上手くいくはずである。
まず、やってみる。
改めて、大切なことだと認識しました。
ところで、私の経営者モーニングセミナー用のノートが2冊目になりました。
大切な宝物です。
見返し、思い返しながら、良いところは実行していきたいと思います。
2009年6月10日水曜日
上手いスローガンの使い方
こんばんは。
ある企業の製造現場での5Sに関わる改善例を紹介します。
その職場の問題点のひとつとして、モノを置くときに縦横を揃えておくことが出来ない状況が多々ありました。
作業台が斜めに置かれていたり、机上の道具が斜めになっていたりという状態です。
課題は、ちゃんと縦横を揃えておくようにしましょう、という簡単なことなのですが、そのことを徹底するのに苦心していました。
現場の作業者に対して管理職から、ちゃんと置いてください、ということを繰り返し言うことも行っていましたが、時間に追われた多忙な状況において、どうしても二の次の状態になっていました。
ある時、製造課長からスローガンを決めようということで案が出されました。
「置く時、直角」、です。
シンプルで歯切れが良く、覚えやすい短文です。
そして、現場では大変興味深い使われ方がなされました。
問題のあるところに対して、「ちゃんと置き方を守りましょう」と言うのではなくて「置く時、直角」と、指差呼称をするだけです。
注意された側にとって反発心も起きず、素直に対処されていく状況が生まれていきました。
時間とともに、現場のモノの置き方のレベルは上がっていきました。
シンプルなスローガンと、注意を促すときの工夫の仕方には、参考になる点があります。
問題があったとしても、注意する側と注意される側という関係を生み出すのではなく、一緒に決めた目的に向かって一緒に頑張ろうというお互いが同じ方向を向いているスタンスのような感じがしますね。
5S活動は、技術的な課題というよりは、そうしようと思う意識改革のほうが重要な課題です。
どうやって当事者の意識を変えていくか?
その工夫が、求められます。
ある企業の製造現場での5Sに関わる改善例を紹介します。
その職場の問題点のひとつとして、モノを置くときに縦横を揃えておくことが出来ない状況が多々ありました。
作業台が斜めに置かれていたり、机上の道具が斜めになっていたりという状態です。
課題は、ちゃんと縦横を揃えておくようにしましょう、という簡単なことなのですが、そのことを徹底するのに苦心していました。
現場の作業者に対して管理職から、ちゃんと置いてください、ということを繰り返し言うことも行っていましたが、時間に追われた多忙な状況において、どうしても二の次の状態になっていました。
ある時、製造課長からスローガンを決めようということで案が出されました。
「置く時、直角」、です。
シンプルで歯切れが良く、覚えやすい短文です。
そして、現場では大変興味深い使われ方がなされました。
問題のあるところに対して、「ちゃんと置き方を守りましょう」と言うのではなくて「置く時、直角」と、指差呼称をするだけです。
注意された側にとって反発心も起きず、素直に対処されていく状況が生まれていきました。
時間とともに、現場のモノの置き方のレベルは上がっていきました。
シンプルなスローガンと、注意を促すときの工夫の仕方には、参考になる点があります。
問題があったとしても、注意する側と注意される側という関係を生み出すのではなく、一緒に決めた目的に向かって一緒に頑張ろうというお互いが同じ方向を向いているスタンスのような感じがしますね。
5S活動は、技術的な課題というよりは、そうしようと思う意識改革のほうが重要な課題です。
どうやって当事者の意識を変えていくか?
