2009年12月31日木曜日

自己評価80点

良い年でした。

多くの問題に突き当りましたが、

その問題があったからこそ、先の仕事に繋がったこともありました。

この一年に起こったことは全て必然だったような気がします。

もしかすると、来年への必然かも。


明日から新年。

少し上昇角度を上げていきたいと思います。

2009年12月30日水曜日

十七箇条が肚に落ちているか

万人幸福の栞です。

どれくらい身に付いているのか、

紙に書き出してみました。

結果、70点といったところでした。

まだまだです。

正しいことを潜在意識にまで落とし込むことが大変重要なことです。

経営コンサルタントは人間が勝負。

ひたすら人間磨きです。

2009年12月29日火曜日

来期目標、思案中

今年度はいちばん最初に売上目標を設定していました。

しかし、一年間を振り返ると営業活動に何か違和感を感じました。

いろいろと考えた末、来期目標の最上位項目は、

出会いたい経営者の人数にしました。

今まで多くの出会いの中から新しいビジネスが始まりました。

出会いをどう増やすか。

貴重な出会いをどう活かすか。

相手の方の幸せをどのように考えるのか。

来期はそのようなところに重点を置きたいと思います。

自社サービスの社会での存在感こそ、やりがいです。

2009年12月28日月曜日

練り込みの時

反省を踏まえ、飛躍への足掛かりを考える時。

気分的にも今がチャンスです。

今年もあと3日ちょっとあります。

来年はどんな事業展開を楽しむか。

考えて、イメージして、描いて、

アイデアを練り込んでいきたいと思います。

2009年12月27日日曜日

縁と絆

一年間一緒に勉強してきた仲間との忘年会がありました。

経営者や企業幹部の方々です。

たまたま縁があって一緒の時間を過ごし、

絆を深めてきました。

和魂経営のフォーラム以来、一か月ぶりの集合でしたが、

これからも会い続けたいと思う素晴らしい方々です。

このような財産を得ることができるとは、当初は期待も予想もしていませんでした。

仕事の繋がりも出てきそうです。

これからも縁と絆をどんどん増やしていきたいと思います。

2009年12月26日土曜日

数百回の感謝

やっと年賀状を書きました。

お一人ずつ感謝の気持ちをこめて簡単なコメントをします。

数百枚繰り返せば、頭の中は感謝の言葉だらけ。

本当に多くの方々のお世話になって、今があります。

心からそう思う機会を、

年賀状が作ってくれています。

2009年12月25日金曜日

仕事からちょっと離れる

クリスマスイブ。

久しぶりにお気に入りのスキレット(鋳物のフライパン)を使って、

骨付きチキンをソテーしました。

もう一年以上も使ってなかったスキレット。

久しぶりに独特の焼き加減に大満足。

しかし、この道具は重くて、ちゃんとメンテナンスしないと錆びてしまいます。

取扱には大変な手間がかかるのですが、

その分、仕事から離れて気分転換になりました。

2009年12月24日木曜日

リモート・ビューイング

今日、お話しを伺いました。

日本語では遠隔透視と訳されるそうです。

オカルトの世界のような、理屈ではどう理解できるのか、

いろいろと思いましたが、

何にでも興味を示す私のことですので、

早速、アマゾンで関連書籍を数冊発注しました。


先日は年末に向けて忙しいなんて書いてしまいましたが、

こんな新たな調査研究はワクワク楽しくできてしまうんです。

無理してでも時間を作ります。

随分といい加減な私です。

2009年12月23日水曜日

大晦日に向けて

今年こそは余裕をもって迎えようと思っていましたが・・・

ぎりぎりまでバタバタとなりそうです。

後回しにしてきた仕事があり、

何とか年内に完了させたいと思います。

自分自身の仕事の効率をもっともっと高めることを、

取組み続けなければなりません。

2009年12月21日月曜日

採算意識と採算感覚

「採算意識」と「採算感覚」。

この似た言葉の違いは何か。

私が重要だと考えるのは、採算感覚。

例えば車の運転は、慣れれば意識しなくても出来てしまう。

そのように意識していなくても感覚的に仕事の中で採算の判断が出来てしまうこと。

今の時代、経営者のみならず社会人として身につけておく重要なことだと考えています。

2009年12月20日日曜日

本棚の並べ方②

今はカテゴリー分類せず、バラバラです。

それは思いがけない発想を期待するためでした。

これまで多くのアイデアを溜めこむことができました。

次はアイデアを深耕する段階です。

来年は、カテゴリー分類をしようと考えています。

来年の課題に合わせた本棚の工夫を、

今年中に行います。

2009年12月19日土曜日

事業継続計画

昨日、話を聞きました。

自社のリスクについて念のため考えておく必要を感じました。

お客様が被災された時にも大きな影響を受けます。

考えられなかったことが突然起こる時代。

あらゆるリスクを想定して対策を検討しておかなければなりません。

2009年12月18日金曜日

「出会えて良かった」のために

1月から始まるコンサルの打合せをしました。

どんな方々にお会いできるのか、楽しみです。


コンサルをしていてやりがいを感じる瞬間は、

お客様から成果が出てありがとうと言われるよりも、

「あなたに出会えて良かった」と言われた時です。

実は社長からよりも現場の最前線の方から言われたときが、

涙が出るほど嬉しく思います。


新たな感動を期待できる私は幸せ者です。

2009年12月17日木曜日

デフレ宣言の目的は?

デフレ宣言というのがありました。

勉強不足の身で恐縮ですが、

この宣言の目的はいったい何なのだろうかと思いました。


来年はもっと厳しくなりそうという発言が、多くの経営者から聞かれます。

宣言があって、それがマスコミなどで報道され、そのことで社会的認知が確固たるものになり、

デフレが揺るぎないものにされているような感じです。

もっとならないための対策や心構えなどを社会全体で共有できないものかと思います。

2009年12月15日火曜日

採算を見える化したら・・・

ある会の事務局を担当しています。

新たにお金を使っていいものかどうかよく議論になるのですが、

もやもやしたまま結論が出せずといった状況が多くありました。

担当の税理士さんから昨期の損益実績をもらって月別に並べてみました。

単純な推移表ですが、黒字か赤字かがはっきりと分りました。

僅かですが赤字でした。

またいつ何にお金を使ってきたのかが分りました。

今期は月次の累計管理と通期見通しを毎月見ながら採算をコントロールしようと思います。


この会はボランティアの集まりで成り立っていますから、

あまりシビアな管理がなされていませんでした。

景気の影響か、収入も変動が大きくなってきているので、

会の安定運営を維持したいと思います。

2009年12月14日月曜日

自動車メーカーの動きに関して

トヨタがコンセントで充電可能なハイブリッド車の販売予定を発表しました。

各社も電気自動車か、ハイブリッド車かで熾烈な競争が続いています。

この一年で大きな方向転換が見られました。

もしここまで景気が悪くならなければ、

これほどの環境への入れ込みは無かったのではないかと思います。

まさに自動車メーカーにとってはチャンスである状態になってきたのではないでしょうか。

様々な業界で同様の新しい動きが見られると良いですね。

当然、経営コンサルの業界も変化しなければなりません。

2009年12月13日日曜日

高校の普通科って?

高卒での就職内定率がかなり低いようです。

景気が悪いの一言で片づけられる問題ではありません。

高校生でも私は何ができるかということと、

私はこのように人間を磨いていたというものが必要だと思います。

事業発展の可能性を持っている人物かどうかです。

入社してから育ててもらう考えでは、

企業にとって費用捻出が厳しい状況のなか、経費負担増としてしか見られなくなってしまいます。

なかなか厳しい状況ですが、

そう考えたときに、高校の普通科って何する所?と気になります。

偏見かもしれませんが、普通という言葉が妙に違和感を感じます。

大学への通過点?

社会に貢献できる人をどうやって育てるか、高校も大きな転換を求められているのでは・・・。

2009年12月12日土曜日

新工場を作った社長

ちょうど一年前に新工場を作った会社です。

一年ぶりにお伺いしたら、

ある部門の売上が1.5倍になっていました。

社長は、新工場になり生産能力も大きくなったのでその分仕事を入れないと、

ということで営業に走り回っています。

工場が大きくなったので、かかる経費も1.5倍になったそうです。

社長が持っている危機感を強く感じました。

でもこの気持ちがある限り、上手くいくのだと思います。

2009年12月11日金曜日

国際宇宙ステーションが見えました

昨日の早朝、車のラジオから間もなく上空を通過しますとの話題が流れてきました。

車を止めて真っ暗な上空を見ていたら、

西から東へ向かってかなりの速さで流れていく明るい光を確認しました。

見えました。

事前に知らなかったので、突然の出来事に感動です。

人間の力って、とんでもないことを実現してしまうということを見せられました。


今自分が抱えている問題がちっぽけな感じがして、

必ず解決できるはずだという気持ちがより強くなりました。

2009年12月10日木曜日

50歳からトライアスロンに挑戦した方のお話

今朝、お聞きしました。

46歳くらいに足が弱ってきて健康に危機感を感じた所がスタートだったそうです。

現在、74歳。

ずっと続けておられます。

健康を究めると、

誰かと話をするとき、

相手に受け入れてもらいやすくなるそうです。

嘘のない健康的な何かが相手に伝わるのでしょう。

また、20年以上も風邪をひいていないそうです。

腹筋は一日二千回というお話に驚きました。


年をとれば、むしろ体を鍛えなければならない。

体は必ず応えてくれるというお話が印象的でした。

2009年12月9日水曜日

神に祈ったか?

昨日、ある社長からご指導いただきました。

神社にお参りに行っているか?

頑張っているその先で、さらなる大きなパワーが発揮できるようになるそうです。

私が尊敬している稲盛さんも、製品開発で頑張っている社員に対して、

最後は神に祈ったかと問い質したエピソードがあります。

修羅場を経験してきた経営者たちが達している境地には、

理屈ではない何かがありそうです。


信じる信じないの問題ではなくて、

まずは教えていただいた神社へ今日、行ってきます。

2009年12月8日火曜日

気の若さが大切

ある女性経営者の方にお会いしました。

お歳は70台後半とお見受けしました。

その方の手を見て驚きました。

ネイルアートがしてあって、

それがサンタクロースだったのです。

お洒落な方です。

お話しされる勢いは大変お元気で、

発想も若い。

年齢と関係なく気が若いことの大切さを知りました。

2009年12月7日月曜日

マトリックスとツリー

来年小学生になる息子に、幼稚園用の算数の問題集を与えました。

以前、ダイソーで購入したものを与えると喜んで取り組んだので、

新たに与えました。

文章問題を理解して自分で絵を描いて問題を解くといった内容のものです。

当然、息子にとっては慣れていませんから手強いようです。

でも楽しみながら絵を描いています。


一緒に取り組みながら思いました。

ポイントは、マトリックスとツリーを描いて問題を整理できるか、なんですね。

経営コンサルタントが現象を捉えて課題設定するのと同じです。

算数問題を通して身につけなければならないことが、少し見えたような気がしました。

2009年12月6日日曜日

おこぼれを頂戴しました


昭島で会合があり、出席してきました。

会場はフォレストイン昭和館であり、

全く関係は無いのですが、奇麗な庭園とチャペルがありました。

今日は大安で結婚式があるようです。

着飾った新郎新婦も、準備をしている会場の従業員の方々も笑顔。

館内を流れるいい雰囲気に、何かおこぼれに預かったような感じです。

おかげ様で一日いい気分です。

2009年12月5日土曜日

古本の価値

四国から頼んでいた古本が届きました。

もう20年以上も前に出版されたもので、書店や出版社で購入することが出来ません。

価格は数百円。

古本を手に入れるたびに思います。

投資対効果があまりにも大きいと。

自分が求めていたテーマの古本に出会えた時の感動は大変なものです。

2009年12月4日金曜日

看板広告が少なくなりました

最近、看板広告が少なくなりました。

真っ白になっていて、広告募集中の札が貼られている状態です。

広告宣伝費削減の影響でしょうね。

でも真っ白で何もないと、意外と殺風景ですね。

広告があったところには、それなりの存在感がその場所とマッチングして生み出されていたような気がしました。

ちょっと寂しいような感じです。

何か元気な気持ちになれるような意見広告みたいなものがあるといいなと、

勝手に思いました。

2009年12月3日木曜日

喜びの心を先行させる

今朝伺ったお話しからです。

自分の周りには嬉しいこと悲しいことが多々起こる。

起こることに対して、受け身で一喜一憂するのではなく、

何にでも喜びを見つける努力をすること。

そして習慣化していくこと。

言い換えれば、喜べることを能動的に増やしていく。

それが運命を変えていくことに繋がる。


確かに大切なことを自分の感情的な見方から見落としていることも多々あります。

一度読んだ本を読み返してみると、こんな良いことが書いてあったのかと気づくことがあります。

もっと多くの喜びを見つける努力。

少し頑張ってみようと思います。

2009年12月2日水曜日

新年の準備を少しずつ

いよいよ最終月。

今年の追い込みとともに新年の準備と、忙しい時期です。

手帳の引っ越し。

新しい名刺やパンフレットの作成。

そして、作業的なこと以上に何よりも来年度の事業構想を考えなければ。

ワクワク、夢を思いっきり膨らませることができる楽しい時期でもあります。

新しい取り組みをいくつか考えています。

必ず実現させます。

2009年12月1日火曜日

朝礼が爽やかな会社は雰囲気がいい

昨日、久しぶりにお伺いした会社の朝礼に参加しました。

大きな声、爽やかな表情で朝から身が引き締まります。

また朝礼が素晴らしいだけでなく、

どことなく社内にプラスのエネルギーが流れている感じを受けます。

ほんとうに雰囲気がいいんですね。

これからも会社は発展されるのだろうと、確信を持ちます。

2009年11月30日月曜日

蓮舫議員がTVで言ってました

例のスーパーコンピュータの二番ではだめなのですか発言についてでした。

TVのインタビューで、ご本人は躊躇せず日本は一番であるべきであると言ってました。

これを聞いてほっとしました。

2番発言の目的は、担当官僚側の説明を引き出すためのものとのこと。

様々な報道がされる中で何が本当なのか、判断が難しいですね。


自分が持った意見が間違った情報によるものだとしたら、

疑いすら持たず信じ込んでしまっていたらと考えると怖くなります。

もしかすると今当然と考えていることのなかに間違いがあるかもしれません。

解決策としては、より多くの情報を集めることしかないのでしょうね。

少なくとも誰かが言っていたからと、それを受け売りすることだけは避けたいと思います。

2009年11月29日日曜日

修身斉家治国平天下

儒教の経書の一つである大学にある言葉です。

ご存知の方も多いはず。

儒教でいう政治観ですが、いろいろなことに応用できる考え方です。

この中で大切なのは、いちばん最初の「修身」につきます。


この一年間、経営者の人間力に関しての研究を進める過程で、

何度も議論を重ねました。

そのおかげか、頭にこびりついてしまいました。

自分の日々の行動が、修身に繋がっているかどうか。

この考えを拠り所にこれからも頑張っていきます。

2009年11月28日土曜日

1.01の100乗と0.99の100乗の差

ソニー生命の林正孝さんの出版記念講演を聞いてきました。

その中で教えてもらったことです。

田中真澄さんのお話しということでしたが、

ちょっとプラスアルファ頑張ろうとする行動と、

ちょっと残してまあいいかという行動の差は、

積み重なれば大きな差になるということです。

1.01の100乗とはちょっとプラスアルファ頑張ろうを続けることを表しています。

100乗とは100か月間、約8年間です。

一方、0.99の100乗とはちょっと残してまあいいかを表しています。

8年後どうなるか。

計算結果は2.73と0.36でその差は、7、8倍の差になります。

ちょっとした積み重ねがいかに大きな差になるかということです。

2009年11月27日金曜日

糠(ぬか)

