とある企業様での出来事です。
最近5S活動に積極的に取組まれています。
商談に関連して、お客様が工場見学に来られたそうです。
そこで、資材置き場の整然とした管理状況を見られ、
この状況では製品品質も間違いないということで、取引開始になったとのこと。
当然、この一点のみで決まったいうことではないですが、
お客様に決断していただくには充分な要素であったようです。
社員の方々は、自分たちの取組みに対して思わぬ形で評価されたことに感動していました。
5S活動は社員が本気になって取組んでいるか、その状況を見れば意識レベルを確認することができます。
また製造業ですと、その意識レベルがそのまま製品の品質レベルに繋がっているとも言えます。
一見怖い見方のような気もしますが、まじめにきちんと取組んでいれば、そのことが評価される可能性があるということです。
製品品質そのものよりも、社員が良いもの作ろうと思っているのかという点が、意外と評価対象になっている気がしました。