その工夫が、求められます。
2009年6月9日火曜日
社員教育の現状
こんばんは。
本日は経営コンサルティング会社の経営者にお会いして、各企業の社員教育事情について、教えていただきました。
状況は企業によってかなり違いますが、全般的に教育の機会を少なくしていく傾向にあるそうです。
今の景気を鑑みれば、教育費用をコスト削減の対象としていくことは止む終えない状況があるのでしょう。
話しは逸れますが、先日お会いしたある方の会社では、年間の予算を決めるとき、一番最初に決めることは教育費だそうです。
そして、それ以外の予算項目に原資を割り振っていくのだそうです。
因みにこの会社は、社長が周りの社員から絶対的な信頼があるそうです。陰で悪口を言う人もまずいないそうです。
私自身、その会社の複数の方々にお会いしてお聞きしましたが、皆、そのように言われます。
素晴らしい風土ですね。
ところで、今の時期、取組むべき教育とは何なのでしょうか。
おそらく、厳しい経営状況を打開していける力を社員が付けることだと思います。
となると、社員教育については単にコストとして捉えるのではなく、やるべきことを絞り込んで実施することが望まれるような気がします。
昨日も書きましたが、今の厳しい環境を打開するには社員の力を結集することが有効です。
何とか社員のモチベーションを下げず、将来に夢を持ちながら頑張るぞと思える環境を作り出していければと思います。
そのような中、何といっても先立つものが必要かもしれませんが、上記のような思いが反映された内容の事業計画に融資の関係者が共感をしていただけると、景気回復もより早まるのかもしれません。
この時期に注目すべき課題のひとつとして、社員教育であると思いました。
本日は経営コンサルティング会社の経営者にお会いして、各企業の社員教育事情について、教えていただきました。
状況は企業によってかなり違いますが、全般的に教育の機会を少なくしていく傾向にあるそうです。
今の景気を鑑みれば、教育費用をコスト削減の対象としていくことは止む終えない状況があるのでしょう。
話しは逸れますが、先日お会いしたある方の会社では、年間の予算を決めるとき、一番最初に決めることは教育費だそうです。
そして、それ以外の予算項目に原資を割り振っていくのだそうです。
因みにこの会社は、社長が周りの社員から絶対的な信頼があるそうです。陰で悪口を言う人もまずいないそうです。
私自身、その会社の複数の方々にお会いしてお聞きしましたが、皆、そのように言われます。
素晴らしい風土ですね。
ところで、今の時期、取組むべき教育とは何なのでしょうか。
おそらく、厳しい経営状況を打開していける力を社員が付けることだと思います。
となると、社員教育については単にコストとして捉えるのではなく、やるべきことを絞り込んで実施することが望まれるような気がします。
昨日も書きましたが、今の厳しい環境を打開するには社員の力を結集することが有効です。
何とか社員のモチベーションを下げず、将来に夢を持ちながら頑張るぞと思える環境を作り出していければと思います。
そのような中、何といっても先立つものが必要かもしれませんが、上記のような思いが反映された内容の事業計画に融資の関係者が共感をしていただけると、景気回復もより早まるのかもしれません。
この時期に注目すべき課題のひとつとして、社員教育であると思いました。
2009年6月8日月曜日
ラジオでの賃金の話題を受けて
こんばんは。
最近は車で出張することが多く、道中はラジオを聴くことが多くなりました。
以前は電車利用が多く移動中はもっぱら読書が中心でした。
最近は情報源が読書からラジオに移行しつつあります。
夕方、最低賃金の話題がありました。
最低賃金から月収の目安を算出すると約12万円となり、この金額は年金生活よりも低いのだそうです。
そこで12万円でほんとうに生活が出来るのかどうかが話題になっていました。
ほとんどの方々の意見としては、家賃や保険・税金といった生活の固定費的な部分を支払うと、食費を捻出するのもままならないという内容でした。
また、土日も遊べず、モノを買うことが出来ないから経済を回すという観点からは悪循環の状態を生み出している状況だそうです。
ほんとうに厳しい世の中です。
企業経営者に対して、もっと賃金を上げるべきという意見や、一方の経営者側からの意見としては、お客様から値下げ要求があるため人件費を上げることが出来ず、苦しんでいるというお話がありました。
私は経営者の方々に接することが多いので、この経営者のお気持ちもよくわかります。
以下、私の意見です。
企業の立場からすると、現状では企業は先行投資は危険な面もあるので、着実に利益に結びつけることができる事業展開の方法をまずは考えなければなりません。
企業の安定があって初めて賃金を支給することが出来ます。
どうすればよいのかですが、今、いかに知恵を出すかが試されていると思います。
この知恵を出すということは、人間が得意とし、人間にしかできないことと言えます。