日本人にとってお米が大切であるお話を伺いました。

その中で、糠(ぬか)がいかに大切かについて、面白いことを教えていただきました。

漢字を良く見ててくださいね。

そして糠の前に健やかの「健」という字を置くとどうなるか。

「健糠」ですね。

よく見てください。

なんと、健康という漢字の間にお米があるではありませんか。

日本人の健康にとってお米がいかに大切か、字にも先人の知恵があるそうです。

恐れ入りました。

2009年11月24日火曜日

突然、祭りが・・・




うちのオフィス前の公園で、突然季節外れの祭りが・・・

これ、実は映画のロケなんです。

本物の祭りは夏に開催されます。


ところで、一見すると同じような光景なのですが新たな感覚に驚きました。

光が紅葉した木々を照らして幻想的。

提灯の光の見え方が、夏とは何か違う。

寒い空気の中では、また違った趣がありました。


昼間はちょっと音が大きくて大変でしたが、

夜になって、ほっとする一時をいただきました。

2009年11月23日月曜日

ラフランスや蟹が到着

ラフランスは山形から、

蟹は山陰からの到着です。

地方の季節の味覚、ありがたいです。


ラフランスは天童の知り合いから毎年贈っていただいて、

もう10年以上になります。

かつては一緒に工場改善に取り組んだクライアントの方でした。


このラフランスを手に取ると、

活動の状況が一気に蘇ってきます。

その方とはいつも午前様で零時を回ってから一緒にラーメンを食べに行ったりしていました。


また一緒に仕事をしたいなと心から思います。

2009年11月22日日曜日

和魂経営フォーラム、終了しました

昨日21日(土)は都内如水会館にて、

和魂経営フォーラムが開催(日本経営道協会主催)されました。

200名以上の経営者をはじめ経営に携わる方々のご参加をいただき、満員でした。

私は研究生として一年間の研究成果をチームを代表して発表いたしました。

因みに3つの研究チームがあり、

Aチームは「老舗に共通する生き残りの条件」について、

Bチームは「経営危機の中での企業変革」について、

Cチームは「いま求められる経営者の人間力」というテーマを研究してきました。

私はCチームに所属していて、人間力という難しい課題に取り組んできました。

研究を進める過程で、今の時代こそ企業発展に和魂が再認識されるべきではないかと考えるようになりました。

ところで、昨日の状況から和魂経営に対する経営者の関心が高いことに驚きました。

詳しい内容は改めて書いていきたいと思います。

2009年11月20日金曜日

営業の本質は人間が信頼できるかに尽きる

保険営業の方のお話をお聞きしました。

最初は契約が取れなかったそうです。

しかし、飛び込みをはじめ客先訪問を地道に続ける過程で、

お客様は「君は一生懸命だから」とか、

「ずっとフォローしてもらえそうだから」といった気持で契約をしてくれたそうです。

最後は人間を信じてもらえるか、のようです。


ソフィアバンク代表の田坂広志さんが本の中で書いています。

ある方が若手を連れてコンサルティングの営業に行ったときのことです。

若手は話をしなかったにも関わらず、

お客様は先輩の横にいる若手の面構えに信頼感を持ち、契約をいただいた例があるとのことです。


人間が信頼に値するか、

そこに営業の本質があるのは間違いありません。

2009年11月17日火曜日

フォーラムがいよいよ開催です

いよいよ21日(土)にフォーラムの開催です。

日本経営道協会が主催で、未来を拓く和魂経営というテーマで行います。

その中で研究発表します。
私のチームのテーマは、「今求められる経営者の人間力」です。

基調講演は、アメリカンファミリー生命保険相談役の松井秀文氏、
パネリストとして、お仏壇の(株)はせがわの長谷川会長、(株)アドバネクスの加藤社長、(株)吉字屋本店の高野社長が来られます。

懇親会もありますので、ご興味のある方はぜひお越しください。
(事前申し込みが必要です)

日本経営道協会事務局:TEL03-5256-7500

2009年11月15日日曜日

英会話講師殺人事件に関連して

容疑者が捕まったことでニュースになっている話題に関してです。

容疑者が働いていた関西の建設会社が、

取引先からの契約解除が発生して困惑しているとのニュースがありました。

この会社は通報することで問題が起きないか悩んだそうですが、

正しいことをしなければならないと判断しました。

しかし、一部の取引先からは容疑者が働いていたような会社とは付き合えない、とあったそうです。

ニュースだけからの見解になりますが、

何か、おかしいですよね。

通報という行為は立派な社会貢献です。

正しいことを立派に実行した会社は、むしろ健全な理念を持っていると考えられます。

むしろ安心して取引ができる会社ということになるはずです。

ところが、過去に容疑者がいたということだけで変な目で見られてしまう。

むしろ取引をやめようとした企業の考え方に問題があるかもしれません。

詳細はわかりません。

しかし、正しいことをした会社には、それなりの見返りがあるような社会になればと思います。

2009年11月13日金曜日

自分の意識の外側へ導いてくれるもの

昨日はふたつの交流の場に参加しました。

新たに知り合った多くの経営者とお話しできました。


ところで、仕事が忙しい時など、元々予定していた交流会など出欠をどうしようかと悩む時があります。

私が心がけているのは、悩んだら出席することにしています。

商談を狙うというよりは、様々な事業に取り組んでいる方々とお話することで、

多くの気づきや情報を得ることができるからです。


そして一日の終わりに思います。

もし今日集まりに参加していなかったら、

大切なことを知らないままでいたかもしれない、と。


自分が持っている知識や、意識できている範囲なんて所詮狭く大したことはありません。

意識の範囲を広げてくれる最善の方法は、

より多くの人々に会うことだと改めて思いました。

2009年11月12日木曜日

ヘレン・ケラーに生きる希望を与えた日本人

塙保己一(はなわ ほきいち)という人で、1746年~1821年の江戸時代の学者です。

すごいのは盲目でありながら、群書類従の編纂という大事業を40年かけて成されました。

盲目なので、本を人に読んでもらい、一発で記憶するという方法で書物を身につけていったそうです。

ヘレン・ケラーは子供のころ、母親から保己一先生をお手本としなさいと励まされてきたとのこと。


また一人、日本人として素晴らしい方が過去におららたことを知り、誇りに思いました。

2009年11月9日月曜日

超越瞑想法

今年に入って、超越瞑想なるものを日々の生活に取り入れています。

ある先輩経営者から、君のようなストレスのたまる仕事に就く人は、ちゃんとしたストレス解消法を身につけなければならない。

それには超越瞑想法というのがある、と教えていただいたのがきっかけです。

何でも直ぐに行動に移してしまう私は、早速講習を受けに行きました。

この方法は、精神統一とか頑張ろうということを全くやらない、リラックスした方法です。

講師の方が「神経のお掃除の方法」と表現されていたのが印象的です。

それ以来、ずっと毎日やってます。

これは、はっきりいって効きます。

いつも冷静に判断でき、思わぬハプニングに出くわしても動じなくなった気がします。

ストレスを溜めても、それを解放する方法を身につけてストレスとうまく付き合うこと。

他にも様々なストレス解消法があると思いますが、

自分なりの方法を身につけておくことですね。

2009年11月8日日曜日

和魂経営

昨日、私が所属している研究チームでの議論が一区切りしました。

一年近くに渡って、

「経営者のぶれない人間力とは何か」

について調査研究・ディスカッションを続けてきました。

ひじょうに難易度の高いテーマに取り組んできました。

抽象論を飛び越え何とか具体的な答えに近づきたい。

そのような思いできて、やっと光が差してきたかなという状況です。


ご興味のある方、近々フォーラムの中で発表しますのでぜひお越しください。

「未来を拓く和魂経営」フォーラム

日本経営道協会主催で11月21日(土)午後からです。

夕方から懇親会があり、多くの方々とご縁を深めていただける場があります。

アクティブチームメソッド研究所のホームページのお問合せより、ご連絡いただければ詳細をご案内いたします。

http://www.activeteam.biz-web.jp/otoiawase.html

2009年11月7日土曜日

モノを持たない勇気

ある先生から教えていただいたことです。


モノを持つという行為は、安心感に繋がります。

ある面での安心感を得て幸せになるためには、モノを持つことも必要です。

しかし、その安心感が、もしかすると先の行動を消極的にすることも考えられます。

モノを持たない勇気というのも重要です。

モノを持たないから、前に進もうとする力が沸いてくる。

新たな発想も生れてくる。

有名なクリエーターのオフィスは、すっきりしているところが多いそうです。

持たずしてヒラメキを喚起しているとのこと。


私も出来るだけ余分なものは持たないようにしようと決めました。

2009年11月6日金曜日

割れ窓理論

昨日のセミナーで教えていただきました。

一枚のガラスが割れていると、いずれ全てのガラスが割られてしまう。

ガラスが常に割れていない状態を保てば、ガラスが割られるようなことは起こらなくなる。

90年代のニューヨークの犯罪を減らした取り組みに通じる有名な考え方です。

少しの甘えを許せば、その弊害はどんどん広がっていき最悪の場合、破滅にまで向かってしまう。

少しの甘えでも律していけば、秩序は保たれていく。

人間や集団の心理は、そのように働きがちです。


少しぐらい、まあいいかを戒めるちょっとした勇気。

そのことがいかに大切なことなのかを知りました。

2009年11月3日火曜日

出来るリーダーとは

中小企業などで、一人で何役もこなさなければならないリーダーが、

実に上手く現場を切り盛りしている例をみることがあります。

何がコツなのか。

その特徴を一言えば、「仕事を任せてしまう」ことを実行しています。

リーダー論にあるような、部下の成長に力を入れたり、自分が率先垂範をするといったことまで出来ていなくても、

とにかく任せてしまうことが仕事をスムーズに進めるコツのようです。

製造業ですと、多くのパートアルバイトさんがいて、

少数の社員が管理者として現場を回さなければならない企業があります。

そのような中でもパートアルバイトさんにもどんどん仕事を任せてしまう。

作業だけでなく管理の仕事も。

そこに集う人々の総合力で仕事を進めようとする考え方が重要なのでしょう。

2009年10月30日金曜日

今日は運がいい

高速のサービスエリアで突然、車が動かなくなりました。

焦りました。。。

しかし、たまたまいたサービスエリアには、ガソリンスタンドがありました。

ラッキーでした。

バッテリーが弱り、スターターが回らないとのこと。

しかも、トラブル直前には車をスタンドの前の駐車場へ移動するということまでやっていました。

何とも不思議な出来事でした。

私は運がいいかも。

松下幸之助さんは運がいいと思っている人をリーダーにしたという話を聞いたことがあります。

おかげで大きな遅れもなくお客様にお伺いすることが出来ました。

2009年10月28日水曜日

復活します!


しばらくお休みをいただいてました。

私のライフワークである「アクティブチームメソッド」の研究に没頭しておりました。

組織の活性化について、経営手法や心理学といった範囲を越えて、

もっと何か出来ることはないかと考え続けています。

今、ある研究会で経営者の人間力とは何かを議論しています。

もう数ヶ月になりますが、未だ形式知的なアウトプットまで至らないところでもがいています。

11月になれば研究発表の場もありますので、ご興味のある方はご連絡ください。


さて「考える」つながりで写真を添付します。

誰だか分かりますよね。

長野の山村で出会いました。

2009年9月17日木曜日

渋沢栄一

今朝、渋沢栄一のお話をお伺いしました。

何が凄いのか、500社近くの企業設立や600もの社会事業に関係したという結果が目立ちますが、

独占を嫌い、得られた利益は必要なところへ分配していったというところです。

フランスへ渡り西洋文化に刺激を受けながら、東洋の精神を忘れてはならないという考えを持ち、

そのような時代にしっかりと経済の本質的なポイントを押さえていたということには、驚きです。

所謂、道徳経済合一説ですね。

財閥を作ろうと思えば出来たにも関わらず、作らず、自分の名前が付いた会社は皆無であることから、

まさに道徳経済合一を実践された方なんですね。


今、景気回復とともに経済発展を考えるのであれば、必要な考え方であると思いました。

2009年9月16日水曜日

これからはオンリーワン

先日、仲間に誘われてあるうどん屋さんに行きました。

美味しいうどん屋さんがある、とのことでした。

私は、うどんに関してはどこも大きくは差は無いと考えていました。

そのお店で勧められたのは、かき揚げうどん。

お膳が運ばれてきてびっくりしました。

かき揚げが、見たこともない大きさなのと、衣がひじょうに細かく見えました。

食べると、これが絶品でした。

今度は家族を連れて行きたいと思います。

これですね。

オンリーワン!


お客様を感動させて、それがオンリーワンであること。

今、重要な価値観であると思いました。

2009年9月14日月曜日

改めてECRS

ECRSって、ご存知ですか?

製造現場で改善活動に携わっている方にとっては、今さらという感じだと思います。

でも最近、改めて有効な概念であると再注目しています。

IE(インダストリアル・エンジニアリング)は日本の高度成長を支えた重要な技術の一つただと思いますが、

その中でECRSの考え方は、直ぐに使えます。

無くせないか?組み合わせることができないか?入替えができないか?単純化できないか?

です。

それぞれ英語の頭文字ですが、詳細はネット上で調べていただければと思います。

2009年9月11日金曜日

西郷さんと初対面

西郷さんと初対面しました!

といっても上野公園にある西郷さんの像のことですが、

東京に来て十年以上になりますが、上野公園自体初めてでした。

これから毎月一回は行くことになりそうです。

最近、南洲翁遺訓を読んでいたこともあり、

感慨深いものがありました。

ところで西郷さんが連れている犬の名前、ご存知ですか?

ツンというそうです。

先日、ある方に教えていただきました。

維新の立役者に思いを馳せながら、自分も頑張っていきたいと思います。

2009年9月10日木曜日

倫理法人会に入会して一年が経ちました

私は東京都町田市倫理法人会の会員です。

入会して約1年が経ちました。

今まで多くの方々とのご縁をいただき、また毎週モーニングセミナーでは元気をいただいてきました。

東京都だけでも60箇所以上の単会があり、毎日どこかでモーニングセミナーが開催されています。

私もいくつか他の会にも参加してきました。

どこの会でも事前連絡無しで、突然行っても暖かく迎えていただけることは、大変気持ちが良いです。

神を崇め奉ったり、怪しい場ではありません。

経営者を中心とした方々があつまる真面目な場です。

ご興味の有る方は、朝早いですが参加されることをお勧めします。

2009年9月9日水曜日

未知なことは自分磨きのチャンス

最近、意識していることがあります。

今まで知らなかったことがあれば、それを体験するようにしています。


新たな人の集まりの場があれば、必ず参加するようにします。

自分が期待する出会いがほとんど無いのでは、と思われる場でも出て行きます。

すると自分が考えてもいなかった、しかし、私にとって大変価値のある情報が得られる出会いがあります。

むしろ何もないことのほうが、経験上少ない気がします。


書店で本を見ているとき、買うかどうか悩んだときは必ず購入するようにしています。

じっくり読むと、思わぬ刺激を得ることができます。

必ず何かあります。


先日、ラジオで果物の「無花果(いちじく)」の話題がありました。

たまたま聴いていただけなのですが、

無花果とは、その名前の通り、花が無いように見えるのですが、実は中のプツプツが花なのだそうです。

また見た目は良くないのですが、かなり美味しいとのお話しでした。

ということで、早速購入し食してみました。

実は今まで一度も食べたことがありませんでした。

いやあ、感動しました。

上品な甘さと食感です。

私の中で刺激されたことのない神経が、活性化されたことでしょう。


自分が考えられる範囲、意識している範囲の出来事は、既に自分の価値観の延長上のことでしかありません。

もっと世界を広げるためには、自分が今及んでいない領域へ何とか出て行くことが大切だと考えています。

ハプニングや降りかかる難題は、まさに有り難い機会だと捉えることができます。

2009年9月8日火曜日

改善活動における第一の障害

第一の障害は何といっても、自分たちは既に精一杯取組んでいるという現場の方々の思い込みです。

この気持ちを打ち崩すには、相当なエネルギーが必要です。

良い方法としては、もう改善の余地が無いと思っている職場で、実際に改善ポイントを見つけ出して実施例を示すことです。

しかし、この時点で皆が活動を進めることに対して納得するかどうかは、確実ではありません。

外部コンサルタントの立場で指摘をする場合、心から納得しない方々がいる場合が多々あります。

でもこのような方々は、仕事に対する思いの強い人が多く、後で結果を出していかれることがよくあります。

このような方々の気持ちをどう動かすか?

相手に対して、本当に良くなってもらいたい、という気持ちが伝われば、動いていただけます。

商売でコンサルに来ているとか、先生として指導する、といった姿勢を飛び越えて、純粋な気持ちで対象となる職場に良くなってほしいという思いが必要です。

相手の強い思いを変化させるためには、働きかける側の思いも本気でなければなりません。

そして、お互いの良くしたいという思いを何とかして共鳴させる、といったような感じです。

コンサルタントとして、客先へ訪問する時間に制約がある中で、どうやって人の気持ちを変化させていくかは、目に見える手法以上に重要な技術です。

2009年9月6日日曜日

改善の仕方が分からない時は

改善の考え方・進め方について、まだまだ教えて欲しいといったニーズがありますね。

製造業ではもう常識なのでは、と思うところもあるのですが、

まだまだ分からないという企業さんが沢山いらっしゃいます。


改善には様々な考え方・進め方がありますが、短時間でポイントを伝える必要がある時には以下の説明をしています。

例えば仕事の時間効率を高めるためには、時間を「価値を生んでいる瞬間」と「それ以外の時間」に分けて捉えること。

このことを理解して実践できれば、結構大きな成果を得ることができます。

IE(インダストリアル・エンジニアリング)では基本的な知識ですが。

しかし、自分たちの職場に対してそのような目で仕事を捉えていくためには、少し努力して慣れていく必要があります。

利益創出に結びつく方法のひとつとして、有効な取組みです。

2009年9月5日土曜日

起床時刻を一定にする

私の起床時刻は毎日4:15です。

遠方への出張があるとき、無いときにかかわらずです。

この時刻だと、スケジュールの変動にかかわらず起床時刻を変更する必要がありません。

よって一日のリズムが作りやすいと感じています。

一定の決まった時刻に起きるという習慣は、始めて何年にもなります。


また、朝は生産性がよいことは間違いありません。

創造力が必要な仕事は出来るだけ早朝にこなすことがよいと思います。


ところで、そうは言っても崩れそうなときがあります。

どうしても仕事が夜遅くなってしまう時などです。

でも経験上、起床時刻を決めておくことは一時的に睡眠時間が少なくなったとしても、

有効だと考えています。

ここに改めて有言実行で継続していきたいと思います。

2009年9月3日木曜日

心をわしづかみにする

本日は元祖便利屋さんのお話をお伺いしました。

ご活躍は映画に取り上げられるくらい有名な方です。

その方が最初に、事業はお客様の心をわしづかみにすることが重要と話されました。

そうすることが出来れば、営業営業と動き回る必要も無いし、収入も増えていくとのことです。

もう何十年もその姿勢で仕事をされてきて大きな実績を残されてきた方のお言葉です。

そのまま信じることが出来ると思いました。


自分自身の事業に対する姿勢、考えさせられました。

2009年9月2日水曜日

南洲翁遺訓

昨日に引き続き、西郷隆盛の話題です。

今、改めて南洲翁遺訓を読んでます。

解釈が難しいので、PHPから出ている松浦光修さん編訳の新訳版で読んでいます。

これはなかなか面白いです。

外交に関する内容で、一部、引用します。

「正しい道を進んで、それを真っ直ぐに貫いて、その結果、国ごと斃れてもよい、というほどの覚悟で臨まなければ、外交を立派に成し遂げることはできないね。相手の国が強いから、大きいから、などと言って、小さくなって、ことを荒立てまいということばかりを考えて、主張すべきことを主張せず、相手の言うことに「ごもっとも」と従っているばかりでは、だんだん相手から舐められる予ようになるよ。
舐めている相手はカサにかかって、こちらに要求してくるよね。けれども、こちらにも限度があるから、それで結局のところ、わが国の国民には不満感が高まっていき、かえってその国との友好関係が、いろいろな局面で実質的に破綻していくんだよ。
それでも相手の言うことに「ごもっとも」と従っているばかりなら、どうなる? 最後には相手の支配下でいきていかなければならないような、そんな国になりはててしまうだろうね。」

