2009年8月20日木曜日

先の不安とどう付き合うか

今朝はお坊さんのお話をお聞きしました。

無一物で出発し、托鉢をしながら全国行脚をされた体験談です。

毎日、食事代や宿泊費を托鉢から捻出しなければならないのですが、

当初は今日は大丈夫かという不安ばかりが気持ちとしてあったとのこと。

そして、だんだんと先のことは仏に任せ、今だけを考えるようになると、

結果的には多くの人に助けられ、全国を回ることが出来たのだそうです。

お坊さん曰く、人は他人に尽くしたいという構造になっている。

他人のために尽くさないと、満足感は得ることができない。

正しい行動の人は、助けてあげたいと思う。

だから、自分が正しく行動していれば、必ず手を差し伸べてくれる人がいる。

よって、先の不安を抱くよりも今を正しく生きることが大切であるということです。

なるほど、と思いました。

宗教的に神にすがるつもりはありませんが、気持ちの持ち様として参考になります。

先の不安が大きくなりすぎると、今が不完全燃焼になってしまいますから。