また、ベテランはベテランなりの、経験の浅い人は浅いなりに、誰もが素晴らしい知恵を出せる可能性があります。
不況だから売上を高めることは難しいと思ってしまっては、始まりません。
もう改善をし尽くしたから、社内の経費の改善は難しいと思ってしまっては、駄目です。
すると、人件費削減しか無いという発想に陥ってしまいます。
ほんとうにあらゆる策をやりつくしたかどうかです。
知恵出しは、一人よりも二人、二人よりも三人と、多ければ多いほど良い知恵が出てくることが期待できます。
これらの可能性を前提にして、
企業側が賃金を払うということではなく、
従業員側が企業側から賃金を貰うということではなく、
経営者も従業員も皆一緒に知恵を出して、自分たちの賃金を自分たちで生み出す考え方で行動することが課題であると考えます。
今までの「労使」という経営の価値観を変えていく必要があります。
今こそ、皆が本気で頑張れるときです。
今、力の出し方を身につけておけば、好景気の時にはさらに良い状況になり、
次の不景気のときにも、土台がしっかりした体制で、その状況に立ち向かうことが出来るでしょう。
全員で取組む知恵出しの具体策に関する私の意見は、別の機会に譲ります。
皆が、持ち場立場で主体的に頑張り、賃金を確保していくことが出来ればと思います。
最近は車で出張することが多く、道中はラジオを聴くことが多くなりました。
以前は電車利用が多く移動中はもっぱら読書が中心でした。
最近は情報源が読書からラジオに移行しつつあります。
夕方、最低賃金の話題がありました。
最低賃金から月収の目安を算出すると約12万円となり、この金額は年金生活よりも低いのだそうです。
そこで12万円でほんとうに生活が出来るのかどうかが話題になっていました。
ほとんどの方々の意見としては、家賃や保険・税金といった生活の固定費的な部分を支払うと、食費を捻出するのもままならないという内容でした。
また、土日も遊べず、モノを買うことが出来ないから経済を回すという観点からは悪循環の状態を生み出している状況だそうです。
ほんとうに厳しい世の中です。
企業経営者に対して、もっと賃金を上げるべきという意見や、一方の経営者側からの意見としては、お客様から値下げ要求があるため人件費を上げることが出来ず、苦しんでいるというお話がありました。
私は経営者の方々に接することが多いので、この経営者のお気持ちもよくわかります。
以下、私の意見です。
企業の立場からすると、現状では企業は先行投資は危険な面もあるので、着実に利益に結びつけることができる事業展開の方法をまずは考えなければなりません。
企業の安定があって初めて賃金を支給することが出来ます。
どうすればよいのかですが、今、いかに知恵を出すかが試されていると思います。
この知恵を出すということは、人間が得意とし、人間にしかできないことと言えます。
また、ベテランはベテランなりの、経験の浅い人は浅いなりに、誰もが素晴らしい知恵を出せる可能性があります。
不況だから売上を高めることは難しいと思ってしまっては、始まりません。
もう改善をし尽くしたから、社内の経費の改善は難しいと思ってしまっては、駄目です。
すると、人件費削減しか無いという発想に陥ってしまいます。
ほんとうにあらゆる策をやりつくしたかどうかです。
知恵出しは、一人よりも二人、二人よりも三人と、多ければ多いほど良い知恵が出てくることが期待できます。
これらの可能性を前提にして、
企業側が賃金を払うということではなく、
従業員側が企業側から賃金を貰うということではなく、
経営者も従業員も皆一緒に知恵を出して、自分たちの賃金を自分たちで生み出す考え方で行動することが課題であると考えます。
今までの「労使」という経営の価値観を変えていく必要があります。
今こそ、皆が本気で頑張れるときです。
今、力の出し方を身につけておけば、好景気の時にはさらに良い状況になり、
次の不景気のときにも、土台がしっかりした体制で、その状況に立ち向かうことが出来るでしょう。
全員で取組む知恵出しの具体策に関する私の意見は、別の機会に譲ります。
皆が、持ち場立場で主体的に頑張り、賃金を確保していくことが出来ればと思います。
2009年6月6日土曜日
ナンバーワン!オンリーワン!ファーストワン!
こんばんは。
本日は、有名ビール会社のY専務のお話をお伺いしました。
大変競争が激しい業界です。
ビール関連飲料の世界では、短期間でビール・発泡酒・第3のビール等の売上バランスが変化しています。
また、お客様のバランスがかつての酒屋さん主体からコンビニやDS・スーパー等に業態が変化することで営業のやり方を変えていく必要があったりと、大変な状況のようです。
そのような環境変化に対して重要なことは、変化への対応ということになります。
また、起こった変化へ対応していくこと以上に、変化の先取りが重要とのことです。
ナンバーワン!オンリーワン!ファーストワン!