150年もの前の内容です。

今回の衆議院選挙で民主党がアメリカとの外交をどう進めるか、考えさせられます。

そして、全ての責任を民主党任せにしては駄目ですね。

国民一人ひとりが考え発言することが重要ですね。

そのような考えでいたいと思います。

ちょっと政治の話題になってしまいましたが、企業における部門のあり方、リーダーの心構えにも通じるところがあるなと思いました。

いずれにしろ、こんな考え方をして、背中が格好いいリーダーであれば、皆、付いていこうと思ってしまいますね。

日本人なので。

2009年9月1日火曜日

敬天愛人

言わずと知れた西郷隆盛の考え方です。

天を敬い人を愛する、天の下では皆平等である。


私は今、歴史作家の先生のご指導を受けています。

昨夜も勉強会があり、西郷隆盛について学びました。

特に考え方の部分をかなり深く教えていただいています。

その中で、至誠に集約される様々な考え方、生き方に圧倒されました。

誠を貫け。

天が全て見ている。

また、このことに基づいて文明というものを西郷さんは以下のように見ています。

文明には道が必要であり、華やかにすることではない。

本当にそれが必要なのか、根本を見極める必要がある。

維新後の行動、荘内(庄内)藩への対応等、あらゆるところに他の大将にはあまり見れない姿勢が貫かれています。


素晴らしい生き方です。

これからの時代を生きていくための大変重要なことを得たと思います。

2009年8月28日金曜日

最近、多忙です

数日、更新できないでいました。

書きたいことはいっぱいあるのですが。。。

最近、様々な仕事を受けて多忙を極めています。

しかし、こんな考え方で頑張っていこうと思っています。


1+1<2 ⇒ 仕事量は単なる足し算ではなくて、時間の深さの使い方の工夫で何とでもなる。

睡眠時間は絶対に削らない。必ず6時間は確保する。

睡眠時間は、神経上にある情報の整理整頓の時間・無駄なストレスのお掃除の時間として捉えています。

翌日の仕事の効率を鑑みれば、経験上6時間睡眠が最適です。


よって、まだまだ仕事をこなすことができます。


義務ではなく、やりたい仕事が山ほどあります。

正直、時間が足りないのですが、何とか効率を上げていきたいと思います。

2009年8月23日日曜日

今日はツキの良くない日?

今日は、些細なことかもしれませんが思い通りにいかないこと、思わぬ無駄な出費などが、3件も発生してしまいました。

具体的なことは割愛しますが、

このようなことは短期間に連続するものですね。

でも今日という日、必ずしも悪いことだけではなくて、じっくり振り返ると良いこともあったことに気づきました。

思わぬ悪い出来事が重なってしまうと、一日の全てを「悪い」で平準化してしまうのは良くないことだなと思いました。

一日を細かく分けてみていけば、悪いこと・良いことが不連続で起こっています。

因みに今日のバイオリズムを分析してみました。

決して悪い日ではありません。

良いことを引き寄せれるようにプラスの気持ちでいたいと思います。

2009年8月22日土曜日

社員が知っているべきで知らないこと

昨日の続きです。

社員が知っているべきで知らないこととは?

今回は「採算」に関わる点で考えてみます。


会社の売上は毎月変動するが、自分の給料は毎月基本的には一定である理由。

ここに何故だろう?と疑問を持つことには大きな意味があります。


次に、

製造業だと、自分たちが製造している製品はいくらで売れて、原価はいくらなのか?

まず売価は知っている必要があります。

このことは社員に責任があるのではなく、情報提供側の会社がちゃんと教えてあげるべきです。

原価については緻密な理屈は必要ありません。だいたい何割が材料費や人件費なんだという感覚が重要です。

そして利益は何割なのか、です。

売価、原価、利益。

この3点をセットを感覚的にでも従業員が把握している会社は、間違いなく利益体質の会社です。

また、従業員の改善意識は高くなっている例が多いです。


専門的な財務諸表を理解できる必要は、全くありません。

誰でも自分の財布は日々管理できています。

採算管理は難しく考えることではありません。


感覚的に採算の多い少ないを感じれるようになること。

採算が悪ければ、取り組むべき改善策を従業員が自分たちで考え行動できるようになること。

それが課題です。


原価管理部門があって、緻密な原価計算が出来る技術を持った企業も多くありますが。

そのような企業だから従業員が原価意識を持っているかと言えば、

必ずしもそうではない状況があります。


本当に必要な採算感覚。

どうあるべきか、今一度再考すべき重要な課題です。

2009年8月21日金曜日

やるべき社員教育とは

貴社の営業担当は、営業の仕事をどのように認識していますか?

自社商品をより多く売ること、売上を少しでも多く上げること、ですか。

お客様のニーズに応えること、ですか。

どの考え方も間違いではありません。

でも、自社にとって営業という仕事の本質とは何なのか、今一度、再認識をして教育をすべき状況が多々みられます。

売上やノルマを達成すること、これも事業発展のため、また飯を食っていくためには重要な認識事項です。

避けて通るわけにはいかないと思います。

今の時代はこうではないかと考えます。

「お客様のニーズを把握して、そこにオリジナルな付加価値を少しプラスしてお客様に喜んでいただき、さらにファンになってもらい、結果的に売上に繋がるようにすること。」

これはあくまでも例です。

自社にとって、営業の仕事はどうあるべきか認識した上で、そのことが担当者に徹底できるような教育を行っていくことが重要です。

繰り返しますが、売上拡大といった部分的な結果に注目するのではなく、仕事の本質に注目するということです。

さて、営業以外の部門はどうなのでしょうか。

自社の全ての部門について、これらを明確にすることが必要だと考えます。

そして、それぞれの部門に合った本質を徹底する教育プログラムを組むことが重要です。

2009年8月20日木曜日

先の不安とどう付き合うか

今朝はお坊さんのお話をお聞きしました。

無一物で出発し、托鉢をしながら全国行脚をされた体験談です。

毎日、食事代や宿泊費を托鉢から捻出しなければならないのですが、

当初は今日は大丈夫かという不安ばかりが気持ちとしてあったとのこと。

そして、だんだんと先のことは仏に任せ、今だけを考えるようになると、

結果的には多くの人に助けられ、全国を回ることが出来たのだそうです。

お坊さん曰く、人は他人に尽くしたいという構造になっている。

他人のために尽くさないと、満足感は得ることができない。

正しい行動の人は、助けてあげたいと思う。

だから、自分が正しく行動していれば、必ず手を差し伸べてくれる人がいる。

よって、先の不安を抱くよりも今を正しく生きることが大切であるということです。

なるほど、と思いました。

宗教的に神にすがるつもりはありませんが、気持ちの持ち様として参考になります。

先の不安が大きくなりすぎると、今が不完全燃焼になってしまいますから。

2009年8月19日水曜日

資材置場の整理整頓で受注確定

とある企業様での出来事です。

最近5S活動に積極的に取組まれています。

商談に関連して、お客様が工場見学に来られたそうです。

そこで、資材置き場の整然とした管理状況を見られ、

この状況では製品品質も間違いないということで、取引開始になったとのこと。

当然、この一点のみで決まったいうことではないですが、

お客様に決断していただくには充分な要素であったようです。

社員の方々は、自分たちの取組みに対して思わぬ形で評価されたことに感動していました。

5S活動は社員が本気になって取組んでいるか、その状況を見れば意識レベルを確認することができます。

また製造業ですと、その意識レベルがそのまま製品の品質レベルに繋がっているとも言えます。

一見怖い見方のような気もしますが、まじめにきちんと取組んでいれば、そのことが評価される可能性があるということです。

製品品質そのものよりも、社員が良いもの作ろうと思っているのかという点が、意外と評価対象になっている気がしました。

2009年8月18日火曜日

改めて改善の必要性

かつてのQCサークル活動等、最近では積極的な改善活動を目にすることが少なくなってきたような気がしています。

経費削減といった号令はかかるのですが、対策としての活動が弱くなっているような感じを受けることがあります。

課長が一人だけで課題に取り組み、課員は指示待ちの状態で改善に本気になれていないような状況です。

利益創出の観点からすると、年を追うごとに必要な知恵や工夫のレベルを高めていかなければなりません。

このような時、急に景気が悪くなったとなると、

直ぐに利益創出に結びつけることができるリストラ等の方法がとられるのかもしれません。

長期的な事業発展の視点から見れば、大変大きな損失を伴います。


今、改めてボトムアップの改善活動を活性化していく時期ではないかと考えます。

何とか皆の知恵と工夫で厳しい状況を改善できないかと思います。

今まで改善活動に積極的でなかった企業ほど、宝の山があります。

特に中小企業においては、可能性が大きいと思っています。

2009年8月16日日曜日

改めて旅客機は凄い

久しぶりに羽田空港へ行っていました。

次から次へと離陸していく旅客機を見ていると、改めて凄いなあと思いました。

何が凄いのか、それは安全の維持のレベルです。

数百人もの人を乗せて安全に目的地までお送りできることは、やはり凄いことだと思うのです。

ボーイング767という機種は、おそらく就航してから10年から20年以上になる機種があるのではないでしょうか。

しかも、航空機は一日当り5~6回は離着陸を繰り返しています。

乗ったことがある人は分かると思いますが、離着陸の衝撃は結構大きいですよね。

私はいつもあの瞬間、ビスが緩んだり、金属が磨耗したりと何か問題の蓄積が起こっているのではないかと勝手に想像しています。

当然、航空会社はプロですからそのようなことを前提に安全を維持する策を打ち続けているはずです。

旅客機で何か問題が起これば、それは人命に直結するでしょうから、大変な緊張感を持って対処されているのだと思います。

旅客機の安全を維持するということは、やっぱり凄いことだと感心しました。

2009年8月14日金曜日

機関車か?新幹線か?

会社の牽引力のたとえ話として、よく話題になります。

機関車が先頭で動力の無い客車を引っ張るタイプと、

全ての車両にモーターが付いていて全体で進んでいく新幹線タイプです。

今の時代は、後者の新幹線型があるべき姿として語られることが多いですね。


先日、ある社長とリーダーシップについてお話しを伺いました。

その方のご意見は、会社の仕事をする環境としては新幹線型であり、

環境づくりへの努力という点では社長は機関車型であるべき、というものでした。

社長は働く環境づくりに注力することで、婉曲な形でリーダーシップを発揮することが役割ということです。

会社の総合力をどのように生み出していくべきか、参考になりました。

2009年8月13日木曜日

思い切ってキャンプ!


昨日まで一泊二日で富士山へキャンプに行ってきました。

手帳を見返すと、なんと元旦から仕事をしていない日が1日もないことにびっくり。

幼稚園児の息子が、かぶと虫を買ってくれとねだることもあり、リフレッシュを兼ねて取りにいくことにしました。

でも二日間も仕事から気持ちを切り離すことができるのか、不安でした。

キャンプは数年来の趣味なのですが、最近はほとんど行っていません。


テントを張ったり、食事を作ったり片付けたりすること自体もキャンプの醍醐味なのですが、

余分な手間がかかったりすると、つい「時間がもったいない」なんて思ったりしてしまいました。

しまいには雨が降ってきて、最悪の雨キャンプとなりました。

雨キャンプになると帰宅してからがさらに大変で、テントや寝袋を乾かさなくてはなりません。

ということは翌日以降の仕事に差し支えになる?

ひじょうに不安になりました。

でも、雨が止まない中で、開き直りが出来ました。

「思い切って楽しむしかない」


テントはびしょびしょでしたが、なんと帰宅すると天気は晴れ。

夕方のうちに乾かすことが出来ました。

結果的に問題無し。

かぶと虫も3匹ゲット!

何が一番楽しかった?と息子に聞くと、「かぶと虫」でした。

帰ってきてから虫かごに付きっきりの息子を見ると、何とか家族サービスが出来たかなという思いと、

私自身、明日からの仕事へのエネルギーが充電出来たように思います。

これから、気持ちの上でもメリハリのある生活を心がけたいと思います。

2009年8月10日月曜日

部門別採算管理への思い

私は部門別採算管理を経営における重要な道具として位置付けています。

しかし、一般的な部門別採算管理に対する考えとは少し違います。


部門別採算管理は管理会計の部類に入るといったような議論は、重要ではありません。

部門別採算管理上の数値が財務諸表にピタリと合っている必要はないと考えています。

経営判断が出来る最低限の精度があれば十分です。

そのためには、クライアント企業の数値管理能力や業界特性等を考慮し、その最適な形態を見極める必

要があります。

また、社員の負担にならないようなシンプルな活用方法を考えなければなりません。


重視すべきことは2つです。

経営判断の手段として、いかに早く部門別採算の数値を算出するか。

社員の気持ちを、いかに「改善に取組もう」へ繋げていくか。


企業によっては管理のための管理になってしまっていて、せっかくの部門別採算管理が単なるお荷物に

なってしまっているところがあります。

ひじょうにもったいない状況です。

活きたシンプルな使いやすい道具として構築していきましょう。

経営改革において、部門別採算管理は素晴らしい道具です。

2009年8月9日日曜日

戦没者の夢

先ほど市役所からの放送で、長崎の原爆で亡くなられた方々への黙祷がありました。

もうすぐ終戦記念日です。

関連して、知覧の特攻会館へ行ったときのことを思い出しました。

二十歳前後の若者たちの特攻前夜の遺書が展示されています。

その中で、もし生まれ変わったら戦争の無い普通の生活を送りたい、父は朝仕事に行き、母は洗濯をしている何気ない状況を具体的に書いておられたものがありました。

既に日本が負けることを感じていて、でも次の世代へ勇気を繋ぐために飛び立ったということを聞いたことがあります。

語り部の方が話されました。

今の君たちは、戦没者たちが生まれ変わったら成りたいと描いた夢の時代に生きていることになる。

だから、今を大切にしっかりと生きていかなければならない、と。

生かされているのかもしれません。

8月は先達者たちに感謝をし、自分の生きる道を見つめ直すよい時期です。

今一度、自分の考えを整理したいと思います。

2009年8月8日土曜日

人間力のある経営者

現在、ある研究会に所属していまして、経営者の人間力について議論しています。

まだしっかりとした定義を確立している訳ではありませんが、人間力が高い経営者にインタビューを行ったりしています。

今日もメンバーと検討を行いました。

今、パラダイム転換の時、経営トップの描いた戦略に基づいて、

企業という船が向かうべき方向へ大きく舵を切れるかどうかは、

経営者の人間力が社員たちに受け入れられている企業だと思います。

これからは一体感をどう醸成するか。

企業の力は社員全体の一体感から生み出されてくることは間違いないと考えます。

交流会で元気をもらいました

昨日は、銀座アントレ交流会に初参加してきました。

多くの方々のご自身のビジネスへの思いから、元気を頂戴しました。

積極的な方々が集まる場には、プラスエネルギーが充満しています。

ここにくれば、自分も頑張らなければという気持ちにさせてくれる場でしたね。

日本中、このような方々が沢山いればいいなと思いました。

出会ってないだけで、沢山いらっしゃるのでしょうね。


さて、人が多く集まる場に積極的に行くということは、何かしらの問題解決のヒントが見つかるものです。

これからも積極的に行動していきます。

2009年8月5日水曜日

失敗をしよう

大きく価値観が変わるきっかけは、思わぬハプニングであることが多々あります。

道に迷ってしまって、その道中でたまたま見つけて入ったレストランが大変美味しくファンになってしまったことがあります。

もし、自分が道に迷わず移動ができていれば、起きないことです。

問題なくできている状態が、いちばん良い状態のはずです。

ところがいちばん良い状態であっては、美味しいレストランに出会うことができませんでした。

結果的には、このレストランに出会えたことは、大きな価値ある出来事です。


思わぬ失敗と思われたことがノーベル賞のきっかけになったというエピソードがあります。

意図して新しいことに挑戦することも有意義ですが、思わぬハプニングや失敗は、思わぬ有益な価値を生み出すことがあるということです。

失敗は成功のもと。

慣れた道ばかりではなくて、失敗覚悟で思い切った行動をとることも必要だということですね。

2009年8月4日火曜日

採算をシビアに見る時期です

大手デパートの売上実績のニュースがありました。

前年同月比で10%から15%のダウンだそうです。

スーパーも売上が低下しています。

ボーナス時期を境にして、一般消費者の財布の紐がより固くなりました。

メーカーなどの供給側は、いかに消費を喚起する商品やサービスを打ち出していくかが課題です。

一方で会社の内部的には、経費の無駄な部分をシビアに排除していく努力が必要です。

事務用品や消耗品を買い過ぎない。

水道光熱費を極力抑える方法を検討する。

他にもやるべきことが沢山あります。


今回は電気代の削減案を一つご紹介しましょう。

事務所での改善案です。

仕事をするエリアを今の部屋の中でできるだけ端へ詰めていき、空きスペースを作るようにします。

通路を狭めたり、無駄な置物を無くします。

平面的に置かれている棚等はできるだけ立体的に重ね、専有面積を小さくしていきます。

そして、新たに出来た空きスペースの上の蛍光灯を外してしまいます。


そこまでやるのか、と思われるかもしれません。

今の中小企業ではここまで努力している会社が多くあります。

細かいとか窮屈など、言っている場合ではないでしょう。

生き残らなければなりません。

考えれば、まだまだ方法はあります。

何とか頑張って、今を切り抜けましょう。

2009年8月3日月曜日

もう3日!

