2009年6月17日水曜日

改善に勢いがついたT社

こんばんは。

本日、T社を訪問しました。

現在、5Sの改善テーマに取組んでいます。
半月ぶりにお伺いしたのですが、工場に入った瞬間に驚きました。

床が輝いていました。
また、作業台や材料関連を置く容器等が綺麗に整列していました。

以前はモノが斜めに置かれていることもありましたが、今日は整然としていて気持ち良さを感じました。

製造部長や製造課長たちとお話をすると、以前にも増してやる気満々というエネルギーを感じます。
かつて、目先の仕事が忙しくて改善に手が回らないと言っていたこともある方々が、
今の気合の入り方は大変なものです。

90点ではなく100点を目指します、と堂々と発言される製造部長の姿には感心しました。

意識が変わりつつあります。

おそらく、半月後にお伺いすると、さらに進化していることは間違いありません。

次回の工場の姿を確認するのが、今から楽しみです。

ところで、なぜここまで意識が変化したのか。

以前の部課長たちは、今日の出荷納期を守るということだけに意識が集中し、それ以外のことは二の次という状態にありました。
一応、改善に取組まなければならないという考えは理解できていたものの、結果的に行動が伴って来ない状況がありました。

しかし部課長が話し合いを重ねる中で、段々と気づいていったようです。

とにかく行動しなければ、いつまでたっても変えることができない、ということに。

変えなければ将来がない、ということに。

本物の風土改革が実現できそうです。

部課長たちの強い管理職チームは、これからどんな難しい問題に直面しても果敢に取組んでいこうとする姿勢になりそうです。