Y専務がお話された中で、私には一番印象に残った言葉です。
一見、大会社で安定しているように見えるけれど、この点において一歩間違えればいつでも会社は無くなってしまう危険があるそうです。
全社員で、いかに危機感を共有して前に進むことができるか、今の企業の最重要課題ですね。
最後にY専務がおっしゃったお話しも印象的でした。
「売るのではない。お客様に買ってもらうのだ。」
「自社の給料をはじめとするコストの負担は、お客様がしてくれている。」
う~ん、自分の仕事に対する価値観がまた一歩成長できそうな予感です。
Y専務、ほんとうにありがとうございました。感謝。
本日は、有名ビール会社のY専務のお話をお伺いしました。
大変競争が激しい業界です。
ビール関連飲料の世界では、短期間でビール・発泡酒・第3のビール等の売上バランスが変化しています。
また、お客様のバランスがかつての酒屋さん主体からコンビニやDS・スーパー等に業態が変化することで営業のやり方を変えていく必要があったりと、大変な状況のようです。
そのような環境変化に対して重要なことは、変化への対応ということになります。
また、起こった変化へ対応していくこと以上に、変化の先取りが重要とのことです。
ナンバーワン!オンリーワン!ファーストワン!
Y専務がお話された中で、私には一番印象に残った言葉です。
一見、大会社で安定しているように見えるけれど、この点において一歩間違えればいつでも会社は無くなってしまう危険があるそうです。
全社員で、いかに危機感を共有して前に進むことができるか、今の企業の最重要課題ですね。
最後にY専務がおっしゃったお話しも印象的でした。
「売るのではない。お客様に買ってもらうのだ。」
「自社の給料をはじめとするコストの負担は、お客様がしてくれている。」
う~ん、自分の仕事に対する価値観がまた一歩成長できそうな予感です。
Y専務、ほんとうにありがとうございました。感謝。
2009年6月5日金曜日
相手の立場を理解することが重要
こんばんは。
本日は、営業コンサルタントのR社長のお話を伺いました。
営業現場での体験を深く分析した上で改善を加え、独自の営業スタイルを確立されています。
まず、自分が何のために働くのか?
それは家族のためだそうです。
R社長は、ほんとうにお子様や奥様のことを生き甲斐と思っていらっしゃいました。
そのことが仕事の原動力とのこと。
そして、営業のお話しですが、一番印象に残ったのは、
お客様のニーズを把握する視点を、お客様が店内にいる時間の範囲で考えるのではなくて、
お店に来る原因となっている過去の出来事や思いにまで踏み込んでニーズを把握するという部分でした。
説明は具体的でひじょうに分かりやすく、腹に落ちました。
R社長ご自身が小売の販売を経験された中から培ってきた方法ということで、説得力がありました。
自分が顧客の立場だと、店員にどう対応して欲しいのかを考えればよいということですね。
しかし分かっているようで、なかなか気づきにくい点でもあります。
また、言い換えると、相手の立場に立って物事を考えることが大切ということになると思います。
このことは、営業の仕事だけではなくて、全ての仕事、いや仕事だけではなくて誰かとコミュニケーションをとるときに必ず必要になってくる心構えだと思います。
ところで、お若いR社長が気づき実践されていることを思うと、自分の至らなさを少し恥ずかしく感じました。
R社長、ありがとうございました。
本日は、営業コンサルタントのR社長のお話を伺いました。
営業現場での体験を深く分析した上で改善を加え、独自の営業スタイルを確立されています。
まず、自分が何のために働くのか?