先週の金曜日、いよいよ7月も終わりかと思っていたら、

いきなり8月も3日目。

10%も進捗してしまっています。

最近、時間が経つのがほんと早く感じます。

やるべき課題が山のようにあり、1日36時間くらい欲しいところです。

いかに1日の中でこなし、睡眠時間を削らず6時間確保することが私の目標です。

瞬間瞬間を大切にしなければ。


最近、車の移動中は課題検討の時間に充てることにしています。

走りながら考えて、止まってメモをする。

資料作りはオフィスで。

結構、効率的です。

2009年8月2日日曜日

弱者の戦略

改めてランチェスター戦略を教えていただきました。

かなり以前に学び、知識としてはお蔵入り状態でしたが、新鮮な気づきを得ました。


弱者は局地戦で戦う。

戦争をイメージする表現はあまり好きではありませんが、ビジネスに置き換えると、

営業段階では、相手と直接会うこと、より多く会うことが重要です。

またお客様になっていただいた後も、直接会うこと、より多く会うことが末長いお付き合いになります。

するとブランド力の無い弱者でも、周りへの影響力を高めることが出来ます。

そしてフォーカスしたエリア(範囲)でナンバーワンを目指す。

より付加価値の高い仕事をするには、局地戦の発想が重要だと思いました。

2009年8月1日土曜日

嫌ならいいよ、という経営

今朝もある経営者の方のお話を聞いてきました。

改めて、「嫌ならいいよ」式の経営のやり方もあるなあと思いました。

例として、サウスウェスト航空の話しがありました。

ミッションステートメント(経営理念)にも、確か社員第一という考え方があったかと思います。

文句を言うお客ならば、乗ってもらわなくて結構という姿勢です。

その代わり、利用していただくお客様に対しては出来る限りのサービスを提供します。

サウスウェスト航空の顧客満足度の高さはよく話題になります。

でも、不思議です。

見方を変えると、制約があり不満足な点がありそうです。

ディズニーランドもそうです。

お弁当持込禁止等の利用上の制約がありますが、皆、満足しています。

お客様に対して提供するサービスの範囲を決めて宣言し、その中で最大限のサービス提供を行うということが、結果的には顧客満足、いや顧客感動を生み出すことになるのでしょう。

全方位対応というやり方では、実現できないことなのかもしれませんね。

2009年7月31日金曜日

アクアラインが800円に!

東京湾アクアラインが明日からETC利用で800円になるそうです。

確か開通当初は4,000円、しばらくしてから3,000円になりました。

そして、ETC利用の通勤割引で1,500円でした。

それが何と800円です。

ちょうど開通して10周年ですが、短期間に驚くような値下げです。

利用者としては、大変ありがたいですね。

でもこれほどの大胆な案を実行するには、相当な議論があったことでしょう。

数年前までは考えられなかったことです。

こんな力は、いったいどこにあるのでしょうか。

詳しくは分りませんが、頑張られた方々にお会いして思いを聞いてみたいものです。

2009年7月30日木曜日

先を読む

昨日お会いした経営者の方が強調されていました。

いかにして数年先の変化を読むか。

今、激動の時代の真っ只中です。

これからどのように変化していくのか、先を予測することは難しい課題です。

しかし、過去の出来事などを参考にすれば変化の方向性は予測できるかもしれません。

過去の不景気な時代は何が引き金で、どうやって回復していったのか。


さて、自社の事業展開をどの方向へ向けていけばよいのか、悩めるところです。

マーケットはどう変わっていくのか。

自社のサービスはどう変化させていけばよいのか。

直ぐに結論は出ませんが、世の中を見続け、考え続けることが大切ですね。

2009年7月29日水曜日

意外と空いていた電車

数ヶ月ぶりに東急田園都市線の23時台の急行に乗りました。

最近は車での移動が多く、電車は久しぶりです。

この時間になると、渋谷駅では電車のドア付近が混雑して車内へ進めないのが普通でした。

ところが、立っている人同士の肩が触れないくらい空いていました。

たまたまだったのかもしれませんが、人の流れが大きく変わってきている感じを受けました。


会社で残業する人や、飲みに行く人が減っているのでしょうか。

早く帰宅した人は、おそらく自宅で晩酌しているのでしょう。

晩酌には、大手スーパーが発売した安価なPBのビール風飲料を楽しんでいるのかもしれません。


人の流れ、消費の流れがどう変化しているのか、ウォッチしていきたいと思います。

2009年7月28日火曜日

率先垂範はリーダーの必須条件

率先垂範。

まず自分が進んで実行すること。

リーダーにとって最重要課題です。


昨日、作家のある先生のお話をお伺いしました。

上杉鷹山は米沢藩改革のため、36年間も一汁一菜を通されたそうです。

天明の大飢饉のとき米沢藩からは餓死者を一人も出さなかったことは有名です。

かつてのアメリカ大統領のジョン・F・ケネディは、日本で最も尊敬する政治家として、上杉鷹山の名を挙げたそうです。


本物の生き方をして、人を引っ張っていく。

嘘のない正しいと信じることを率先垂範する。

リーダーの必須条件であると納得しました。

2009年7月27日月曜日

攻めの経営者

不況といいながらも、積極的な経営者がおられます。


この時期に新たな店舗を増やそうとされる方。

今の時間を活用して、社員レベルを高めようと研修等の教育に積極的な方。

新製品開発に夢を膨らませている方。


最近、実際にお会いした経営者の方々です。

戦略的にしっかりとした準備の上での行動ですが、

そのもとになる思いは、自分が周りを元気にしていこうという気持ちです。


新たなサービスを作り出して、その魅力に消費者が思わず財布の紐を緩める。

そんなところから景気は回復していくのでしょう。

腹が据わった攻めの経営者の方々の生き方は、感動的です。

2009年7月26日日曜日

事業承継のポイント

新社長へバトンタッチをするお話しを、ある経営者の方から伺いました。

オーナー企業であり、新しい社長はご子息が就任される形です。

大変興味深かったのは、引継ぎを父の墓前で行われたということです。

社長としての心構えを誓詞として伝え、代表者印をその場で手渡す。

この過程には深い意味があります。


親・祖先からの流れの中で自分は生かされている。

これから経営判断をする上での守るべき基準は何か。

等々、経営者として身につけておかなければならない価値観や行動基準をしっかりと引き継ぐ思いがあります。

意味のある引き継ぎ方、大変参考になりました。

2009年7月25日土曜日

スケジューリングの悩み事

最近は突発的な仕事が入ってきて、どのようにスケジューリングをすべきか悩んでいます。

私は、かつて製造現場の生産管理に携わった経験から、
どうしても仕事量を、必要人員×必要時間で積み上げる発想をしてしまいます。

現状の仕事の状況を踏まえれば、この発想では仕事をこなしていくには限度があるということになります。

そこで、田坂広志さんの時間の活かし方について、思い出しました。

時間の長さは誰もが同じ持ち時間で有限の様に見えるが、時間の深さには大きな違いがある、という考え方です。

例えばアイデアを思いつく瞬間は一瞬であり、所要時間としては短時間です。

このような感覚で仕事をこなしていくことが出来れば、より付加価値のある仕事を多くこなしていくことができます。

時間の使い方について、単なる積み上げではない新たなとらえ方が必要です。

そのことに挑戦していきたいと思います。

2009年7月23日木曜日

パラダイム転換

今、未来が過去の延長上では想定できないことになっています。

かつて流行った言葉、パラダイム転換の実現が期待されています。


今までの営業のやり方では通用しない。

新たな付加価値の製品を開発しなければ、市場は受け付けない。


働き方は、作業者から価値創出者という流れになっていきそうです。

景気は底を打ったというものの、まだ実感は出来ないですね。

本当に実感できるのは、自分自身のパラダイム転換が出来たときなのかもしれません。

2009年7月20日月曜日

絆(きずな)

誰かと絆を深めるにはどうすればよいのでしょうか。

昨日、二か月ぶりの知人に会いました。

しっかりと絆が出来ている関係です。

私はそう思っていますし、直接確認した訳ではないですが、相手も私のことを信頼してくれていると思います。

相手のことを疑う気持ちは全くありません。

変に相手の出方を詮索するようなストレスもなく、胸襟を開いて純粋にお付き合いができます。

出会えた多くの方々と、そのような関係を築いていきたいと思います。


しかし、利己ありきな人がいるのも事実です。

常に自分の得を考えていることが見えてしまう人。

こちらも構えてしまうので、疲れます。


絆を深めあうことができる人は、一緒にいて疲れない人です。

ストレートにオープンな付き合いができる状態。

職場でそのような仲間づくりができれば、最強のチームということになります。

2009年7月19日日曜日

リーダーとは

おはようございます。

昨日は有名作家のM先生のお話をお伺いしました。

沢山の気づきを得ましたが、その中から一つ、リーダーについて書きます。

先生曰く、リーダーとは、あの人のようになりたいと思われる人、尊敬される人です。

そのためには、どうするか?

「人格を磨くこと」です。

人に敬愛される人徳をつくることです。

考え方の基本は、五常と言われる仁・義・礼・智・信の五つの徳を備えること。

既に様々な場面で耳にしてきた五常。

改めて先生のお話を伺って、そうだなと思いました。

日本人であれば、おそらく遺伝子として受け継がれ、一番納得できる生き方のような気がしました。


ところでリーダーになれば、すぐに徳のある人間として振舞うことが要求されるということではありません。

それは無理です。

相応しい人がリーダーにつくということも、必ずしも実現するとは限りません。

人間として、日々、人格磨きに気を使っている状態があればよいのだと思います。

2009年7月18日土曜日

経営理念への抵抗感

経営理念への抵抗感、これは若い人をはじめ社員が持つよくある感覚です。

壁に掲げられた経営理念を見ただけで、納得!という人は、まずいないでしょう。

それどころか、次のような感覚を持っていることが多いです。


額に入れられて、何か宗教の経典のようだ。

厳かな感じで、私自身とは直接関係の無いものだ。

朝礼で唱和しているが、軍隊みたいで止めて欲しい。

経営理念の文章は堅苦しく古い表現なので、意味がよく分からない。


心当たりはありませんか?

ここには大きく2つの問題があります。

まず、自分たちの会社にとってなぜ経営理念が重要であるか納得できる状態になっていないことです。
説明が無かったり、年に数回程度の説明では納得感は出にくいでしょう。

もう一つは、経営理念を取り扱う雰囲気が現実から乖離しているということです。
もっと日常へ近づける工夫が必要です。
掲示方法を額からポスターのような形へ変更したり、
取っ付き難い表現であれば、分かりやすい代替文章を作成し、それを活用する等です。

「経営理念」という表現自体も抵抗感の一部になっているかもしれません。

大変重要な課題ですので、これからも取り上げていきます。

2009年7月17日金曜日

経営理念の浸透コンサルティングへのニーズ

既に同じテーマで何回か書いてきました。
これからも書いていくことになると思います。

最近、このニーズのコンサルティングが増えています。

次の好景気へ飛躍するためには、それぞれの企業が独自の新しい価値を生み出さなければなりません。

自動車業界ですと、エコカーがひとつのキーワードですね。

このように新たな価値を生み出す原動力を得ようとするためか、今、経営理念の浸透に注目されているのでしょう。

多くの企業にお伺いして、仕事を作業的に捉える風潮は当たり前のように存在しています。

今までは良かったのですが、仕事を価値を産み出す行為として捉えなおすことが確かに求められています。

このことは単に景気を良くするということだけではなくて、仕事とは働く人々の本当の喜びを得る手段として捉えなおすチャンスになるのではないかと思っています。

経営理念の浸透、確かに今やるべき重要な課題のような気がします。

2009年7月16日木曜日

暑い夏はクールビズで

こんばんは。

今日から私もクールビズでお客様を訪問しました。

「上着を着てこられてもエアコンはきかせませんから。」
という温かいお気持ちに応えさせていただきました。

ところでスーツというものをよく見ると、機能的には非効率なものですね。

夏は暑くて、冬は寒い。。。

非効率から発生する余計なクリーニングは、環境にも良くありません。

余計な事を書いてしましました。(笑)


このブログも夏はクールビズでいこうかと考えました。

目的は、簡潔明瞭に要点を表現する。

明日から挑戦します!

2009年7月15日水曜日

セルフイメージをいかに健全にするか

こんばんは。

今日は、セルフイメージを良い方向へ保つ方法を研究されている先生のお話をお伺いする機会がありました。

潜在意識や自分の思いの持ち方に関しては、今までもお話を聞いたり本で読んだりといった形で知識を得る機会はありましたが、改めて今日はお話をお伺いして、元気をいただき、頑張るぞという気持ちになることが出来ました。

ここでは詳細は割愛させていただきますが、
成功者や賢者は先の成功を前提としてイメージしてしまっているということに、考えさせられました。

これが本当かどうかということは、間違いなく本当だと私も思います。

このことを経営者ではなくて、サラリーマンで考えてみます。

サラリーマンの思い込みは、凄いですね。
以外と気づいていないことです。
全員がそうでないことは、一応お断りしておきます。
自分自身の体験から考えてみます。

自分が所属している会社の経営状況が、例えば黒字なのか赤字なのかなどよく知らないのに、潰れることなどまずないと思い込んでいました。

強い安心感がありました。
だから手元の貯金が少なくても、これからも給料は毎月同額で確実に入ってくると思い込んでいますから、貯金が無くなるギリギリまでのお金を使って旅行に行ったりしていました。

今から思うと、よくそんなことを堂々としていたものだと我ながら感心してしまいます。

でもサラリーマンの方々のこのようなセルフイメージは、消費を促し経済への寄与という観点からみると重要なことです。
明確なセルフイメージは成功を産み出しています。

さて、実際にこのようなセルフイメージが出来ていたのですから、
新しいことにチャレンジするときのセルフイメージも何とか構築することが出来るのではないかと思いました。

悲観的な雑念が邪魔をしますが、そのあたりへの対処の仕方も先生に教わったので、実践していきます。

2009年7月14日火曜日

景気対策

こんばんは。

ある企業の社長様を訪問した時の話題です。

今の話題の中心は、どうしても景気対策の話です。

政府の見通しとして明るい兆しが見えてきているとのことですが、特に中小企業からすると、これからさらにお客様からの注文は減る傾向にあり、勢いよく戻る可能性は小さいというご意見が多いです。

政府がいろいろと策を練り、様々な方面から効果薄の批判を受けながら頑張っている姿には恐れ入ります。
100%確実ではないかもしれませんが、皆で盛り立てていく必要がありますね。

それと雇用をはじめ企業努力が求められています。
これも重要な課題です。

さて、個人の責任はどうすればよいのでしょうか。
一番効果的な策は、ここにあるような気がします。

しかし現状をみると、国や企業に景気回復の責任があり、個人は待っているという感があるような気がします。
一概には言えませんが。

国が定額給付金等で個人の消費を刺激しようとしていますが、これは大変有意義な方法だと思います。
問題なのは、定額給付金を貯蓄ではなくてちゃんと使ってもらえるかどうかです。

もし定額給付金の使用度合が低かったとすれば、それは政府の施策の間違いではなくて、国民の理解や行動の仕方のほうに大きな問題があるように思います。

収入が不安定なので守りに入るのも当然の流れかもしれませんが、個人資産の総額も大変な額ですから、なんとかお金を持っている人が勇気を出して率先して皆のために使っていただけるとよいのではないかと思います。

全体最適を考えて行動できる人が増えてくれるとよいですね。

2009年7月13日月曜日

積極的になってきた管理職チーム

こんばんは。

ある企業での出来事です。

改善策について議論していたときの状況です。

「私の考えはこうです。」といって、突然立ち上がってホワイトボードに書き出し始めた課長。

「ちょっと待っていてください。状況を見てきます。」といって、対象工程を今、見に行こうとする課長。

「その解決策。今日の午後からトライしてみましょう。」と意気込む課長。

これらは実際の製造部門でのミーティングであった状況です。


この企業も昨年は、ここまで積極的な活動は出来ていませんでした。

ところが、管理職の方々の意識が変化してきました。

工場長を中心として、何としてでも工場を良くしていきたいという気持ちに変わってきました。

きっかけはいろいろとありました。

ここまで管理職チームが強くなれれば、改善はどんどん進んでいくでしょう。

強い管理職チームをつくることは、経営を左右する重要な課題です。

次回、訪問する日が楽しみです。

お伺いするたびに、成長されています。

2009年7月12日日曜日

本棚の本の並べ方

こんにちは。

今日はオフィスです。

たまに休憩を兼ねて本棚を眺めています。

お恥ずかしい話しですが、引越しして来て以来、本棚の本の並び方はそのままです。

どのような並び方かといいますと、バラバラです。

いつか、ちゃんとカテゴリー別に分類して整頓をしようと考えていました。

必要に応じてすぐ取り出すことができるのは、基本ですよね。


ところが、最近考え方が変わってきました。

本の並び方は、このままが良いのではないかと。

かなりの冊数なので、目的の本を探し出すには時間がかかるのが現状です。

そして、探している途中にハプニングが起こります。

この本は、どんな内容だったかなと思い、探す予定ではなかった本を取り出してみることがあります。

パラパラとめくっていると、最近考えている課題へのヒントとなる言葉に出会うことがあったりします。


さて、今後、この本棚にどのような役割を持たせるかが重要です。

必要に応じて素早く取り出せることを目的にするか、

もしくは思ってもいなかったヒントを得る玉手箱のような使い方をするか、

今の私にとっては後者の使い方のほうが、付加価値が高い状況です。

しばらくは、このバラバラの状態のままでいこうと思います。

2009年7月11日土曜日

価値観磨きをしよう!

