こんばんは。
本日はお伺いした企業のあるリーダーの方と、部下とのコミュニケーションについて話しました。
その方は元々リーダーシップがある方ですが、これから部下をどう育てていけばよいのかということに関心を持っておられました。
本音で話しをするためには、社内ではなく外部で話す環境を作っていかなければならないという考えをお持ちでした。
以前は、仕事が終われば部下と食事に行ったり、休日にはバーベーキューをしたそうですが、最近は仕事が忙しくなり、メンバーとスケジュールを合わせていくことが困難になってきたとのことです。
それでも、改めて社外でのコミュニケーション環境を作っていきたいという思いでした。
このようなコミュニケーションができている状態のときは、他部門とのコミュニケーションも円滑なため、気軽に応援しあうことが可能だったそうです。
しかし、現状では他部門への頼みごとがお互いしにくくなっているとのこと。
以下、私の意見です。
どこの企業でもそうですが、以前に比較すると仕事が複雑になってきています。
製造業を例に挙げると、作る製品品種は増える一方で、一つひとつの注文数量は逆に少なくなっていく傾向があります。
いわゆる多品種少量です。
こうなると製造側としては一個当りの販売価格を上げて欲しくなる訳ですが、お客様は簡単には価格を上げてくれません。
仕事が複雑になるために人件費をはじめとするコストは増えます。
しかし、売上は高くなるわけではありませんから、結果として利幅が小さくなっていきます。
悪循環です。
これらの課題を解決する方法は多々あると思いますが、一番有効な方法は、社員のコミュニケーションの中から新たな知恵を生み出すということです。
新しい理屈を生み出す前に、人間系エンジンの構築です。
仲間で助け合おうとする関係から生まれる人間の持つパワーは、ひじょうに大きなものです。
また、他者と気軽に話しができる環境があれば、そこからは新しいアイデアが多く生み出される可能性があります。
複雑化する問題を前にしてチャレンジしようと思う気持ちが出てくることが必要です。
その気持ちを生み出す原動力は、同じ職場に集う仲間の信頼感から出てくると、私は考えています。
現代のコストダウンなどの改善活動の特色は、既に改善し尽くされた部分にさらに努力をすることを強いられることが多くなります。
取組まなければならないと頭で分かってはいるものの、気持ちの上では苦痛を伴ってしまうことがあります。
そのような時、仲間のために頑張ろう、一緒に頑張ろう、といった気持ちが支えになります。
そして、目的に到達したときの達成感は大きなものになります。
最初の課題に戻りますが、
忙しくて時間が無いと思われる状況においても、なんとか時間を作り出して部下とのコミュニケーションの場を作っていくことは、職場環境を良くすることのみならず、企業の利益創出にも密接に連動した重要な課題であると言えます。