それは家族のためだそうです。
R社長は、ほんとうにお子様や奥様のことを生き甲斐と思っていらっしゃいました。
そのことが仕事の原動力とのこと。
そして、営業のお話しですが、一番印象に残ったのは、
お客様のニーズを把握する視点を、お客様が店内にいる時間の範囲で考えるのではなくて、
お店に来る原因となっている過去の出来事や思いにまで踏み込んでニーズを把握するという部分でした。
説明は具体的でひじょうに分かりやすく、腹に落ちました。
R社長ご自身が小売の販売を経験された中から培ってきた方法ということで、説得力がありました。
自分が顧客の立場だと、店員にどう対応して欲しいのかを考えればよいということですね。
しかし分かっているようで、なかなか気づきにくい点でもあります。
また、言い換えると、相手の立場に立って物事を考えることが大切ということになると思います。
このことは、営業の仕事だけではなくて、全ての仕事、いや仕事だけではなくて誰かとコミュニケーションをとるときに必ず必要になってくる心構えだと思います。
ところで、お若いR社長が気づき実践されていることを思うと、自分の至らなさを少し恥ずかしく感じました。
R社長、ありがとうございました。
2009年6月4日木曜日
一斉清掃にて
こんばんは。
今朝は、私が所属している東京都町田市倫理法人会で年一回の一斉清掃があり、参加してきました。
私が所属したグループは、JR町田駅西側の境川沿いの道路清掃を担当しました。
掃除を開始して気づいたのですが、意外とゴミが少ないと思いました。
普段から誰かが清掃をされているのかもしれません。
偏見かもしれませんが、駅近隣であれば結構ゴミがあるのではと考えていました。
川面を見ると、さらに驚きました。
水が透き通っていて、なんと鯉が泳いでいました。
魚が泳げるということですから、間違いなく綺麗な水なのでしょう。
多くの方々の努力があって維持されているのだと思いますが、町田はなんといいところなのだろうと思いました。
この体験で気づきました。
私は駅近くの境川は汚れているものだと思っていました。
これは、意識して思っているということではなくて、事実を確認もせず勝手にレッテルを貼っていました。
見るまでもなく無意識の中で、勝手な価値観を構築していたのです。
また、頻繁にこの川を車で渡っていたのですが、よく見ていませんでした。
事実と違う価値観を疑いもなく、無意識に信じている自分がいることに気づきました。
大変恐ろしいことです。
私は経営コンサルという仕事に携わる身ですから、事実を正確に把握することが重要です。
難しい課題ですが、自分の価値観の築き方をもっと工夫しなければと思いました。
貴重な気づきのきっかけを、今日も与えていただきました。感謝。
今朝は、私が所属している東京都町田市倫理法人会で年一回の一斉清掃があり、参加してきました。
私が所属したグループは、JR町田駅西側の境川沿いの道路清掃を担当しました。
掃除を開始して気づいたのですが、意外とゴミが少ないと思いました。
普段から誰かが清掃をされているのかもしれません。
偏見かもしれませんが、駅近隣であれば結構ゴミがあるのではと考えていました。
川面を見ると、さらに驚きました。
水が透き通っていて、なんと鯉が泳いでいました。
魚が泳げるということですから、間違いなく綺麗な水なのでしょう。
多くの方々の努力があって維持されているのだと思いますが、町田はなんといいところなのだろうと思いました。
この体験で気づきました。
私は駅近くの境川は汚れているものだと思っていました。
これは、意識して思っているということではなくて、事実を確認もせず勝手にレッテルを貼っていました。
見るまでもなく無意識の中で、勝手な価値観を構築していたのです。
また、頻繁にこの川を車で渡っていたのですが、よく見ていませんでした。
事実と違う価値観を疑いもなく、無意識に信じている自分がいることに気づきました。
大変恐ろしいことです。
私は経営コンサルという仕事に携わる身ですから、事実を正確に把握することが重要です。
難しい課題ですが、自分の価値観の築き方をもっと工夫しなければと思いました。
貴重な気づきのきっかけを、今日も与えていただきました。感謝。
2009年6月3日水曜日
難しい判断に立ち向かう経営者
こんばんは。
今日は、M社長のところに訪問してきました。
製造業ですが、新たな引合いに対して受注すべきかどうかという結論を出さなければならないという状況にありました。
今のような時期ですから、お客様からの要求価格は大変厳しい内容であり、今の仕事のやり方を続ければ利益確保は困難な状況です。
改善を加えて利益を出していく努力が前提になりますが、現段階で確実な見通しを持てているわけではありません。
一方で社内事業を鑑みれば、何とか売上を確保していかなければ多くの従業員の雇用を守ることができないという課題がありました。
経営者であれば何度も直面する難題ですが、皆さんであれば、どのような判断を下されますか?
正しい答えはありません。どう選択するか、どう腹を決めるかということでしかないかもしれません。
結論がまだ出たわけではありませんが、M社長はおそらく経営者として従業員の雇用を守りながら利益を出していく努力をするという方向を選択されると思っています。
私は、いつも従業員のことを優先されて考えていらっしゃるM社長のことを大変尊敬しています。
このような状況をみると、なんとかお力にならなければという気持ちになります。
本日は急遽、製造現場に入り、引合い製品の原価の再調査を行わせていただきました。
良い方向に向かっていただきたく思います。
今日は、M社長のところに訪問してきました。
製造業ですが、新たな引合いに対して受注すべきかどうかという結論を出さなければならないという状況にありました。
今のような時期ですから、お客様からの要求価格は大変厳しい内容であり、今の仕事のやり方を続ければ利益確保は困難な状況です。
改善を加えて利益を出していく努力が前提になりますが、現段階で確実な見通しを持てているわけではありません。
一方で社内事業を鑑みれば、何とか売上を確保していかなければ多くの従業員の雇用を守ることができないという課題がありました。
経営者であれば何度も直面する難題ですが、皆さんであれば、どのような判断を下されますか?