こんにちは。

今朝はモノの価値観に関する考え方について、書きました。
その続きになります。

「価値観」というものを、どう捉え、どうしていけばよいのかです。

価値観とは、自分の周りで起こる現象に対する反応の仕方、もしくは判断をする基準ということができると思います。
また、自分は大切にしているものは何か、ということでもあります。

例えば、道を歩いていて一人のご年配の方とすれ違ったとします。

たったこれだけの出来事から何を感じるのか、人の価値観によって大きく違ってきます。

特にこの状況に関する価値観を何か持っていない人にとっては、ただ人とすれ違ったという感覚だけかもしれません。
もしかすると、すれ違ったすぐ後にはもう記憶にすら残っていないかもしれません。

ところが、普段からファッションに関心がある人はファッションセンスをチェックするでしょう。
そして参考になる点があれば、自分の生活に取り入れたり、知り合いのご年配の方へのアドバイスとしてチェック内容を活用していくことも考えられます。

人の生き方に関心がある人であれば、ご年配の方の表情や姿勢からその人が発するオーラみたいなものを感じ取り、この方は素晴らしい生き方をされてきた方だなとか、逆にご年齢相応の方だなと感じ取り、自分も負けない生き方をしていこうといった考えを持つようになるかもしれません。

人によって普段から何に関心を持っているか、どのような価値観を持っているかということで、一つの現象に接したとき、そこから得る気づきや学びには全く違う結果が出てきます。

これらのことは、どの状態が正しいのか、その答えは無いと思います。
しかし、できるだけ何らかの反応が出来る状態にあることが望ましいでしょう。


さて、今回問題にすることは、このようなことではありません。

道でご年配の方に会えたことは、どのような反応の結果になったとしても、それは幸せなことです。
何らかの形で自分の成長に繋がるからです。

問題なのは、もしこの年配の方に出会うことが出来なかったら、ということです。
家にいて外出していなければ、会うことができません。
また、意識して誰かに会いにいこうと思わなければ、会うことは実現しないかもしれません。

価値観を磨いていくには、まず誰かに会うことが大変重要だと思います。

会って、感じたり、出来れば話しをして、その方の考えや生き様についてお伺いすることができれば、自分の価値観に磨きをかけていくことができます。

当然、素直で謙虚な気持ちであることが大前提ですが。

長年生きてきたとしても、自分が経験し積上げてきた価値観は常に完成度が低いものであると思います。

どんどん人にあって話を聞き、新たな気づきを得ることです。

価値観磨きは、より大きな幸せに近づく手段であると思います。


私は昨夜、懇親会の中でいくつかの気づきを得ました。

おそらく大きな幸せに数歩近づくことが出来たのではないでしょうか。

モノを大切にする価値観を呼び戻す

おはようございます。

昨夜は懇親会がありました。
その中での話題で重要だなと思ったことについて書きます。

今、モノを大切にする価値観が変な方向にいっていないか、という問題です。

ここで、食品の賞味期限を取り上げましょう。

この賞味期限、食品には必ず記載されていて消費者の判断基準として重要な数値です。

昨夜まで私自身が以下のような感覚を持っていました。


例えば、冷蔵庫に保管してある納豆です。
朝食にと思って冷蔵庫を開けてみると賞味期限が昨日までとなっていた時、
その瞬間どんな気持ちが起こるか。
ああ、古くなってしまった、という気持ちを持っていました。
もし昨日の時点であれば、まだ大丈夫と思い品質には全く疑いを持っていないでしょう。
ところが翌日になって、厳密には日付が変わってまだ6時間程度しか経っていないにもかかわらず、
品質に対する不信感が大きくなっているのです。
納豆を作っているメーカーの保証は無くなりますが、
印刷してある賞味期限だけをみて、
目の前にあるモノ自体の品質を直接確認していないことに気づかされました。

品質の確認方法は簡単なはずです。
昔(それほど遠くない昔です)は、賞味期限設定など無く、見た目や匂い等で判断が出来ていました。

もしかすると今は、品質上問題が無くても賞味期限だけで廃棄ということをすることも多いでしょう。

どのような行動の仕方が正しいのか、意見は分かれるところかもしれません。

しかし、モノを大切にする努力はもっと様々な形で出来るのではないかと思いました。

食品に関してはメーカー責任の話題が取り沙汰されますが、
一方で消費者側のモノに対する価値観も、もっと議論がなされていかなければならないでしょう。

2009年7月9日木曜日

バイオリズム

こんばんは。

今朝はバイオリズムの先生のお話をお伺いしました。

私も名前は知っているものの、具体的な内容まではよく理解していませんでした。

バイオリズムは占いではなく、科学だそうです。

人間は固有のリズムを持っていて、それは身体・感情・知性の3つから構成されます。
それぞれが固有の周期で好調期、不安定期、低長期を繰り返し、また3つのサイクルの組み合わせ状態で、その日の仕事の成果や運命みたいなものが左右されるとのことです。

一番興味深かったことは、バイオリズムは地球や月の回転の周期や地軸の傾きとった宇宙の構成要素の影響を強く受けているということです。

宇宙はビッグバンに始まり、目に見えないある意志に基づいているかのように生成発展をし続けていますが、その流れに沿ってバイオリズムが存在しているということです。

生体のリズムがそのような理屈であれば、おそらく他の生物を決定付ける様々な要因も宇宙の発展の理屈に沿ってできているのではないかと思います。


ところで、昨年くらいに引き寄せの法則が流行りました。

私が読んだ本の理屈は、宇宙の意志に沿った行動をとれば、宇宙のエネルギーが味方してくれて自分自身が発展する流れになっていくというものでした。

どのような根拠で、信じてよいのかどうか悩みましたが、バイオリズムの観点から見ても、そのことが正しいのではないかという気がしてきました。

正直、まだ信じがたい面がありますが、引き寄せの法則の本にも書いてありました、まずは自分にふりかかる運命を素直に受け入れていきたいと思います。

その結果、どうなるか分りませんが。。。

自分自身で実験ですね。

2009年7月8日水曜日

経営理念はシンプルに!

こんばんは。

今日は経営理念について考えたいと思います。

経営理念と言えば、会社の壁に額に入って「私たちはお客様第一をモットーに、社会に貢献する」等、書かれているものです。

この経営理念、何の意味を持つものなのかちゃんと理解している人はどれくらいいるでしょうか。

今まで多くの企業にお伺いし、様々な経営理念を見てきましたが、大半の企業では形骸化しているのが現状です。

ひじょうに残念な状況です。

そもそも経営理念とは何なのでしょうか。

会社の事業の方向性を示すもの、社会的役割を示すもの、自分たちの社会での存在意義を示すもの、です。

社員の誰もが、その会社で仕事をする上ではちゃんと理解した上で仕事をしている状態が維持されていなければなりません。

言い換えれば、仕事に取り組む時の考え方そのものなのです。


ちゃんと、しっかりと社員に浸透が図られている企業もありますが、ひじょうに少ない状況です。
また、浸透に力を入れているものの、社員の反発が強くなっている企業もあります。

埼玉県のとある企業では、年度予算立案時には教育費から決めるというだけあって、取組が大変ユニークで経営理念がしっかりと浸透しているようです。
素晴らしい企業です。

経営理念を経営者と社員が共有して腹に落ちている状態にすること。

このことは企業にとって大変重要な課題です。

浸透策の前提としては、経営者の強い思いと行動力が前提になります。
経営者の思い以上に社員の思いが強くなることは、有り得ません。


浸透策に関して参考になる例をご紹介します。

その企業の経営理念は、なんと8文字しかありません。

そこに経営者の思いを強く込めています。

8文字ですから、一度聞けば誰でも覚えてしまいます。

わざわざ唱和をする必要もありません。

この企業のホームページには、8文字という短い経営理念とは別に、
経営理念に対する考えについて大変多くのボリュームで詳細に説明しています。
大変参考になります。

ご興味のある方はご連絡ください。
ご紹介します。


経営理念の浸透策、

それは経営者の思いの強さを前提に、シンプルな表現であることが得策なようです。

2009年7月7日火曜日

最近の改善活動へのニーズ

こんばんは。

本日も、ある企業にて製造部門の改善活動のサポートを行いました。

最近はある種の改善活動へのニーズが目立ちます。

製造業では、出来るだけお金をかけず知恵と工夫で生産効率を高め、製造原価率を下げることができないかという内容です。

このニーズには、IE(インダストリアル・エンジニアリング)手法が有効です。

かつての高度成長期には、大手の製造業が競って導入した方法です。

今更IE? と思われる方もいるかもしれません。

私は今こそIEであると考えています。

投資が困難な環境においては、知恵と工夫でいかに成果を出すかが重要な課題です。

もう何年も改善努力をしてきた大手企業では、さらに雑巾を絞る余地はほとんどないといったところがあるかもしれません。

しかし、特に中小企業の中にはまだIEによって改善できる余地が多くあるところがあります。

今まで、IEによる改善に取り組んでいないといった企業には、チャンスです。


IEに取り組まれるときの重要なポイントです。

教科書的な勉強だけでは対応できません。実際の現場で培われた無駄を見つける視点が必要です。

経験のある方にご相談をされるとよいかと思います。

また、現場にて改善に取り組む時には、直接作業される方が理解納得されていることが重要です。

現場を離れた活動は空論となる恐れがありますので、必ず現場を巻き込んでいくことです。


知恵と工夫で厳しい状況を乗り切っていきましょう!

2009年7月6日月曜日

改善途中での出来事

こんばんは。

ある企業での出来事です。

生産性を向上させるべく改善活動に取組んでいます。

先月から取組んでいたある改善策に目処がつき、あとはやるだけという段階にまできました。
やれば間違いなく売上で数百万円の増加が見込まれます。

ところが問題が発生しました。

改善対象となる工程の作業者の一人が、作業内容を変えることに納得しないのです。

職場の上長から、改善策に取組むことよるメリットには作業者自身の作業が楽になることも含まれると、何回も説明をされていますが、聞く耳持たずといった状況です。

話しを受け付けてもらえない理由はよく分からず、周りの方が言うには頑固者だからということです。


改善を成功させるためには、なんとかこの作業者に理解と協力をしていただく必要があります。

何れにせよ、話し合う過程を避けて通るわけにはいかず、何回も説明をして協力のお願いをしていくしかありません。

ところがある時、その頑固な作業者から逆に改善案が出てきました。なかなか越え難かった壁を越えれそうな案でした。

そして実際にやてみると、大きな成果が見えてきました。

現場の最前線の方々が本気になれば、ほんとうに大きな成果を出してしまうということを見せ付けられました。

なぜ作業者は行動を変えたのか?

その理由は定かではありませんが、おそらくリーダーの方が何度も思いを強くして話し合ってきたことで、だんだんと変わってきたのではないかと思います。


現場での改善は大きなエネルギーが必要です。

途中でいくつもの難関が待ち受けています。

しかし、これを乗り切ったときの喜びは大変なものであり、改善活動に大きな弾みがつきます、

その時、同時に人の成長も実現されていきます。

これからも気づきを得て、どんどん変わっていく方々が増えていけばと期待しています。

2009年7月5日日曜日

身の回りの整理整頓、頭の中の整理整頓

こんにちは。

今日はオフィスの整理整頓を行いました。

今回は整理整頓について考えます。

整理整頓とは皆さんご存知ですよね。
整理とは、必要なモノと不必要なモノを分けること、
整頓とは、必要なモノを取り出しやすい位置へ並べること、です。

5Sの最初に位置付けられ、2Sという言い方もされています。

私は以前から言い続けてきたことですが、
身の回りの整理整頓状態と、その人の頭の中の整理整頓状態は、比例していると言えます。

経験上、100%そうであると思っています。

かつてよく確認しましたが、机の上や引き出しの中を見ることで、その人の頭の中の状態が推測できます。

身の回りが雑然としている人は、頭の中もまとまりがなく雑然としています。
一方、身の回りが整然としている人は、頭の中も整然としていて賢い人が多いです。

さて、コンサルタントという人はどうあるべきでしょうか?

コンサルタントの仕事は問題解決業です。
ごちゃごちゃしている状態から問題の核心を捉えて、解決策を提案し取組んでいきます。
問題を取り巻くごちゃごちゃした各種の現象を整理整頓していく仕事です。
コンサルタントは整理整頓が得意である必要があります。

仕事が大変な状況になってくると、デスクの上の資料がつい雑然としてしまいます。
そんな時、整理整頓が出来ていませんから、仕事の効率は悪くなっているはずです。
いつも整然としている状態は、仕事柄、維持していることが必要です。

今日はそのようなことを考えていました。

さらに整理整頓上手になって、問題解決上手を目指したいと思います。

2009年7月4日土曜日

何が正しいかをどうやって見つけるか

おはようございます。

今朝は横浜市北のモーニングセミナーに行ってきました。

余談ですが、新横浜駅近隣で知り合いの企業の役員の方に偶然お会いしました。
もう一年以上お会いしていなかった方です。
これも何かの必然なのかもしれません。


さて、今日はお寺の大阿闍梨の方のお話を伺いました。

様々な体験談を通して、私は「何が正しいかをどうやって見つけるか。また、実践していくか。」ということを教えていただいたと思います。

あるべき論ではなくて、講師の方が今までの生き方・考え方から滲みでるものでした。

皆がやるからといって、それは正しいこととは限らない。

皆がそこにいるからといって、その場所は安心とは限らない。

マスコミの情報は、必ずしも正しいとは限らない。
できれば現地からの直接の情報を入手する等、難しいが正しい情報を入手し判断するための方法を考えていかなければならない。

正しいか正しくないかを判断するには、自分自身の中にある判断基準を磨いていくことが重要です。
自分をしっかりと見つめ直す機会を通して、培われていくとのことです。

また、困っている人がいたら手を差し伸べることの重要性をおっしゃっていました。
おかげ様、お互い様の実践です。

人を助けるとき、助けることで格好をつけようとか思うと、それは本末転倒です。
助けてあげないと、何か気持ちが悪くなる感じがするという時に助ければよいということでした。

これは、自分自身の魂のあり方に従って行動することが正しいと、理解しました。


最後に、本日の私の理解をまとめますと、

目の前にある情報や状態が正しいかどうか仮説を立てれるようになること。
また、正しいかどうかを証明できるような方法を見つけること。
自分の魂の反応が、何が正しいかを判断する判断基準として明確に機能するようにすること。
そして、おかげ様、お互い様を実践すること。

ということです。

ちょっと難しい内容になってしまいました。

私の研究テーマの中に取り込んでいきます。

2009年7月3日金曜日

著者の思いの強さ

こんばんは。

今日は出版社の説明会に出席する機会がありました。
そこで、実際に本を書いておられる著者の方お二人のお話を伺うことができました。

なぜ本を書こうと思ったのか、そのお話しには力強さがあり大変感動しました。

作家になりたいといった考えは無く、この思いを伝えたい、不幸な人を救いたいといった強い衝動が本を完成させたような形です。
印象的だったのは、お一人の方が「自分は作家に向いているとは思っていない」とおっしゃったことです。
そんなことよりも「自分の思いを言わずに死ねるか」という気持ちとのことです。

本を書く本当の意味・必要性・誰が本を書かなければならないのか、このお話しの中に見出せた気がしました。

この著者は自著を3冊お持ちになられ、プレゼントしていただきました。
なんとその内の一冊をいただけることになりました。

ほんとうにありがとうございます。

本を頂戴したというよりは、大変重たい思いをずっしりといただいた感があります。
貴重な本を大切にさせていただきたいと思います。


もう一人の方も思いが強烈で圧倒されました。

「大変とは、大きく変われることだ。」

「やれば出来る。あなたの心持ちで決まる。」

ガツンと来ました。

帰り際にご挨拶をさせていただき、名刺を頂戴してさらに圧倒されました。

精緻な切り絵の名刺を頂戴しました。

強烈な思い。

でも、おそらく誰もが持っているなんらかの思い。
それをいかに表に出すか、出すために一歩踏み出そうとするか、ということだと認識しました。

今日も素晴らしい学びを得ることが出来ました。

著者の方々、出版社の皆様、ありがとうございました。
感謝。

心打たれる創業期のお話

おはようございます。

昨日は町田市倫理法人会で株式会社オーディオテクニカの松下社長のお話をお伺いしました。

オーディオテクニカさんと言えば、誰もが知っている有名企業ですね。
オリンピックでは数千本のマイクが採用されている世界的企業です。

創業期のお話から、時代の急激な変化に対する事業転換への取組みや、会社の風土作りまで貴重なお話をお聞きできました。

ここでは創業期のお話に関連して書きます。


どんな有名企業でも最初は小さく大変な努力をされた歴史があるというのは、当たり前のことかもしれません。
でも、その企業のトップの方から直接お話しいただく逸話には、毎度のことながら引き込まれてしまいます。

最初に事業を始めようと思った出発点の話では、いつも思います。
創業者の強い思いが前提ですが、その時期に同じようなことを考える人は他にもいたかもしれません。
しかし、創業者は一歩踏み出して実際に行動に出ます。
この「行動する」という衝動の部分に、私は大変関心があります。

他の人と何が違うのか?
どんな思いが強いのか?

