2009年6月9日火曜日

社員教育の現状

こんばんは。

本日は経営コンサルティング会社の経営者にお会いして、各企業の社員教育事情について、教えていただきました。

状況は企業によってかなり違いますが、全般的に教育の機会を少なくしていく傾向にあるそうです。
今の景気を鑑みれば、教育費用をコスト削減の対象としていくことは止む終えない状況があるのでしょう。

話しは逸れますが、先日お会いしたある方の会社では、年間の予算を決めるとき、一番最初に決めることは教育費だそうです。
そして、それ以外の予算項目に原資を割り振っていくのだそうです。
因みにこの会社は、社長が周りの社員から絶対的な信頼があるそうです。陰で悪口を言う人もまずいないそうです。
私自身、その会社の複数の方々にお会いしてお聞きしましたが、皆、そのように言われます。

素晴らしい風土ですね。

ところで、今の時期、取組むべき教育とは何なのでしょうか。

おそらく、厳しい経営状況を打開していける力を社員が付けることだと思います。
となると、社員教育については単にコストとして捉えるのではなく、やるべきことを絞り込んで実施することが望まれるような気がします。

昨日も書きましたが、今の厳しい環境を打開するには社員の力を結集することが有効です。
何とか社員のモチベーションを下げず、将来に夢を持ちながら頑張るぞと思える環境を作り出していければと思います。

そのような中、何といっても先立つものが必要かもしれませんが、上記のような思いが反映された内容の事業計画に融資の関係者が共感をしていただけると、景気回復もより早まるのかもしれません。

この時期に注目すべき課題のひとつとして、社員教育であると思いました。