正しい答えはありません。どう選択するか、どう腹を決めるかということでしかないかもしれません。
結論がまだ出たわけではありませんが、M社長はおそらく経営者として従業員の雇用を守りながら利益を出していく努力をするという方向を選択されると思っています。
私は、いつも従業員のことを優先されて考えていらっしゃるM社長のことを大変尊敬しています。
このような状況をみると、なんとかお力にならなければという気持ちになります。
本日は急遽、製造現場に入り、引合い製品の原価の再調査を行わせていただきました。
良い方向に向かっていただきたく思います。
2009年6月2日火曜日
早朝の気持ち良さ
おはようございます。
今朝は久しぶりに晴れました。
先ほど自転車で成瀬の森周辺を走ってきました。
成瀬の森とは、私が勝手に呼んでいる地域です。
住宅地ですが緑が多く、いつも鶯が鳴いているんですよ。
今日は緑が一段と香しく、また早朝は人がいないので、マイナスイオンと自然のエネルギーを独り占めという感じです。
ほんと、朝は気持ちがよいですね。
ところで、「気持ちがよい」という言葉から、先日お伺いしたK社長のお話を思い出してしまいました。
K社長はファッション関連やレストランを数十店以上展開されている実業家です。
私は仕事柄、多くの経営者の方々にお会いしますが、お会いした方々の本質を貫くキーワードを探すことが大好きです。
それを見つけたとき、学びの大きな充実感を得ます。
K社長は、自分の魂が揺さぶられる仕事をすることが大切とおっしゃっていました。
自分自身の気持ちがよい状態があって笑顔になり、そしてその揺れがお客様に伝わって共振する、そんな仕事のやり方ができれば自分もお客様もハッピーになれるということです。
分かりやすい例は、ミュージシャンのコンサートです。
ミュージシャンは舞台の上にいるものの、もしかすると観客に聞かせる以前に自分たちが楽しんでいるのかもしれません。そしてその状態に観客が共振します。一緒に手拍子や歌を歌います。
自分の魂の揺れとお客様の揺れが共振するというのは、最近の私の中でひじょうにヒットした言葉です。
「気持ち良さ」繋がりで、こんなことを考えていました。
今日の仕事はスタートの気分がいいこともあって、気持ち良く進むことでしょう。
誰かの魂を揺さぶることになれば、より幸せです。
今朝は久しぶりに晴れました。
先ほど自転車で成瀬の森周辺を走ってきました。
成瀬の森とは、私が勝手に呼んでいる地域です。
住宅地ですが緑が多く、いつも鶯が鳴いているんですよ。
今日は緑が一段と香しく、また早朝は人がいないので、マイナスイオンと自然のエネルギーを独り占めという感じです。
ほんと、朝は気持ちがよいですね。
ところで、「気持ちがよい」という言葉から、先日お伺いしたK社長のお話を思い出してしまいました。
K社長はファッション関連やレストランを数十店以上展開されている実業家です。
私は仕事柄、多くの経営者の方々にお会いしますが、お会いした方々の本質を貫くキーワードを探すことが大好きです。
それを見つけたとき、学びの大きな充実感を得ます。
K社長は、自分の魂が揺さぶられる仕事をすることが大切とおっしゃっていました。
自分自身の気持ちがよい状態があって笑顔になり、そしてその揺れがお客様に伝わって共振する、そんな仕事のやり方ができれば自分もお客様もハッピーになれるということです。
分かりやすい例は、ミュージシャンのコンサートです。
ミュージシャンは舞台の上にいるものの、もしかすると観客に聞かせる以前に自分たちが楽しんでいるのかもしれません。そしてその状態に観客が共振します。一緒に手拍子や歌を歌います。
自分の魂の揺れとお客様の揺れが共振するというのは、最近の私の中でひじょうにヒットした言葉です。
「気持ち良さ」繋がりで、こんなことを考えていました。
今日の仕事はスタートの気分がいいこともあって、気持ち良く進むことでしょう。
誰かの魂を揺さぶることになれば、より幸せです。
2009年6月1日月曜日
音楽スタジオにて
こんにちは。
昨日は娘がバンドを組んでドラムをやるということで、練習のためスタジオに行ってきました。
私自身が学生の頃、ドラムをやっていたことがあるので教えてあげようということになりました。