本日のご講話の中でドラッカーさんの引用がありました。

「将来に関して知りうることは、今とは異なるということである。」
「将来を予測する最善の方法は、我々が将来を創造することである。」

この将来を創るという思いが強く、鮮明にイメージができるのかもしれません。
そして、創業直後の大変な苦難の時期を乗り越えていくことができるのでしょう。

2009年7月1日水曜日

D社も改善に勢いが出てきました

こんばんは。

本日はD社を訪問しました。

今取組んでいるテーマは、ある製品事業部の生産性向上です。
非常に厳しい採算状況なので、知恵と工夫で生産性を向上させることで採算を高めていこうという取組みを行っています。

活動を始めた当初は、もう十分に努力しているので改善できるところは無いといった思いが強かったのですが、活動を進めていくにつれて、無駄を見つけることができる新たな視点が出来上がってきました。

今日は取組んできたテーマの中でひとつ解決できたとのご報告をいただきました。
この改善案により月間で数十時間の時間短縮が図れる見込みです。
数十時間も改善できれば、新たな受注案件に取組むことができ、売上・利益の向上が期待できます。

ところで改善案を作り実行していく過程は大変苦しいものです。
当初は、現状のやり方が最善であり改善の余地はほとんど無いと思い込んでしまっている場合が多いです。
しかし、現場で調べていくと改善のきっかけが少しずつ増えてきて、途中からは上手くいくかもしれないという自信が出てきます。

このような過程を経るものですから、結果が出たときの喜びは大変大きいものとなります。
そして次の改善テーマへの積極性が出てきて、良い循環が生まれてきます。

私にとっては改善活動をサポートさせていただいている立場として、担当者の方々と一緒に喜びを分かち合う時、この仕事をしていてほんとうに良かったと思う瞬間でもあります。

さらに改善案と成果を積上げていきたいと思います。

2009年6月30日火曜日

T社の製造部門リーダーが勢いづいてきた!

こんばんは。

本日はT社を訪問しました。

テーマは、現場改善です。
5S、生産性向上等、様々な課題に取組んでいます。

今日は月末の会議があり、活動の進捗を確認しました。
私からの最後の質問として「現在の改善活動の達成度合いは何%くらいか自己評価して下さい」という、ちょっと厳しい投げかけをしました。

するとその回答は「現在80%です。」と間髪射れずでした。

驚きました。

私の経験上、このような質問には60点台くらいの回答が多いものです。
当たり障りの無い程度の回答が多いのです。

ところが自信を持って80%ですと、製造リーダーは発言されました。
そう、自信があるのです。

嬉しく思いました。


実際に工場を見学させていただくと、現場事務所などは窓ガラスがピカピカに磨かれていていました。
間違いなく、さらにレベルアップをされることと思います。

勢いが付いてきました!

ここまで来れば本物です。

さらなる成長を期待したいと思います。

2009年6月29日月曜日

さくらんぼ

こんばんは。

昨日、山形の知人からさくらんぼが届きました。

毎年、送っていただき、もう十年以上になります。
我が家では家族でこの時期、そろそろかなと密かな楽しみになっています。

ところでこの知人、以前私がお伺いしていたクライアントの工場の課長だった方です。
当時、深夜まで一緒に改善活動をしていた関係でした。
仕事が終われば、いつも深夜に開いているラーメン屋や焼肉屋さんに行って飲んだものです。

気がつけば、コンサルタントとクライアント以上の関係になっていて、
私が別のコンサルティング会社へ転職をした後も1年に一回以上は会う関係が続いてきました。

最近はお会いする機会も間隔が空き気味ですが、このさくらんぼと秋のラフランスが当時の思い出を蘇らせてくれます。

また、どこかで一緒に仕事ができればと心から思います。

仕事を通して得た絆です。

これからも大切にしていきます。

2009年6月28日日曜日

働きは労働にあらず

こんにちは。

今日は「働きは労働にあらず」ということについて考えてみます。

この言葉は、私の愛読書のひとつである倫理経営原典(丸山敏秋編著 新世書房)にある内容です。

要約すると、労働には疲れ・苦しみ・骨折りといった意味が含まれていて、それは本当の働きという意味ではない。本当の働きとは、進んで喜んで求めることがなく働くことであり、その時には、疲労や悪い結果というものが起こりにくいという考えが書かれています。

理想というか、これからの時代にまさに必要な考え方であると改めて思いました。

仕事を労働や単なる作業と捉えてしまうと、そこには仕事量という考え方が出てきて、さらに仕事量とは時間というものに比例して計測することができるという考え方になってしまいます。
最近はこの考え方がだんだんと当てはまらない仕事が増えてきていると思います。

典型的なのは、サービス業です。

サービス業は、本来、お客様にご提供したサービスの質で決まってくるものです。

私がよく例に挙げる音楽の話を、ここでも使って説明します。

音楽は演奏時間がたとえ5分程度であったとしても、多くの人を感動させることができます。
しかし、聴衆が好む音楽でなければ、同じ5分であっても、さらに1時間という時間を使ったとしても、
結果的には聴衆を満足させることはないでしょう。

この場合、時間とお客様に提供できた価値の大きさは比例していません。

この音楽の例のような仕事が増えてきています。

今求められる仕事とは、限られた時間の範囲で如何にお客様に喜んでいただける価値を生み出すことができるかというものです。
それを実現するには、時間というスケールはあまり意味が無く、
お客様のために心から喜んで仕事に打ち込んだかどうかで、結果が決まってくると思います。
その瞬間、打算的な考えや見返りを期待するようなことはありません。


倫理経営原典では続きます。

人の喜びをわが喜びとし懸命に働くとき、最高至上の歓喜を得ることができる。

これからは、労働という言葉が持つ意味から離れ、
働くということに対する新たな価値観をどう持つかで、
人生が違ってくるのかもしれません。

2009年6月27日土曜日

人間力がある人は天分を活かしている

おはようございます。

今朝は、人と情報の研究所代表の北村三郎先生のお話を伺ってきました。

横浜市北倫理法人会の600回記念モーニングセミナーです。

人間力を体得するには、というテーマでした。
北村先生はこのテーマに関連した研究を長年続けられていて、お話しには現場でのご経験と深い思索が織り込まれ、大変含蓄のある内容でした。

印象に残った数々の内容から、一つだけここに記載させていただきます。

「人間力がある人は天分を活かしている面がある。天分を活かしているとは、好きなこと・やりたいこと・得意なことを見つけて、努力して、上手になって、人を喜ばせることに取組んている状態である。」

この言葉は、ストンと腹に落ちました。

ここには、人はなぜ働くのか、ということに対する答えも含まれていると思います。
そして、社会人として、いや人間として生きていく上での目的まで、言い切っているのではないかと思いました。

以下、私の勝手な解釈です。

好きなこと・やりたいこと・得意なことを見つける。
これは誰もが必ずしも直接的にその職業に就くということではありませんね。
例えば芸能界に入ってスターになるということは簡単に出来ることではありません。
しかし、今携わっている職業において仕事の内容を細かく区切って捉えていけば、パソコンが得意であるとか接客が得意であるとか宴会なら任せてほしい等、何か他人とは違う自分が好きで得意なことを見つけることができると思います。

また、好きだからといって最初から上手ではありませんね。
楽器の演奏なんか、好きであっても上手になるためには練習が必要です。
好きであれば、それが苦痛ではなく継続して取組めることでしょう。

そうやって上手くなって、それでもって他者に喜んでもらうことができれば、それは立派な利他の実現、社会貢献になっていくと思うのです。

その結果、自分には充実感が得られ、またさらに誰かのために頑張ろうと思うことでしょう。

このような仕事が出来ると幸せですね。
自分の考え方一つですね。

気が付けば人間力が付いてくるのでしょう。

影響力の大きさ

おはようございます。

昨日の衝撃的なニュースは、マイケル・ジャクソンさんです。

朝のラジオのニュースで病院に運ばれたという速報を聞いて、びっくりしました。

まだ50歳で、復活コンサートの計画もあったとのことで、ひじょうに残念です。

思い返せば20年以上前、私も当時の大阪球場でのコンサートに行きました。
チケットがなかなか取れず、入手できた友人のおこぼれに預かって行った記憶があります。
当時流行ったムーンウォークを生で見れたときには感動しました。

スリラーは全世界で一億枚も売れたそうです。
不動のスーパースターです。


ところでなぜこれほどまでに世界に影響力を与えることができたのか。
悲しい話題の中で、ふと考えてしまいました。

マスコミなどの企画宣伝力もあるのでしょうが、でも自分から聴きたいと思う音楽であることは間違いありません。
音楽の中に、共感を得る何かが潜んでいるのでしょうね。

以前、このブログの場で相手の魂を揺さぶる共振現象について書きました。
ミュージシャンが発する思いが音楽に乗って聴衆の魂を揺さぶることによって共振現象が起こり、聴衆はそのミュージシャンのファンになっていくという話しです。
ビジネスの場に当てはめると、同様に共振現象を起こしていくことがお客様を感動させることになり、お客様を増やすことになるということです。

マイケル・ジャクソンさんの音楽には、共振現象を起こす何か強力な力があるのでしょう。

また、これからもずっと影響力は続いていくはずです。

凄いことですね。

大小はともかく、他人や周りに対して、さらには社会に対して何か良い影響力を及ぼすことができ、その結果が良くなることであれば、それは生き甲斐そのものですね。
そのような実感を得ることができるような人生を歩んでいきたいものです。


最後に、心よりご冥福をお祈りいたします。

2009年6月25日木曜日

感謝の気持ちの大切さ

こんにちは。

今朝は、感謝の気持ちを持つことの大切さを教えていただきました。

困難な状況になった時、「ありがとうございます」と思うことや、「父母をはじめとした他人の幸せを願う」気持ちを持つと、大きな力が発揮できるようになるということでした。

凍てつく滝での禊においても、頑張る気持ちだけでは突破できない苦難に対して、感謝の気持ちを持って臨むと突破できる、という講師の方の実体験を交えてお伺いしました。

脳科学的な観点からの説明もあり、感謝の気持ちを通した感動体験は脳内のドーパミン分泌を促すということです。
また、脳幹のセロトニンが鍛えられ、これはどんな時でも平常心を保つということに関係しているそうです。

いつも感謝と他人の幸せを願う気持ちは、自信と自分自身の尊さを認識し、平常心を維持することで判断を誤りにくくできるということを学ばせていただきました。


ところで、感謝の気持ちの大切さについては様々なところで取り上げられていますが、実践をするには難しいことです。

どうしても人は、「自利」を優先させてしまいがちです。

これから感謝の気持ちを大切にしていこうと心に決めても、
心の中では、「自利の感情が発生」⇒「いや、感謝が大切だ」⇒「ありがとうございますと思うことにしよう」という順序で感情がわきあがってくることと思います。

どうしても理性で制御をするということをやっていく必要があります。

しかし、これも継続していればだんだんと自然に自利の感情が小さくなってきて、最初から感謝の気持ちが湧き出るようになるのでしょう。

そうなれるように、してきたいと思います。

本日の講師の方から感謝の気持ちを訓練する良い方法を教えていただきました。

朝の洗顔時、水へ感謝をすることです。
水は命の源であり、自分自身の体も大半は水から出来ているのです。
毎朝の感謝。

続けていこうと思います。

ありがとうございました。

2009年6月24日水曜日

アントレプレナー

こんにちは。

今朝は、インターネット不動産のT社長のお話をお聞きしました。

インターネットの活用方法と共に、事業に取組む姿勢や考え方について参考になるお話をお伺いしました。

例えば、自分のやりたいことの方向と同じ先輩を見つけてはファンになってお話を伺うようにすることや、
素直に人の話を聞くということが大変重要であることをおっしゃっていました。

第一歩は、まず自分の思いをもとに情報収集のために行動しなければならないということだと理解しました。

そして、それが「知る」、「分かる」、「行う」、「出来る」というステップを追って自分のものになっていき、自分を成長させていくとのことです。
さらに最後の段階では、「分かち合う」というステップがあるそうですが、これは世の中に貢献するというところへ繋がっていく考え方なのだと思います。

今日、重要なことだなあと感じたのは、「出来るようになるために、まずはお話を聞くという行動を起こさなければならない」ということだと思いました。

私自身の行動姿勢に、取り入れていきます。

T社長の最後のお話に、アントレプレナーセンター代表の福島正伸さんの言葉の紹介がありました。
大変素晴らしい内容ですので、ここに引用させていただきます。


   動く人は

   今できる小さなことからやっている


   動かない人は

   名案を探している



アントレプレナーセンターさんのHPを拝見させていただきました。
そこには他にも素晴らしい言葉が掲載されています。

その中で、アントレプレナーとは、という内容にも感動しました。

引用は遠慮させていただきますが、本日お会いしたT社長、昨夜お会いした若手経営者の方々は、まさにアントレプレナーであると思いました。

若手の経営者たち

こんばんは。

昨夜は遅くまで、若手の経営者を中心とした交流会に参加してきました。
(昨日中の発信ができませんでした。。。)

私が言うのも変かもしれませんが、若手の経営者たちは頑張っていますね。

その前向きな姿勢、自分の仕事に対する信念をお聞きするに連れて、
お若いのに、よくそこまでしっかりと考えることができるなと感心してしまいました。

何か自分を行動に駆り立てるものがあるのでしょうね。

皆さん、落ち着いておられて謙虚で、お話をしていて人当たりの良さを感じました。
一方でお話しされる内容には、自分はこうしたいという強い思いがあります。

初めてお会いした状況かもしれませんが、
景気が良くないから大変だといったマイナスな話しはありませんでした。

これから自分はこうしたい、という積極的かつ具体的な話しばかりでした。

皆さんから良いエネルギーをいただいたような気がしています。
私も改めて明日から頑張ろうと、思わせていただきました。

また、周りにプラスエネルギーを与えることができる人間を目指していきたいと思います。

2009年6月22日月曜日

数値目標を追いかけることが得策か

こんばんは。

本日は、R社長をお訪ねしました。

いろいろとお話しさせていただく中で、
「数値目標を明確に設定することが本当に得策なのか」という話題がありました。

これは結構難しい課題です。

成功哲学者のポール・J・マイヤー氏は、考えを鮮明に結晶化させるべきと言っておられます。
目標を明確に設定し、そのイメージを鮮明にしなさいということです。

私もそう思いますし、オフィスの壁に5つの成功法則を掲げて、いつも見ています。

一方で、明確な目標設定をしていないにもかかわらず、大きな成果を挙げている企業があるのも事実です。

私が知っている、ある販売会社は数ある国内のお店の中で10年以上も売上トップを続けておられます。

凄いですね。

一番驚くのは、社員に対して特にノルマを課していないということです。

どうすればこんなことが実現できるのか。

じっくり研究してみたいと思っています。
(回答が無くて、すみません。)

その販売会社のトップの方にお会いしたことがありますが、「俺にもわからない」とおっしゃっていました。
でも、お人柄が周りの人をひきつける魅力を持っておられたことは事実です。

この販売会社さんには、改めてお伺いしたいと思います。


ところで、本日のテーマに戻りますが結論は、
社風、もしくはそこに集う人々の考え方・雰囲気による、ということだと考えています。

絶対的な方法は、やはり無いでしょう。

その企業、もしくはその組織には、どのような仕事のやり方が合っているのか、業種の特長を鑑みながら作り上げていくということです。

そういう意味では、パターンごとに方法を分類することも困難なことかもしれません。

引き続き、研究テーマとして取組んでいきたいと思います。

また、新たな見解が出来れば、この場でお伝えしていきます。

2009年6月21日日曜日

仕事の糧

こんばんは。

先日、ある若手の経営者がおっしゃっていました。

子供がいるからこそ、仕事へ真剣になれるのであり、もし子供がいなければ今のように頑張れないかもしれない。

私も正直そのように思います。
子供の存在は、仕事そのもののやりがい以上に働くことへの糧になりますね。

ところで今日は父の日です。

私事ですが、息子の通う幼稚園で父の日参観がありました。

余談ですが、現在受けている研修を欠席して参観を優先させました。
(研修メンバーの方々にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。)
でも、今日しかない、代替日がない、変われる人がいないとなると、優先せざるを得ません。

というよりも、何のために生きているのかと考えると、この選択しかないと考えております。


今日の父の日参観での息子の無邪気な姿を見ていると、改めて頑張らなければと思いました。

幼稚園から帰ってきて、午後からはオフィスにて課題の検討です。

いつも以上の集中力で、良いアウトプットを出すことができました。

明日からまた新たな一週間が始まります。

頑張ります!!

2009年6月20日土曜日

会社のお金に対する感覚

こんばんは。

今日はオフィスにて、様々な課題の検討を行っていました。

今回は、会社のお金に対する感覚について考えてみたいと思います。

私は利益創出のため、課題の一つとして経費削減に関してコンサルティングを行います。
経費削減を検討するとき、どのような経費削減対象があるのかを考えることも大切ですが、
いつも目に付いている電灯や水道といったものを、使わないときには止めるという行為が実は大変効果的です。

簡単なことですが、意識してできるだけ無駄が無いようにすることが、重要なのです。
もう少し掘り下げると、「意識して」というところが特に重要なポイントです。

水道光熱費に注力して経費削減の意識を高めることができれば、他の経費に対しても同じ意識で対処することができ、結果的には多くの経費削減が実現されていることになります。
これは経験則です。

目先の金額としては大きくない対象であっても、そこで意識付けが出来れば、他の対象に応用が利きます。


ところで、水道光熱費への意識付けは、一見すると簡単なように思いますが、実は大変エネルギーのかかる活動になることが多いです。
何回も話し合いをしても、行動が伴ってこない状況が、実は一般的とも言えます。

なぜなのでしょうか。

自宅では、皆、水道光熱費の削減を意識して、こまめに止めることを行っているはずです。
無駄なお金を払いたくないですから。
何とか手元に残るお金を一円でも多くしようと必死になっていますね。

ところが、このような考えの人でも、会社に来るとある意味豹変したように態度が変わってしまいます。

おそらく、このように考えていると思います。
会社の水道光熱費を削減しようがしまいが、自分の給料には影響はない。
また、自分の給料と会社の水道光熱費とは、全く関連性が無い。

これは私自身が勤め人のときに、そう考えていました。
自分の利害と関連が薄いところには、出来るだけ労力を割きたくないということです。

このような状況で問題になることは、自分と関連性が無いと思っていることは、実は大いに関連性があるということです。
また、一般的に皆、錯覚を起こしています。

この会社はこの先もずっと存在し続けるだろう。
将来的な存在が保証されていないことは、理屈として分かっているようで、実感としてほとんど理解されていません。

話しを戻しますが、
水道光熱費の削減一つとっても、その意識レベルを高めていくには、
なぜその取組みが必要なのかを、説明し理解してもらうことです。

意識さえ変えることができれば、多きな成果が期待できます。

原価低減活動も、細かい計算をしたり分析することよりも、
その原価を使用している人たちがいかに削減しようとする意識になってくれるかが、
本当の原価低減、経費削減、さらには利益創出に繋がることになります。

2009年6月19日金曜日

経営理念の浸透策

こんばんは。

本日はD社を訪問しました。

今日は経営理念の浸透に関する取り組みを行いました。

皆さんは経営理念の浸透というと、どんな方策をイメージされますか?

経営理念の浸透は難易度の高い課題です。
よく朝礼で唱和する企業がありますが、社員の中にはその行為が宗教的だとか、軍隊的だという言い方をして、受け付けない態度を示す人がいたりします。

経営理念とは、その企業の企業目的や事業の取り組み方等を簡潔明瞭に表現したものです。
また、創業者の思いが描かれ、今後の会社の発展にとって大変重要な意味を持っているものです。

これをどうやって浸透させるか、です。

経営理念が浸透している状態とは、社員が仕事上で様々な問題に出くわした時、会社の価値観に合った判断基準で解決が図られている状態だと考えます。
そのことが自社の存在意義の表出であり、ブランド価値でもあります。
また、お客様からはこの価値観が評価されている状態が望まれます。

これらの状態を築きあげるためにはどうするか。

経営理念を構築した後、ただ唱和する、教育するというレベルでは物足りません。
経営理念が腹に落ちている状態を作る必要があります。

経営理念に表現されている本質的な思いの解釈と日々の仕事を結合することです。

具体策はここでは割愛させていただきますが、
腹に落とし込むには、「教える」、「指示する」といった能動的な方策はほとんど有効ではありません。

自分自身で「気づく」。

それも本質的なレベルで気づきを得るという過程を経ていく必要があります。

本物の経営理念の浸透策。

現状の会社の風土、社員の考え方・価値観、社長の思いなどのバランスを考慮して、細心の注意を払いながら、取り組んでいくことが重要です。

2009年6月18日木曜日

売ることの難しさ

こんばんは。

本日はK社を訪問しました。

現在、いかに売るかということを検討しています。
競合の存在、顧客の投資抑制など制約条件が以前よりも段々と増えてきています。

その中でいかに売るか。

現在、重要視していることは、お客様に価値を認めてもらうためにはどうすればよいかです。
自分たちが気づいていない価値があるのではないか、また、自社のサービスを求めるお客様のニーズには思いもつかない形があるのではないか、ということを探っています。

思わぬお客様が思わぬニーズを携えて、お問合せをされてくることがあります。

サービスを提供する側である自分たちが理解できていない価値を、お客様のほうが認識している場合があります。

そのような状況に対して的確にお応えするとは、自分たちの存在をアピールするというよりは、困っているお客様を助けてあげるということのほうが使命なのかもしれません。

私たちのサービスが持っている価値とは何か。

それをちゃんと説明できるように整理をしておくことが大切です。

2009年6月17日水曜日

改善に勢いがついたT社

こんばんは。

本日、T社を訪問しました。

現在、5Sの改善テーマに取組んでいます。
半月ぶりにお伺いしたのですが、工場に入った瞬間に驚きました。

床が輝いていました。
また、作業台や材料関連を置く容器等が綺麗に整列していました。

以前はモノが斜めに置かれていることもありましたが、今日は整然としていて気持ち良さを感じました。

製造部長や製造課長たちとお話をすると、以前にも増してやる気満々というエネルギーを感じます。
かつて、目先の仕事が忙しくて改善に手が回らないと言っていたこともある方々が、
今の気合の入り方は大変なものです。

90点ではなく100点を目指します、と堂々と発言される製造部長の姿には感心しました。

意識が変わりつつあります。

おそらく、半月後にお伺いすると、さらに進化していることは間違いありません。

次回の工場の姿を確認するのが、今から楽しみです。

ところで、なぜここまで意識が変化したのか。

以前の部課長たちは、今日の出荷納期を守るということだけに意識が集中し、それ以外のことは二の次という状態にありました。
一応、改善に取組まなければならないという考えは理解できていたものの、結果的に行動が伴って来ない状況がありました。

しかし部課長が話し合いを重ねる中で、段々と気づいていったようです。

とにかく行動しなければ、いつまでたっても変えることができない、ということに。

変えなければ将来がない、ということに。

本物の風土改革が実現できそうです。

部課長たちの強い管理職チームは、これからどんな難しい問題に直面しても果敢に取組んでいこうとする姿勢になりそうです。

2009年6月16日火曜日

私のコックピット

こんばんは。

今日は、改めて私のオフィスの本棚を見回してみました。

今までよく読んだなあ、また、これらの知識はちゃんと身についているだろうか、自問自答しました。


私のデスクを囲むようにして、両方の壁に沿って天井までの高さの本棚があります。
椅子を回せば、蔵書の全ての背表紙を確認することができます。

今のスタイルは、私の夢でもありました。
ざっと数えると、数千冊はあるビジネス関連の書籍です。
一般的なビジネス書、心理学、哲学、宗教関連等、ビジネスを基本として様々な分野の本を集めてきました。
しかし、正直言いまして、かなり以前に読んだ本の内容は、ほとんど忘れていると思います。

でも一旦は読んだことがある本の情報は、かならず自分の頭の中に蓄積されているはずで、
いかにスムーズにそれを思い返すことができるかが重要な課題です。

私が考えたのは、今まで読んだ本の背表紙が全て自分の方へ向いている物理的な環境を作ることでした。
背表紙さえ見れば、おぼろげながらその書籍の内容を思い返すことができます。
自信がなければ、本棚から取り出してパラパラと流し読みをすれば、さらに具体的に思い返すことができます。

自分の記憶だけに頼らず、本の背表紙を自分の方向へ向けた本棚は、自分の脳の一部のような気がしています。
余談ですが、近所の本屋さんの背表紙も私を助けてくれる役割を果たしています。(笑)

何か新しいことを思いつきたいとき、何か抱えている問題の解決の糸口を見つけたい時など、私はこのオフィスで気分的ににはリラックスしながら本の背表紙を眺めることを重要視しています。

書籍に囲まれた私のオフィス、ここは航空機のコックピットに相当する大変重要な価値創造の場です。


ところで、私には夢があります。
将来は、自分の図書館を作ることです。
これは、他人に見てもらうということではなくて、自分自身が増える蔵書をいつでも閲覧できる環境です。

そう、立花隆さんのネコビルのような環境が目標です。

2009年6月15日月曜日

部下とのコミュニケーションについて

こんばんは。

本日はお伺いした企業のあるリーダーの方と、部下とのコミュニケーションについて話しました。

その方は元々リーダーシップがある方ですが、これから部下をどう育てていけばよいのかということに関心を持っておられました。

本音で話しをするためには、社内ではなく外部で話す環境を作っていかなければならないという考えをお持ちでした。
以前は、仕事が終われば部下と食事に行ったり、休日にはバーベーキューをしたそうですが、最近は仕事が忙しくなり、メンバーとスケジュールを合わせていくことが困難になってきたとのことです。

それでも、改めて社外でのコミュニケーション環境を作っていきたいという思いでした。
このようなコミュニケーションができている状態のときは、他部門とのコミュニケーションも円滑なため、気軽に応援しあうことが可能だったそうです。
しかし、現状では他部門への頼みごとがお互いしにくくなっているとのこと。


以下、私の意見です。

どこの企業でもそうですが、以前に比較すると仕事が複雑になってきています。
製造業を例に挙げると、作る製品品種は増える一方で、一つひとつの注文数量は逆に少なくなっていく傾向があります。
いわゆる多品種少量です。

こうなると製造側としては一個当りの販売価格を上げて欲しくなる訳ですが、お客様は簡単には価格を上げてくれません。
仕事が複雑になるために人件費をはじめとするコストは増えます。
しかし、売上は高くなるわけではありませんから、結果として利幅が小さくなっていきます。
悪循環です。

これらの課題を解決する方法は多々あると思いますが、一番有効な方法は、社員のコミュニケーションの中から新たな知恵を生み出すということです。
新しい理屈を生み出す前に、人間系エンジンの構築です。
仲間で助け合おうとする関係から生まれる人間の持つパワーは、ひじょうに大きなものです。
また、他者と気軽に話しができる環境があれば、そこからは新しいアイデアが多く生み出される可能性があります。

複雑化する問題を前にしてチャレンジしようと思う気持ちが出てくることが必要です。
その気持ちを生み出す原動力は、同じ職場に集う仲間の信頼感から出てくると、私は考えています。

現代のコストダウンなどの改善活動の特色は、既に改善し尽くされた部分にさらに努力をすることを強いられることが多くなります。
取組まなければならないと頭で分かってはいるものの、気持ちの上では苦痛を伴ってしまうことがあります。
そのような時、仲間のために頑張ろう、一緒に頑張ろう、といった気持ちが支えになります。
そして、目的に到達したときの達成感は大きなものになります。


最初の課題に戻りますが、
忙しくて時間が無いと思われる状況においても、なんとか時間を作り出して部下とのコミュニケーションの場を作っていくことは、職場環境を良くすることのみならず、企業の利益創出にも密接に連動した重要な課題であると言えます。

2009年6月14日日曜日

道徳を忘れた経済は罪悪である。しかし経済を忘れた道徳は寝言である。

こんにちは。

今日は、いきなり意味深なタイトルを掲げました。
皆さん、誰が言ったのか、ご存知ですか?

よく学校などにある、背中に薪を背負って本を読んでいる像の方です。
二宮尊徳(二宮金次郎)さんです。

先日、二宮尊徳さんを研究されている方のお話しをお聞きして、新たに学びを得ました。
まず、私にとって衝撃を受けたのは、タイトルの内容です。

道徳と経済は、車の両輪のごとく機能していなければならないということです。

今のアメリカの金融危機に始まる世界不況は、まさにこの教えに逸脱した状況であると言えます。

百年以上も前に、日本には凄い考えの方がおられたんですね。
愛国心などあまり考えたことが無い私でも、自分が日本人であることに誇りを覚えます。

ところで道徳と経済のバランスをとることは、一企業の中にも当てはまる重要な課題です。

何のために存在している企業なのか、どんな方法で企業活動を推し進めるのか、です。
この観点は道徳側の見方になります。
この点がしっかりと確立できていない企業は、多々あります。

一方で、考え方ばかりがしっかりしているだけでも駄目なんですね。
両立、バランス、です。

私は、今こそ、バランスの取れた企業経営を再構築できる絶好の機会のような気がしています。
経営者のみならず、社員も危機感を持っている時期ですから。

道徳と経済の両立。

皆さん、頑張りましょう!

2009年6月13日土曜日

知らない怖さPART2

こんばんは。

昨日は「知らない怖さ」について書きましたが、本日はその続きです。
昨日は、生活面における観点でしたが、今日は会社における「知らない」について考えてみたいと思います。

私は自分自身の経験を踏まえて、以前から疑問に思っていたことがあります。

新入社員は、社会人としてスタートするに当たり、知らないことが多すぎるということです。

私は現在、社会人歴20年以上になりました。
自分自身が転職をしたり、営業マンや経営コンサルタントという立場で多くの企業に伺った経験から、社会人として必要な知識・技術といったことが見えてきました。

社会人として必要な知識・技術は、大学に例えると一般教養と専門過程に分けて考えることができます。

以下、私が考える必要な知識・技術です。

社会人の一般教養的なものとは、会社の仕組みと働き方を理解することです。
専門課程とは、会社ごとの固有技術であり、製造部門だと製品の作り方や、経理部門だと伝票処理方法といったようなことを指します。

専門課程については、会社に入ってから学ぶことでよいかもしれません。
しかし、一般教養の領域については、事前に知っておくことが重要だと思います。

ところで、
小学校では、国語・算数・理科・社会を学びました。
中学校では、そこに英語が追加されました。
高等学校では、それらがさらに細かく分化しました。
大学では、私の場合、工学部で土木技術を勉強しました。

さて、以下のことは、どこで学ぶ機会があったのでしょうか?

会社は、営業やサービス提供部門、管理部門等から構成されて仕事が分担されていること。
自社のサービスの原価や経費、利益はどのように捉えていけばよいのか。
そもそも会社とは、何のために存在するのか。

これらのことは知っておくべき項目のごく一部のことですが、私自身は働く過程でなんとなく時間とともに知るようになったという状況です。30代になってからです。

振り返れば20代の頃は、自分の与えられた仕事の意味などよく分からなくて気持ちがモヤモヤしていました。会社の中の仕組みもよく分からず、自分自身の仕事の範囲しか見えていませんでした。

できれば学生のうちにちゃんとした教育システムがあった上で基礎を勉強できれば、より充実した社会人生活がスタートできると思います。
未だに、会社への入社後に先輩との徒弟関係の中から学び取るというスタイルでは、固有技術についてはよいかもしれませんが、一般教養的な部分では時間のロスが大きいと思います。

しかし、現状は企業努力でカバーをしていくしかありません。

2009年6月12日金曜日

知らない怖さ

こんばんは。

知らない、ということがいかに怖いか、例を挙げて考えたいと思います。

今朝のラジオでの話題です。

最近は静かになりましたが、BSE(狂牛病)についてです。
アメリカからの牛肉輸入禁止が長らく続いていた頃があります。
まずは、その時の我々の気持ちを思い返してみましょう。

「アメリカの牛肉は怖い。日本国内産ならば安心だ。」だったと思います。ほんとんどの方々がです。

しかし、今日のラジオではびっくりすることが話題として取り上げられていました。

牛の屠場において、アメリカではピッシングという作業は禁止されていたが、日本では未だに継続されている現状があるということでした。(いよいよ日本でも全面禁止になるそうです。)

このピッシング、聞いたことがある方はどれくらいいるのでしょうか。

ピッシングとは、解体前の牛が跳ねないようにするため、脳や脊髄にワイヤーを通して神経系を破壊する作業だそうです。一番の目的は作業者の安全確保です。
目的を考えれば大変重要な作業なのですが、BSE感染の観点からすると、枝肉へ悪影響が及ぶ可能性がある行為ということです。

私もまったく知りませんでした。
国内産だから安心だという保証は、当時はあったわけではないのですね。

我々はマスコミをはじめニュースや新聞の情報源を信用できるものとしていますが、意外と完全ではない危険性があることに気づかされます。
もっと自己責任において、何が正しいのかを考える必要があるということです。
しかし、一個人の力で、正しい情報の選択をすることは現代ではひじょうに困難である感じがします。

どうすればよいのでしょうか。

情報発信側であるマスコミや一般人にとって有益な情報を持っている人が、積極的に情報発信をするしかないと思います。
また、情報発信側がどれくらいの正義感、正しい倫理観を持っているかが重要です。

情報過多の現代、正しい情報を得るためには、受けての情報収集力以上に情報発信側の価値観が問われています。

2009年6月11日木曜日

経営者モーニングセミナーにて

こんばんは。

木曜日の早朝は、私の所属する東京都町田市倫理法人会の経営者モーニングセミナーが開催されます。

本日はM社のF社長のご講話がありました。

私が感じた今日の重要キーワードは、「即行即止」です。

因みに、7アクトというものがあって、その中には「即行即止、間髪入れずに実行を」という内容があります。
毎週、唱和している自分ですが、改めて気づかされました。

経営者モーニングセミナーでは、経営者をはじめ多くの方々が体験に基づく示唆に富んだ貴重なお話をしていただきます。

その中で、良いと思ったことは自分自身でもやってみるということです。

以前、本で読んだことがあります。

始めるか始めないか、悩むことがある。結果が付いてくるかどうか、始める前には分からない。
しかし、始めていない段階では、上手くいく確率も失敗する確率も、いずれも50%である。
半分は成功する可能性がある。
よって、始めることが重要である。
始めてみて、もし状況が芳しくないことがあれば、その都度方向性を修正すればいい。
そんな進み方をしていれば、結果的には何事も上手くいくはずである。

まず、やってみる。

改めて、大切なことだと認識しました。

ところで、私の経営者モーニングセミナー用のノートが2冊目になりました。
大切な宝物です。

見返し、思い返しながら、良いところは実行していきたいと思います。

2009年6月10日水曜日

上手いスローガンの使い方

こんばんは。

ある企業の製造現場での5Sに関わる改善例を紹介します。

その職場の問題点のひとつとして、モノを置くときに縦横を揃えておくことが出来ない状況が多々ありました。
作業台が斜めに置かれていたり、机上の道具が斜めになっていたりという状態です。

課題は、ちゃんと縦横を揃えておくようにしましょう、という簡単なことなのですが、そのことを徹底するのに苦心していました。
現場の作業者に対して管理職から、ちゃんと置いてください、ということを繰り返し言うことも行っていましたが、時間に追われた多忙な状況において、どうしても二の次の状態になっていました。

ある時、製造課長からスローガンを決めようということで案が出されました。

「置く時、直角」、です。

シンプルで歯切れが良く、覚えやすい短文です。

そして、現場では大変興味深い使われ方がなされました。
問題のあるところに対して、「ちゃんと置き方を守りましょう」と言うのではなくて「置く時、直角」と、指差呼称をするだけです。
注意された側にとって反発心も起きず、素直に対処されていく状況が生まれていきました。

時間とともに、現場のモノの置き方のレベルは上がっていきました。

シンプルなスローガンと、注意を促すときの工夫の仕方には、参考になる点があります。

問題があったとしても、注意する側と注意される側という関係を生み出すのではなく、一緒に決めた目的に向かって一緒に頑張ろうというお互いが同じ方向を向いているスタンスのような感じがしますね。

5S活動は、技術的な課題というよりは、そうしようと思う意識改革のほうが重要な課題です。

どうやって当事者の意識を変えていくか?