ところで、ドラムが練習できるような場所といっても以外と無いんですね。
やっと見つけた音楽スクールで聞いてみると、本日は予約で一杯なので明日以降で予約を取った上で改めて来てほしいとのことでした。
せっかく来たのに残念だなあと思っていたところ、別の担当の方が近づいてきて、ちょっとお待ち下さいと言われた後にいろいろと調べていました。
そして、今から2時間程度であれば練習は可能とのことでした。
あれっ、担当者によって言うことがなぜ違うのだろうと不思議に思いました。
その後、ちゃんと練習が出来、私たちは満足しました。
最初に予約で一杯といった担当者も、ちゃんと対応してもらった印象を持っていました。
しかし、結果的には間違いがあり、スタジオは空いていました。
振り返ると、最初の担当者はスケジュール表等の資料を調べたりせず、即答で私たちに回答していたことが気になりました。
後の担当者はスケジュールを確認し、予約のシステム等について順序立てて丁寧に説明していただきました。
いったい何がこの違いを作っているのでしょうか。
また、後者の方は「ドラムをされているのですか。」と気さくな感じで話しかけてくれました。
そこで気づいたのです。
両者とも表面的な接客態度については良好なのですが、おそらくお客様に対する思いの持ち方が違ったのではないかと。
後の担当の方は私たちに対して何とかドラムを演奏していって欲しいという思いだったのではないかと、後になって思いました。
気さくに話しかけてくれた会話の裏側には、楽器の演奏は楽しいですよね、ぜひ楽しんでいって下さい、という思いが強くあったのだと思います。
そして、私たちの要望に応える解決策を見つけてくれたのです。
また、音楽スクールの売上(私が支払った利用料)は言うまでもなく、後の担当者が稼がれたことになります。
次回に行った時、私は間違いなくその担当者を探し、お礼の気持ちを伝えることでしょう。
小さな出来事でしたが、経営に通じる重要な課題が垣間見れました。
昨日は娘がバンドを組んでドラムをやるということで、練習のためスタジオに行ってきました。
私自身が学生の頃、ドラムをやっていたことがあるので教えてあげようということになりました。
ところで、ドラムが練習できるような場所といっても以外と無いんですね。
やっと見つけた音楽スクールで聞いてみると、本日は予約で一杯なので明日以降で予約を取った上で改めて来てほしいとのことでした。
せっかく来たのに残念だなあと思っていたところ、別の担当の方が近づいてきて、ちょっとお待ち下さいと言われた後にいろいろと調べていました。
そして、今から2時間程度であれば練習は可能とのことでした。
あれっ、担当者によって言うことがなぜ違うのだろうと不思議に思いました。
その後、ちゃんと練習が出来、私たちは満足しました。
最初に予約で一杯といった担当者も、ちゃんと対応してもらった印象を持っていました。
しかし、結果的には間違いがあり、スタジオは空いていました。
振り返ると、最初の担当者はスケジュール表等の資料を調べたりせず、即答で私たちに回答していたことが気になりました。
後の担当者はスケジュールを確認し、予約のシステム等について順序立てて丁寧に説明していただきました。
いったい何がこの違いを作っているのでしょうか。
また、後者の方は「ドラムをされているのですか。」と気さくな感じで話しかけてくれました。
そこで気づいたのです。
両者とも表面的な接客態度については良好なのですが、おそらくお客様に対する思いの持ち方が違ったのではないかと。
後の担当の方は私たちに対して何とかドラムを演奏していって欲しいという思いだったのではないかと、後になって思いました。
気さくに話しかけてくれた会話の裏側には、楽器の演奏は楽しいですよね、ぜひ楽しんでいって下さい、という思いが強くあったのだと思います。
そして、私たちの要望に応える解決策を見つけてくれたのです。
また、音楽スクールの売上(私が支払った利用料)は言うまでもなく、後の担当者が稼がれたことになります。
次回に行った時、私は間違いなくその担当者を探し、お礼の気持ちを伝えることでしょう。
小さな出来事でしたが、経営に通じる重要な課題が垣間見れました。
登録:
投稿 (Atom)