その工夫が、求められます。

2009年6月9日火曜日

社員教育の現状

こんばんは。

本日は経営コンサルティング会社の経営者にお会いして、各企業の社員教育事情について、教えていただきました。

状況は企業によってかなり違いますが、全般的に教育の機会を少なくしていく傾向にあるそうです。
今の景気を鑑みれば、教育費用をコスト削減の対象としていくことは止む終えない状況があるのでしょう。

話しは逸れますが、先日お会いしたある方の会社では、年間の予算を決めるとき、一番最初に決めることは教育費だそうです。
そして、それ以外の予算項目に原資を割り振っていくのだそうです。
因みにこの会社は、社長が周りの社員から絶対的な信頼があるそうです。陰で悪口を言う人もまずいないそうです。
私自身、その会社の複数の方々にお会いしてお聞きしましたが、皆、そのように言われます。

素晴らしい風土ですね。

ところで、今の時期、取組むべき教育とは何なのでしょうか。

おそらく、厳しい経営状況を打開していける力を社員が付けることだと思います。
となると、社員教育については単にコストとして捉えるのではなく、やるべきことを絞り込んで実施することが望まれるような気がします。

昨日も書きましたが、今の厳しい環境を打開するには社員の力を結集することが有効です。
何とか社員のモチベーションを下げず、将来に夢を持ちながら頑張るぞと思える環境を作り出していければと思います。

そのような中、何といっても先立つものが必要かもしれませんが、上記のような思いが反映された内容の事業計画に融資の関係者が共感をしていただけると、景気回復もより早まるのかもしれません。

この時期に注目すべき課題のひとつとして、社員教育であると思いました。

2009年6月8日月曜日

ラジオでの賃金の話題を受けて

こんばんは。

最近は車で出張することが多く、道中はラジオを聴くことが多くなりました。
以前は電車利用が多く移動中はもっぱら読書が中心でした。
最近は情報源が読書からラジオに移行しつつあります。

夕方、最低賃金の話題がありました。
最低賃金から月収の目安を算出すると約12万円となり、この金額は年金生活よりも低いのだそうです。
そこで12万円でほんとうに生活が出来るのかどうかが話題になっていました。
ほとんどの方々の意見としては、家賃や保険・税金といった生活の固定費的な部分を支払うと、食費を捻出するのもままならないという内容でした。
また、土日も遊べず、モノを買うことが出来ないから経済を回すという観点からは悪循環の状態を生み出している状況だそうです。

ほんとうに厳しい世の中です。

企業経営者に対して、もっと賃金を上げるべきという意見や、一方の経営者側からの意見としては、お客様から値下げ要求があるため人件費を上げることが出来ず、苦しんでいるというお話がありました。

私は経営者の方々に接することが多いので、この経営者のお気持ちもよくわかります。
以下、私の意見です。

企業の立場からすると、現状では企業は先行投資は危険な面もあるので、着実に利益に結びつけることができる事業展開の方法をまずは考えなければなりません。
企業の安定があって初めて賃金を支給することが出来ます。

どうすればよいのかですが、今、いかに知恵を出すかが試されていると思います。
この知恵を出すということは、人間が得意とし、人間にしかできないことと言えます。
また、ベテランはベテランなりの、経験の浅い人は浅いなりに、誰もが素晴らしい知恵を出せる可能性があります。

不況だから売上を高めることは難しいと思ってしまっては、始まりません。
もう改善をし尽くしたから、社内の経費の改善は難しいと思ってしまっては、駄目です。

すると、人件費削減しか無いという発想に陥ってしまいます。
ほんとうにあらゆる策をやりつくしたかどうかです。

知恵出しは、一人よりも二人、二人よりも三人と、多ければ多いほど良い知恵が出てくることが期待できます。

これらの可能性を前提にして、
企業側が賃金を払うということではなく、
従業員側が企業側から賃金を貰うということではなく、

経営者も従業員も皆一緒に知恵を出して、自分たちの賃金を自分たちで生み出す考え方で行動することが課題であると考えます。

今までの「労使」という経営の価値観を変えていく必要があります。

今こそ、皆が本気で頑張れるときです。

今、力の出し方を身につけておけば、好景気の時にはさらに良い状況になり、
次の不景気のときにも、土台がしっかりした体制で、その状況に立ち向かうことが出来るでしょう。

全員で取組む知恵出しの具体策に関する私の意見は、別の機会に譲ります。

皆が、持ち場立場で主体的に頑張り、賃金を確保していくことが出来ればと思います。

2009年6月6日土曜日

ナンバーワン!オンリーワン!ファーストワン!

こんばんは。

本日は、有名ビール会社のY専務のお話をお伺いしました。

大変競争が激しい業界です。
ビール関連飲料の世界では、短期間でビール・発泡酒・第3のビール等の売上バランスが変化しています。
また、お客様のバランスがかつての酒屋さん主体からコンビニやDS・スーパー等に業態が変化することで営業のやり方を変えていく必要があったりと、大変な状況のようです。

そのような環境変化に対して重要なことは、変化への対応ということになります。
また、起こった変化へ対応していくこと以上に、変化の先取りが重要とのことです。

ナンバーワン!オンリーワン!ファーストワン!

Y専務がお話された中で、私には一番印象に残った言葉です。

一見、大会社で安定しているように見えるけれど、この点において一歩間違えればいつでも会社は無くなってしまう危険があるそうです。

全社員で、いかに危機感を共有して前に進むことができるか、今の企業の最重要課題ですね。


最後にY専務がおっしゃったお話しも印象的でした。


「売るのではない。お客様に買ってもらうのだ。」

「自社の給料をはじめとするコストの負担は、お客様がしてくれている。」


う~ん、自分の仕事に対する価値観がまた一歩成長できそうな予感です。


Y専務、ほんとうにありがとうございました。感謝。

2009年6月5日金曜日

相手の立場を理解することが重要

こんばんは。

本日は、営業コンサルタントのR社長のお話を伺いました。

営業現場での体験を深く分析した上で改善を加え、独自の営業スタイルを確立されています。

まず、自分が何のために働くのか?
それは家族のためだそうです。
R社長は、ほんとうにお子様や奥様のことを生き甲斐と思っていらっしゃいました。
そのことが仕事の原動力とのこと。

そして、営業のお話しですが、一番印象に残ったのは、
お客様のニーズを把握する視点を、お客様が店内にいる時間の範囲で考えるのではなくて、
お店に来る原因となっている過去の出来事や思いにまで踏み込んでニーズを把握するという部分でした。
説明は具体的でひじょうに分かりやすく、腹に落ちました。

R社長ご自身が小売の販売を経験された中から培ってきた方法ということで、説得力がありました。

自分が顧客の立場だと、店員にどう対応して欲しいのかを考えればよいということですね。
しかし分かっているようで、なかなか気づきにくい点でもあります。

また、言い換えると、相手の立場に立って物事を考えることが大切ということになると思います。

このことは、営業の仕事だけではなくて、全ての仕事、いや仕事だけではなくて誰かとコミュニケーションをとるときに必ず必要になってくる心構えだと思います。

ところで、お若いR社長が気づき実践されていることを思うと、自分の至らなさを少し恥ずかしく感じました。

R社長、ありがとうございました。

2009年6月4日木曜日

一斉清掃にて

こんばんは。

今朝は、私が所属している東京都町田市倫理法人会で年一回の一斉清掃があり、参加してきました。

私が所属したグループは、JR町田駅西側の境川沿いの道路清掃を担当しました。

掃除を開始して気づいたのですが、意外とゴミが少ないと思いました。
普段から誰かが清掃をされているのかもしれません。
偏見かもしれませんが、駅近隣であれば結構ゴミがあるのではと考えていました。

川面を見ると、さらに驚きました。
水が透き通っていて、なんと鯉が泳いでいました。
魚が泳げるということですから、間違いなく綺麗な水なのでしょう。

多くの方々の努力があって維持されているのだと思いますが、町田はなんといいところなのだろうと思いました。


この体験で気づきました。

私は駅近くの境川は汚れているものだと思っていました。
これは、意識して思っているということではなくて、事実を確認もせず勝手にレッテルを貼っていました。
見るまでもなく無意識の中で、勝手な価値観を構築していたのです。
また、頻繁にこの川を車で渡っていたのですが、よく見ていませんでした。

事実と違う価値観を疑いもなく、無意識に信じている自分がいることに気づきました。
大変恐ろしいことです。

私は経営コンサルという仕事に携わる身ですから、事実を正確に把握することが重要です。

難しい課題ですが、自分の価値観の築き方をもっと工夫しなければと思いました。

貴重な気づきのきっかけを、今日も与えていただきました。感謝。

2009年6月3日水曜日

難しい判断に立ち向かう経営者

こんばんは。

今日は、M社長のところに訪問してきました。

製造業ですが、新たな引合いに対して受注すべきかどうかという結論を出さなければならないという状況にありました。

今のような時期ですから、お客様からの要求価格は大変厳しい内容であり、今の仕事のやり方を続ければ利益確保は困難な状況です。
改善を加えて利益を出していく努力が前提になりますが、現段階で確実な見通しを持てているわけではありません。

一方で社内事業を鑑みれば、何とか売上を確保していかなければ多くの従業員の雇用を守ることができないという課題がありました。

経営者であれば何度も直面する難題ですが、皆さんであれば、どのような判断を下されますか?

正しい答えはありません。どう選択するか、どう腹を決めるかということでしかないかもしれません。

結論がまだ出たわけではありませんが、M社長はおそらく経営者として従業員の雇用を守りながら利益を出していく努力をするという方向を選択されると思っています。


私は、いつも従業員のことを優先されて考えていらっしゃるM社長のことを大変尊敬しています。

このような状況をみると、なんとかお力にならなければという気持ちになります。
本日は急遽、製造現場に入り、引合い製品の原価の再調査を行わせていただきました。

良い方向に向かっていただきたく思います。

2009年6月2日火曜日

早朝の気持ち良さ

おはようございます。

今朝は久しぶりに晴れました。
先ほど自転車で成瀬の森周辺を走ってきました。

成瀬の森とは、私が勝手に呼んでいる地域です。
住宅地ですが緑が多く、いつも鶯が鳴いているんですよ。
今日は緑が一段と香しく、また早朝は人がいないので、マイナスイオンと自然のエネルギーを独り占めという感じです。

ほんと、朝は気持ちがよいですね。

ところで、「気持ちがよい」という言葉から、先日お伺いしたK社長のお話を思い出してしまいました。

K社長はファッション関連やレストランを数十店以上展開されている実業家です。
私は仕事柄、多くの経営者の方々にお会いしますが、お会いした方々の本質を貫くキーワードを探すことが大好きです。
それを見つけたとき、学びの大きな充実感を得ます。

K社長は、自分の魂が揺さぶられる仕事をすることが大切とおっしゃっていました。
自分自身の気持ちがよい状態があって笑顔になり、そしてその揺れがお客様に伝わって共振する、そんな仕事のやり方ができれば自分もお客様もハッピーになれるということです。

分かりやすい例は、ミュージシャンのコンサートです。
ミュージシャンは舞台の上にいるものの、もしかすると観客に聞かせる以前に自分たちが楽しんでいるのかもしれません。そしてその状態に観客が共振します。一緒に手拍子や歌を歌います。

自分の魂の揺れとお客様の揺れが共振するというのは、最近の私の中でひじょうにヒットした言葉です。

「気持ち良さ」繋がりで、こんなことを考えていました。

今日の仕事はスタートの気分がいいこともあって、気持ち良く進むことでしょう。
誰かの魂を揺さぶることになれば、より幸せです。

2009年6月1日月曜日

音楽スタジオにて

こんにちは。

昨日は娘がバンドを組んでドラムをやるということで、練習のためスタジオに行ってきました。
私自身が学生の頃、ドラムをやっていたことがあるので教えてあげようということになりました。

ところで、ドラムが練習できるような場所といっても以外と無いんですね。

やっと見つけた音楽スクールで聞いてみると、本日は予約で一杯なので明日以降で予約を取った上で改めて来てほしいとのことでした。
せっかく来たのに残念だなあと思っていたところ、別の担当の方が近づいてきて、ちょっとお待ち下さいと言われた後にいろいろと調べていました。

そして、今から2時間程度であれば練習は可能とのことでした。

あれっ、担当者によって言うことがなぜ違うのだろうと不思議に思いました。
その後、ちゃんと練習が出来、私たちは満足しました。

最初に予約で一杯といった担当者も、ちゃんと対応してもらった印象を持っていました。
しかし、結果的には間違いがあり、スタジオは空いていました。

振り返ると、最初の担当者はスケジュール表等の資料を調べたりせず、即答で私たちに回答していたことが気になりました。
後の担当者はスケジュールを確認し、予約のシステム等について順序立てて丁寧に説明していただきました。

いったい何がこの違いを作っているのでしょうか。

また、後者の方は「ドラムをされているのですか。」と気さくな感じで話しかけてくれました。

そこで気づいたのです。

両者とも表面的な接客態度については良好なのですが、おそらくお客様に対する思いの持ち方が違ったのではないかと。

後の担当の方は私たちに対して何とかドラムを演奏していって欲しいという思いだったのではないかと、後になって思いました。
気さくに話しかけてくれた会話の裏側には、楽器の演奏は楽しいですよね、ぜひ楽しんでいって下さい、という思いが強くあったのだと思います。
そして、私たちの要望に応える解決策を見つけてくれたのです。

また、音楽スクールの売上(私が支払った利用料)は言うまでもなく、後の担当者が稼がれたことになります。

次回に行った時、私は間違いなくその担当者を探し、お礼の気持ちを伝えることでしょう。

小さな出来事でしたが、経営に通じる重要な課題が垣間見れました。

2009年5月31日日曜日

N社長の姿勢

おはようございます。

昨日は早朝、都内でN社長のお話を伺いました。
N社長は、自動車関連のお仕事をされていて、販売とその後のお客様のフォローをきめ細かく取組まれている大変個性的な事業を展開されています。

いちばん驚いたのは、お客様の数を絞り込んで、そのお客様のために24時間体制で車に関するフォローを、余計なお世話と言われるくらいやり抜くという姿勢です。

普通に考えると(普通かどうか分かりませんが)、お客様の数をどんどん増やして事業拡大することを考えてしまいますが、そうではないんですね。

車に関する便利屋というのがコンセプトだそうです。

N社長の明るく元気で頼りがいのあるお人柄に、私も引き込まれてしまいました。

でもこの考え方、実行に移すには大変エネルギーがいることだと思います。それを日々実践されているお姿には驚きました。
お忙しいというよりも楽しんでおられるとのことです。
この仕事が天職とおっしゃる言葉には言霊がありました。

N社長、ありがとうございました。

ところで、昨日の朝は4時起きで行って来ました。
土曜日ということもあり、出発前には行こうかどうしようかちょっと悩んでしまったのですが、頑張っていくことにしました。(笑)

でも、お話を伺えて、多くの学びを得ました。

これからも出会いを求めて行きたいと思います。

2009年5月30日土曜日

ブログ、始めます!

こんにちは。


経営コンサルタントのタカヒラです。


いよいよ始めます。


最近、多くの方々と出会い、様々なことに気づかせていただき、感謝感謝の毎日です。


自分の成長があるとすると、とても自分の力だけでは難しく、出会いの気づきから得るものが糧となっていることを実感する今日この頃です。


そのような気付きを書いていきます。